AnyMind Group、店舗売上への波及効果をAI Agentが自律分析・最適化するOMO基盤「AnyAI OMO」提供開始
実売データ×AI Agent×卸売ネットワークで、可視化の先の「次のアクション」まで支援する次世代リテール基盤

AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、ブランド企業向けに、AI Agentがオンライン施策の実店舗売上への波及効果を自律的に分析し、次のアクションを提示・実行するOMOプラットフォーム「AnyAI OMO」の提供を開始します。
本プラットフォームは、当社のAI活用基盤「AnyAI」上に構築したAI Agentが、TikTokをはじめとするSNS・デジタル広告・オフライン販促など複数の施策データと主要小売チェーンの実売データを統合分析し、施策ごとのスピルオーバー効果*を可視化。さらに、可視化にとどまらず、AI Agentが次に取るべきアクションを自律的に提示・実行まで踏み込む、AI Nativeな伴走成長支援型のプラットフォームです。
グループ会社である株式会社サン・スマイル(代表取締役:田中徳也、以下「サン・スマイル」)が持つ卸売ネットワークを組み合わせることで、マーケティング施策の評価から売場改善・販路拡大まで一気通貫で支援します。
「AnyAI OMO」サイト:https://anyai.jp/ja/omo/
*スピルオーバー効果:オンライン広告やSNS施策が、ECだけではなく実店舗での購買行動に影響を与える波及効果。
■背景
TikTokをはじめとするSNSがマーケティングの主要チャネルとして定着する一方、TV・デジタル広告・店頭販促など複数施策を横断した効果測定は依然として大きな課題です。特に、オンライン施策が実店舗売上にもたらすスピルオーバー効果は、オンライン・オフラインのデータ分断により把握が困難な状況が続いています。
さらに、データを取得できても、分析結果を次の販促施策や売場改善にどう活かすべきかは担当者の経験や勘に依存していました。
こうした課題を解決するため、当社はオンライン施策と実店舗売上データを統合分析し、売場提案や販路拡大まで支援する「AnyAI OMO」の提供を開始しました。
■「AnyAI OMO」の概要
「AnyAI OMO」は、当社のAI活用プラットフォーム「AnyAI」を基盤に開発した、AI Agent搭載のOMOリテールプラットフォームです。
従来のダッシュボード型ツールが「データの可視化・提示」にとどまるのに対し、AnyAI OMOは、データをもとにAI Agentが自律的に分析・提案し、実行まで支援するAI Nativeな設計思想で構築しています。
またグループ会社、サン・スマイルが卸機能および販路拡大を担うことで、AIによる分析・提案から実流通支援までをBPaaSモデルでワンストップに提供します。

■主な機能
1. AI Agentによる自律的なアクション提示(Next Action AI)
AI Agentがデータを常時監視し、次に取るべきアクションを自律提案。SNSから店頭への波及経路特定、販促強化店舗の抽出、在庫切れ検知・補充提案などを自動化。担当者は分析負荷を減らし、意思決定と実行に集中。
2. OMOデータ統合分析(Spillover AI)
SNS・デジタル広告・オフライン販促などの施策データと小売実売データをMMM(マーケティング・ミックス・モデリング)で統合分析。 各施策のオフライン店舗売上へのスピルオーバー効果を定量化し、マーケティングROIを可視化。
3. チャネル・棚別・購買者インサイトのリアルタイム可視化
商品別の店舗・棚・チャネル売上に加え、インバウンドや年齢層などの購買者属性をリアルタイムに可視化。売上要因の特定とオフライン戦略への反映を支援。
4. AI AgentによるOMOマーケティング最適化
各施策とオフライン実売の相関を分析し、スピルオーバー効果を最大化するチャネル配分・投資配分をAI Agentが自動レコメンド。広告予算最適化から店舗別販促施策まで、データに基づく意思決定を支援。
5. 小売提案向けOMOレポーティングの自動生成
各施策のオフライン波及効果を示すデータレポートをAI Agentが自動生成。「どの店舗でどのSKUを推すべきか」を提示し、営業活動の属人化防止と営業生産性向上を支援。
6. BPaaSによる伴走成長支援
AI Agentによる分析・提案に加え、グループ会社サン・スマイルの卸機能・販路拡大支援・専門人材によるオペレーション支援を組み合わせ、「AI×人×流通」による包括的なリテール支援を実現。
7. メーカー・小売・顧客をつなぐOMO成長循環
施策データ・販売データ・購買行動データがAnyAI OMOを中核にリアルタイムで循環。メーカー・小売・顧客をつなぐデータドリブンなリテールエコシステムを構築。

今後は美容領域に加え、日用品など幅広い消費財領域へ展開を拡大予定です。さらにAI Agentの高度化を進めることで、広告予算の配分や在庫補充提案、販促施策設計までを自律的に支援することで、AIによる次世代リテール基盤を目指します。
■導入実績:Advanced Clinicals(アドバンスド クリニカルズ)
先行導入事例として、米国発のスキンケアブランド「Advanced Clinicals」において、日本市場で本プラットフォームを活用しています。
同ブランドでは、SNSプロモーションを含むオンライン施策の反響が、どの地域・どの店舗での売上につながっているかを把握しづらいという課題がありました。
「AnyAI OMO」の導入により、TikTok上での視聴数推移、ECチャネルでの出荷数、さらに実店舗向け卸への納品実績を時系列で比較分析しました。その結果、オンライン上での話題化が店頭での指名買いを生み、実店舗売上にも波及する傾向を確認。対象店舗の合算売上は前月比で約1.5倍に拡大しています。
さらに、AI Agentによる波及効果の自動検知とアクション提示により、SNS上での話題化を検知すると、売上が伸びている店舗をAIが即座に分析し、在庫確保や棚拡大に向けた提案を自動生成。リアルタイムで効果検証を行いながら、販売戦略の最適化を進めています。
「AnyAI OMO」サイト:https://anyai.jp/ja/omo/
■AnyMind Group株式会社 代表取締役CEO 十河宏輔 のコメント
SNSをはじめとする各マーケティング施策のオフラインへのスピルオーバー効果が見えないという課題は、OMO時代のマーケティングにおける本質的な問題です。しかし、私たちが本当に解決したいのは、その先にある『データが見えても、次のアクションがわからない』という課題です。AnyAI OMOは、AI Agentがデータを常時監視し、変化を検知し、次のアクションを自律的に提示する――可視化のその先、『実行』まで踏み込むAI Nativeなプラットフォームです。オフライン流通に精通するサン・スマイルをグループに持つ当社だからこそ実現できるソリューションであり、メーカーが真の意味でオンラインとオフラインを統合したマーケティング戦略を実行できるよう支援してまいります。
◾️データ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」
AnyMind Groupが事業を通じて蓄積した知見やデータを、各企業独自データと組み合わせてカスタマイズした最適なかたちで提供するカスタマイズ型AIソリューション。LLMや生成AIをはじめとした最先端技術を活用し、データの集積・可視化・インサイト導出・画像/動画生成といったさまざまな機能を提供し、経営・マーケティング活動のあらゆるシーンで効率化から高度化まで、AI活用によるビジネスの成長を実現します。
URL:https://anyai.jp/

■AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。ソーシャルマーケティングやソーシャルコマースを起点に、ECからオフライン流通までを横断するBPaaS(Business Process as a Service)モデルを通じて、データとオペレーションを一体的に提供し、ブランド企業の事業成長を支援しています。東証グロース上場(証券コード:5027)
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