野村グループのAI人材育成プログラム「AI Academy」を支援
~松尾研究所×リンクアンドモチベーショングループの専門性を融合~
株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)は、株式会社松尾研究所(以下、松尾研究所)および株式会社リンクアカデミー(以下、リンクアカデミー)と連携し、野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎)が野村グループの役職員を対象に実施するAI人材育成プログラム「AI Academy」の支援を開始したことをお知らせします。

背景
生成AIの急速な進化に伴い、多くの企業でAI活用の検討が進む一方で、AIを事業や業務変革につなげるための人材育成や組織変革が課題となっています。特に金融業界においては、高度な専門性や厳格なガバナンスが求められる中で、AI技術を適切に活用しながら業務変革を推進できる人材の育成が重要なテーマとなっています。
こうした背景のもと、当社は2025年9月に松尾研究所と相互協力に関する基本合意を締結し、AI技術と組織変革を融合した新たな価値創出を目指してまいりました。
このたび、その協業の具体的な取り組みとして、野村グループ全役職員を対象にAI人材育成プログラム「AI Academy」の支援を開始しました。松尾研究所の「AI知見」、当社の「組織変革ノウハウ」、リンクアカデミーの「伴走型の人材育成支援」を掛け合わせることで、AIを活用できる人材の育成から組織への定着までを一体的に支援します。
「AI Academy」の概要
「AI Academy」は、野村グループが同グループ役職員を対象に企画・実施する、AI人材育成プログラムです。当社、松尾研究所、リンクアカデミーは、研修コンテンツの開発・提供を通じて本プログラムを支援しています。松尾研究所が有するAI知見と、当社が組織変革支援で培ってきた態度変容のノウハウ、リンクアカデミーの伴走型の人材育成支援を融合し、AI活用を推進できる人材の育成に貢献しています。単なるAIリテラシーの習得にとどまらず、実際の業務課題や変革テーマを題材としながら、AI活用に対する意識醸成から実践、定着までを一貫して支援することで、AIを活用した業務変革や組織変革の実現を後押しします。
本プログラムでは、シニアリーダー向けの選抜制プログラムと、野村グループ全役職員を対象とした手挙げ制のオープンカリキュラムを展開し、対象者の役割やニーズに応じた学習機会を提供しています。
■プログラム実施期間:2026年5月~2027年3月
■提供プログラム数:14プログラム
■対象者:野村グループ全役職員
■階層別プログラム概要
・シニアリーダー向け
AI時代における意思決定や組織変革をテーマとしたプログラムを提供しています。AIリーダー向けには、AIを単なるツールとして捉えるのではなく、事業・組織・人材戦略にどのような変化をもたらすのかを理解し、自らが変革を推進するリーダーとして必要な視座と判断力を養う「AIリーダープログラム」を実施します。また、SMD向けには、AIの可能性と限界を体感し、業務への適用可能性や変革の方向性を議論することで、AI活用への実践的な理解と判断軸を養う「AIトップガンワークショップ」を実施します。
・AI推進者向け
AI推進者には、AI導入を構想段階で終わらせることなく、業務変革や成果創出につなげるための実践的なプログラムを提供しています。AI活用テーマの設定、業務プロセスの可視化、ROI設計、要件定義、定着化施策などを体系的に学びながら、自社における変革プロジェクトを推進する力を養います。
・技術者向け
技術者には、生成AIや大規模言語モデル(LLM)、小規模言語モデル(SLM)、LangChain、LlamaIndex、AIエージェントなどの最新技術をテーマとした講座を提供しています。単なる技術習得にとどまらず、AI技術の原理や限界を正しく理解し、実際の業務へ適用するための設計力・実装力の向上を目指します。
■受講者の声
「ニュースで断片的に聞いた内容などAIについて曖昧な知識について、体系的に整理して理解するのにとても役立つ内容でした」
「『精度が上がれば使える』『生成AIは人の知能と同じ』という思い込みや過度な期待をリセットするという目的を果たすことができました」
「AIで実現できる業務効率化と併せて、浮いた時間でどんな価値を生み出せるかをセットで考えていきたいと思った」
「AIの性能やツール選定よりも、導入先の業務プロセスを整えることが重要であること。実業務においては、うすうす感じていたことであったが、改めて松尾研究所の方に教えてもらったことにより、自信をもって業務プロセス改善から着手したいと思います」
「AIエージェントを実務で構築する身として、そのまま使えるような実践的な内容でためになりました」
野村グループ 人材開発部 担当者コメント
野村グループでは、これまでもDigital IQなどを通じてデジタル人材の育成に取り組んできました。その取り組みをさらに発展させる形で、本年4月に「AI Academy」を開講し、AIを活用して業務変革や新たな価値創出を実現できる人材育成プログラムを本格的に開始しました。
―AIを活用した変革を支えるのは、人材と組織の力―
AI活用を一部の専門部署に限定せず、役職員一人ひとりが正しく理解し、それぞれの業務で活用することが重要と考え、経営層から全役職員まで、各自の役割に応じた学習機会を提供しています。AIの基礎理解から業務課題の特定、実践、定着までを体系的に学び、生成AIを実際の業務に活用し、業務変革・組織変革につなげられる人材の育成を目指しています。
野村グループは今後も、「金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」というパーパスのもと、人とテクノロジーの融合による新たな価値創出を推進します。
松尾研究所 担当者コメント
AIを現場の業務に取り入れることは、多くの企業でできるようになってきました。いま難しいのは、それを事業の成果に結びつけることです。AIは驚くような働きを見せる一方で、意外なほどできないこともあります。
この両面を知り、業務のどこを押さえれば成果に効くのか、その急所を見極めることが、変革を率いる経営層と推進者に求められています。松尾研究所は、多くの企業との共同開発の現場でこの課題に向き合ってきました。
本プログラムには、その経験を技術だけでなく業務と事業の視点から込めています。本取り組みを通じて、AIが成果を生み、現場に喜ばれるところまで支援してまいります。
今後の展望
当社は、松尾研究所およびリンクアカデミーとの連携を通じて、AI活用を「導入」や「実証」にとどめることなく、「成果創出」や「組織変革」へとつなげる支援を強化してまいります。今後も、AI技術と組織変革の双方の知見を融合したソリューションの提供を通じて、企業のAX推進と持続的な競争力向上に貢献してまいります。
株式会社松尾研究所の概要
松尾研究所は、東京大学大学院工学系研究科の松尾・岩澤研究室とビジョンを共有し、大学・企業・スタートアップによる産学共創のエコシステムを実現することを目指して、2020年に設立されました。アカデミアから生み出される研究成果・技術の「開発・実装」を行い、AIの社会実装に取り組んでいます。
・代表取締役:川上 登福
・所在地:東京都文京区本郷4丁目1-4 10F
・設立:2020年2月
・事業内容:AIソリューションの開発事業、AI教育事業
リンクアンドモチベーションの概要
・代表取締役会長:小笹 芳央
・資本金:13億8,061万円
・証券コード:2170(東証プライム)
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業:2000年4月
・事業内容
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)
マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)
ベンチャー・インキュベーション
生成AIに関する講座・お問い合わせ先
株式会社リンクアカデミー
(総合受付)0120-878-888
(Email)hojin_info@link-academy.co.jp
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