TIS、終日テレワークを主とする働き方「テレワーカー」や「勤務間インターバル制度」「スマートワーク手当」を新設
社員の健康に配慮し多様な働き方を可能にする環境づくりで『働きがいの高い会社』を目指す
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、上限日数がなく終日テレワークを主とする「テレワーカー」や、勤務終了から次の勤務開始までに一定の休息時間を確保する「勤務間インターバル制度」、社員の生産性向上と自己成長につなげるための「スマートワーク手当」など、社員の多様な働き方を支援する人事制度を2019年4月より開始したことを発表します。
TISでは、多様な社員一人ひとりの成長と会社の持続的な発展を実現する『働きがいの高い会社』を目指す方針を掲げ、テレワークやスーパーフレックスなどの「働き方改革」と、長時間労働対策や両立支援、ヘルスリテラシー向上などの「健康経営」に取り組んでいます。
<「テレワーカー」という働き方について>
TISでは、2008年より育児や介護を必要とする社員に対し在宅勤務制度を導入し、2011年の東日本大震災を契機に在宅勤務やテレワークのさらなる活用を進めてきました。2018年には社員の7割(約4,000名)がリモート接続機器を使用して自宅やサテライトオフィス、外出先からテレワークを行っており、総務省が実施している「テレワーク先駆者百選」に選定されました。
2019年4月より開始した新たな「テレワーク勤務制度」は、既存の在宅勤務制度とテレワークポリシーガイドラインを統合し、会社の指定したオフィス以外の場所での勤務を定めた制度です。社員のワークスタイルを、以下の3つに分類し、それぞれの勤務に沿った処遇としています。
新たに設定した「テレワーカー」は、テレワーク勤務の上限日数を設けずに、必要に応じてオフィスに出社するという勤務体系の社員です。2019年4月の施行から、20名の社員が「テレワーカー」として勤務しており、チーム全員(8名)が「テレワーカー」として働いている組織もあります。
テレワークを積極的に利用している現場では、ITツールや上司と部下の1on1ミーティングなどを活用した情報共有、質の高いコミュニケーション、業務遂行のやり方を見直すといった様々な工夫を行っています。
「テレワーカー」として働く社員からは、「通勤(時間や混雑などによる)に伴うストレスがなくなり気持ちに余裕ができるようになった」、「家族との時間や睡眠時間が増えた」、「メンバと意識的にコミュニケーションをとるようになった」といった前向きな意見が寄せられています。
<「勤務間インターバル制度」の導入について>
「勤務間インターバル制度」は、勤務の終業時刻から次の始業時刻の間に一定時間の休息を設定する制度です。2018 年6 月29 日に成立した「働き方改革関連法」に基づき「労働時間等設定改善法」が改正され、労働者の生活時間や睡眠時間を確保し、健康な生活を送るため、事業主の努力義務として規定され、2019年4月1日に施行されました。
TISでは、社員の健康に対する意識の向上と、十分な睡眠時間を確保するため、制度の本格導入を検討し、2018年度下期より制度の全社トライアルを実施しました。トライアルの結果、部門長や社員から「業務の障害対応や繁忙期は配慮が必要」「社員が自ら制度を理解して自己管理を行う必要がある」といった意見があがりました。これらの意見を踏まえ、2019年4月よりTISの実情に即した形で運用を開始しています。
インターバル時間は、睡眠不足が健康やパフォーマンスに及ぼす悪影響についての医学的な見解などを参考に、TISでは最低11時間※の休息をとることと定めています。
※11時間の内訳想定は、睡眠:7時間、通勤:2時間、帰宅後および起床後に家庭で過ごす時間:2時間。
<「スマートワーク手当」の新設について>
「スマートワーク手当」は、社員が生産性向上を意識しスマートに働くことで、自己研鑽の時間を増やし、さらなる成長につなげることを目的とした手当です。自律的に職務を遂行できる社員(役職者以外)が支給対象で、一律、コアタイムの無いフレックス勤務が適用されます。
TISでは時間外労働の削減に取り組んでおり、2018年度は係員平均法定時間外が月18.3時間まで削減しました。この実績を踏まえ、20時間分に相当する時間外手当の金額を「スマートワーク手当」として設定しています。
本制度により、社員が自律的に働き方を決めることができるよう環境整備を行うとともに、社員が意識的に取り組めるよう個人の業績評価項目にも「生産性向上」を設定しています。働く時間の長短を意識するのではなく、生み出した成果の量・質を重視する風土をこれまで以上に醸成していきたいと考えています。
■TISの『働きがいの高い会社』を目指すための施策について
TISでは、さまざまな施策を通して、『働きがいの高い会社』を目指しています。
1.「働き方改革」施策について
TISの「働き方改革」では、働く場所や時間など働く形態に様々な選択肢を増やし、個人のパフォーマンスが最大限に発揮される環境や体制を整えることで、仕事の成果の質・スピードの向上やオーバヘッドの削減を目指しています。さらに、社員が制度を使い、自らの意志や工夫で仕事の緩急、オン/オフをコントロールすることで、「働き方改革」に対する社員の自覚と自律を高めます。
2.「健康経営」施策について
TISでは、社員が心身ともに健康で安心して業務を遂行し、能力を最大限に発揮することが、会社の成長と社会貢献につながると考えおり、社員一人ひとりの人生の質を向上させることを目指し、「心身の健康」「働きがいの向上」「生活力の向上」を実現する健康経営を推進しています。社長をCHO(Chief Health Officer:最高健康責任者)とした体制でQOL(Quality of Life:人生の質)の充実に向けた施策を実施しています。
<参考>
TIS、『働きがいの高い会社』を目指す活動方針を公開
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_news/20180517_1.html
TIS、平成30年度「テレワーク先駆者百選」に選定
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_info/20181129_1.html
TISとインテックが「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」に認定
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_info/20190301_1.html
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
<「テレワーカー」という働き方について>
TISでは、2008年より育児や介護を必要とする社員に対し在宅勤務制度を導入し、2011年の東日本大震災を契機に在宅勤務やテレワークのさらなる活用を進めてきました。2018年には社員の7割(約4,000名)がリモート接続機器を使用して自宅やサテライトオフィス、外出先からテレワークを行っており、総務省が実施している「テレワーク先駆者百選」に選定されました。
2019年4月より開始した新たな「テレワーク勤務制度」は、既存の在宅勤務制度とテレワークポリシーガイドラインを統合し、会社の指定したオフィス以外の場所での勤務を定めた制度です。社員のワークスタイルを、以下の3つに分類し、それぞれの勤務に沿った処遇としています。
- 「オフィスワーカー」:会社が指定したオフィスで勤務する社員
- 「フレキシブルワーカー」:オフィス勤務と月10日までのテレワークで勤務する社員
- 「テレワーカー」:月間の上限日数を定めず主にテレワーク勤務する社員
新たに設定した「テレワーカー」は、テレワーク勤務の上限日数を設けずに、必要に応じてオフィスに出社するという勤務体系の社員です。2019年4月の施行から、20名の社員が「テレワーカー」として勤務しており、チーム全員(8名)が「テレワーカー」として働いている組織もあります。
テレワークを積極的に利用している現場では、ITツールや上司と部下の1on1ミーティングなどを活用した情報共有、質の高いコミュニケーション、業務遂行のやり方を見直すといった様々な工夫を行っています。
「テレワーカー」として働く社員からは、「通勤(時間や混雑などによる)に伴うストレスがなくなり気持ちに余裕ができるようになった」、「家族との時間や睡眠時間が増えた」、「メンバと意識的にコミュニケーションをとるようになった」といった前向きな意見が寄せられています。
<「勤務間インターバル制度」の導入について>
「勤務間インターバル制度」は、勤務の終業時刻から次の始業時刻の間に一定時間の休息を設定する制度です。2018 年6 月29 日に成立した「働き方改革関連法」に基づき「労働時間等設定改善法」が改正され、労働者の生活時間や睡眠時間を確保し、健康な生活を送るため、事業主の努力義務として規定され、2019年4月1日に施行されました。
TISでは、社員の健康に対する意識の向上と、十分な睡眠時間を確保するため、制度の本格導入を検討し、2018年度下期より制度の全社トライアルを実施しました。トライアルの結果、部門長や社員から「業務の障害対応や繁忙期は配慮が必要」「社員が自ら制度を理解して自己管理を行う必要がある」といった意見があがりました。これらの意見を踏まえ、2019年4月よりTISの実情に即した形で運用を開始しています。
インターバル時間は、睡眠不足が健康やパフォーマンスに及ぼす悪影響についての医学的な見解などを参考に、TISでは最低11時間※の休息をとることと定めています。
※11時間の内訳想定は、睡眠:7時間、通勤:2時間、帰宅後および起床後に家庭で過ごす時間:2時間。
<「スマートワーク手当」の新設について>
「スマートワーク手当」は、社員が生産性向上を意識しスマートに働くことで、自己研鑽の時間を増やし、さらなる成長につなげることを目的とした手当です。自律的に職務を遂行できる社員(役職者以外)が支給対象で、一律、コアタイムの無いフレックス勤務が適用されます。
TISでは時間外労働の削減に取り組んでおり、2018年度は係員平均法定時間外が月18.3時間まで削減しました。この実績を踏まえ、20時間分に相当する時間外手当の金額を「スマートワーク手当」として設定しています。
本制度により、社員が自律的に働き方を決めることができるよう環境整備を行うとともに、社員が意識的に取り組めるよう個人の業績評価項目にも「生産性向上」を設定しています。働く時間の長短を意識するのではなく、生み出した成果の量・質を重視する風土をこれまで以上に醸成していきたいと考えています。
■TISの『働きがいの高い会社』を目指すための施策について
TISでは、さまざまな施策を通して、『働きがいの高い会社』を目指しています。
1.「働き方改革」施策について
TISの「働き方改革」では、働く場所や時間など働く形態に様々な選択肢を増やし、個人のパフォーマンスが最大限に発揮される環境や体制を整えることで、仕事の成果の質・スピードの向上やオーバヘッドの削減を目指しています。さらに、社員が制度を使い、自らの意志や工夫で仕事の緩急、オン/オフをコントロールすることで、「働き方改革」に対する社員の自覚と自律を高めます。
2.「健康経営」施策について
TISでは、社員が心身ともに健康で安心して業務を遂行し、能力を最大限に発揮することが、会社の成長と社会貢献につながると考えおり、社員一人ひとりの人生の質を向上させることを目指し、「心身の健康」「働きがいの向上」「生活力の向上」を実現する健康経営を推進しています。社長をCHO(Chief Health Officer:最高健康責任者)とした体制でQOL(Quality of Life:人生の質)の充実に向けた施策を実施しています。
<参考>
TIS、『働きがいの高い会社』を目指す活動方針を公開
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_news/20180517_1.html
TIS、平成30年度「テレワーク先駆者百選」に選定
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_info/20181129_1.html
TISとインテックが「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」に認定
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_info/20190301_1.html
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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