なぜ人は心の病になるのか? 脳科学がその「答え」に迫る!『「心の病」がみえる脳科学講義』刊行
株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、代表取締役社長:臼井かおる)は、書籍『「心の病」がみえる脳科学講義~精神疾患・発達障害を持つ人の頭の中で何が起きているのか』(順天堂大学主任教授 加藤 忠史/著)を2025年11月25日(火)に発売します。本書は、精神疾患や発達障害を持つ人の頭の中で何が起きているのかを、最前線の脳科学の知見から解き明かす1冊です。
池谷裕二氏絶賛!「心の病」の正体を、脳科学の最前線から解明

発達障害、うつ病、双極症、統合失調症、PTSD……
脳はどうやって病気をつくりだすのか?
本書は、精神科医であり脳科学者でもある著者が、最新の研究成果と臨床経験をもとに、精神疾患を「心の悩み」ではなく「脳の病気」として解説。
iPS細胞やAI、脳オルガノイドなど革新的技術の紹介から、遺伝と病気の関係、診断・治療の進化、そして人間の心の本質にまで迫ります。
著者の研究の出発点である「脳をすべて解き明かせば、心も理解できるのか?」という根源的な問いに対し、現時点でたどり着いた答えが示されている点も、本書の大きな読みどころです。
加えて、研究現場での試行錯誤や人間味ある裏話も多数収録されており、科学的でありながら温かみのある語りで、専門知識を持たない一般読者からも、理解と共感を誘う1冊となっています。
▼こんな人におすすめ
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脳科学やサイエンスに関心のある人
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医師やカウンセラーなど医療・心理の専門職や学生
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精神疾患を抱えるご本人やご家族
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「心の病の本質を知りたい」と願うすべての人
■書籍概要
『「心の病」がみえる脳科学講義~精神疾患・発達障害を持つ人の頭の中で何が起きているのか』
著者:加藤 忠史
発売日:2025年11月25日
定価:2,640円(本体2,400円+税10%)
仕様:四六・412ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798189420
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/27225
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798189421
■目次
第1講:精神疾患の脳科学(総論)――心が病気になるんじゃない。原因は脳にある
第2講:脳科学の基本と発達障害――脳が変化する時
第3講:精神科診断学と統合失調症――診断の光と影、自我の境界に迫る
第4講:うつ病にみる精神医学の課題――シナプスの変化と回復のしくみ
第5講:双極症からひもとく脳科学の研究戦略――基礎研究と臨床現場の懸け橋
第6講:不安スペクトラムにみる心理学と脳科学のアプローチの違い――心と脳をつなぐ試み
■著者プロフィール
加藤 忠史
順天堂大学医学部精神医学講座/大学院医学研究科精神・行動科学 主任教授
2021年まで理化学研究所精神疾患動態研究チーム チームリーダー
医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
国内外において精神疾患の研究を牽引している。
非常勤等に科学技術振興機構創発的研究支援事業プログラムオフィサーほか
受賞歴:日本医師会医学賞(2025)、World Federation of Societies of Biological
Psychiatry, Research Prize(2024)、アジア神経精神薬理学会Lundbeck Science
Award(2021)、国際双極症学会Mogens Schou 賞(2019)他
NHK Eテレ「チョイス@病気になったとき」出演、
NHKドラマ『Shrink』の医学監修等でも活躍
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