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株式会社シーエムシー・リサーチ
会社概要

​【新刊案内】触媒からみる二酸化炭素削減対策2020~ 動き始めた二酸化炭素利用 ~ 室井 髙城 著 発行:(株)シーエムシー・リサーチ

CMCリサーチ

材料科学や化学、半導体関連の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、https://cmcre.com/)では、このたび「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」と題する書籍を2020年3月16日に発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、90,000円+消費税(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット100,000円 + 消費税(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/57523/
【新刊案内】触媒からみる二酸化炭素削減対策2020
   ~ 動き始めた二酸化炭素利用 ~
Strategy of Carbon Dioxide Reduction on Catalysts 2020

◎刊行に当たって

地球温暖化は我々が予測しているよりも急速に進みつつある。2018年韓国の仁川で開催された国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会では世界の平均気温は産業革命前に比べて2030年代には1.5℃上昇に達してしまう恐れがあることが指摘された。2015年のCOP21(パリ協定)では、世界のほとんどの国が集まり、すべての締約国は、地球の温度上昇を産業革命前から2℃上昇より下方に抑え(2℃目標)、さらに1.5℃上昇まで抑えるよう努力することに合意し、日本は、CO2の排出量を2030年には2013年比26.0%減にする中期目標を掲げ、さらに日本を含む世界の主要排出国は、長期目標として2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指すことに合意している。しかし、これでは温暖化を抑制できない。2050年には、温暖化排出ガスをほとんどゼロにしなければならない。欧州は既に2050年ゼロの目標を打ち出している。2019年ドイツや英国では再生可能エネルギーの割合が化石資源エネルギーを越えた。日本は欧州に比べ温暖化対策が大きく遅れを取っているように思える。石炭火力発電から排出される二酸化炭素を削減するのに再生可能エネルギーの電力や水素を用いるのはナンセンスである。一時期騒がれていたバイオマス利用も資源量に限りがあることと自然破壊につながり、最終的にCO2を排出してしまうことが問題となっている。CCSは、地質学的に日本での実施は困難である。海外でもCCSによるCO2削減は問題視されつつある。EORも石油増産の意味はあるが生産される石油はCO2に変換されるので抜本的なCO2削減には繋がらない。このような状況の中で実際的で最も可能な解決策は、まずCO2の排出量の少ないメタンを利用することである。メタンは米国のシェールガスだけでなく世界的に埋蔵されている。そして、次には、再生可能エネルギーの社会を目指さし、実現することである。欧州はCO2と再エネ水素からメタンを合成しメタングリッドを用いてメタン社会を実現しようとしている。また、空気中のCO2と再生可能エネルギーからの水素で液体燃料(e-fuel)を製造する研究を始めている。中国は石炭から天然ガスそして再生可能エネルギーによりメタノールを製造し将来のメタノール社会の実現を進めているようである。水素社会は理想であるが水素は輸送や移動にコストが掛かりすぎる。廃プラスチックのケミカルリサイクルもCO2削減にとって重要な技術である。我が国は総花的な技術を展開するのではなく2030年から2050年につながる抜本的な技術を絞り込む時期に入っている。日本は世界で最も再生可能エネルギーを必要としている国でエネルギーの国産化を最も切望している国なはずである。現状の工業触媒技術の観点から実現可能な最新の技術開発動向をまとめた。
                                                                                                                       室井髙城

■ 発 刊:2020年3月16日
■ 著 者:室井 髙城
■ 定 価:本体価格 90,000円 + 消費税
   本体 + CD セット 100,000円 + 消費税
■ 体 裁:A4判・並製・301頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
 ISBN 978-4-904482-73-5

☆ 詳細とご購入はこちらから↓詳細な目次をご覧ください!
    https://cmcre.com/archives/57523/

★ ご好評の2019年1月発行「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2019」を全面見直し、情報更新・大幅加筆!
★ 二酸化炭素削減対策の視点より、メタン、CO2、水素戦略などを提案!
★ CO2回収技術、工業的利用技術などを広範に紹介・解説!更新・加筆!
★バイオマスや廃プラ・都市ごみ関連の技術に関しても大幅加筆!

☆目次の詳細とお申し込みはこちらから↓
     https://cmcre.com/archives/57523/


【本書の構成および目次概要】
第Ⅰ編 エネルギー・化学原料戦略
 第1章 エネルギー資源原料の変化
 第2章 シェールガス革命

第Ⅱ編 メタン戦略
 第1章 メタンの利用
 第2章 メタンから燃料と化学品の製造
 第3章 メタンからメタノールの直接合成
 第4章 膜分離技術

第Ⅲ編 合成ガス戦略
 第1章 合成ガス
 第2章 GTL
 第3章 合成ガスから化学品の合成

第Ⅳ編 メタノール戦略
 第1章 メタノールの製造
 第2章 メタノールの利用

第Ⅴ編 二酸化炭素戦略
 第1章 CO2削減動向
 第2章 CO2回収
 第3章 CCSの現状
 第4章 CO2から合成ガスの製造
 第5章 CO2のメタン化
 第6章 CO2からメタノールの合成
 第7章 CO2を用いた燃料の合成
 第8章 CO2から化学品の製造
 第9章 電解及び光触媒によるCO2の還元
 第10章 古細菌又は微細藻類によるCO2の資源化
 第11章 CO2を用いたポリマーの合成

第Ⅵ編 水素戦略
 第1章 水素の製造
 第2章 水素の貯蔵・輸送

第Ⅶ編 バイオマス戦略
 第1章 燃料製造
 第2章 化学品・ポリマー製造

第Ⅷ編 廃プラスチック・都市ごみ戦略
 第1章 廃プラスチックのケミカルリサイクル
 第2章 都市ごみガス化炉ガスから化学品と燃料の合成


☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
      https://cmcre.com/archives/57523/

◎関連書籍のご案内
 (1) 廃プラスチック問題の現状および解決のための最新技術と展望
   ~ 循環経済(Circular Economy)に向けて ~
   https://cmcre.com/archives/57629/
 ・プラスチックリサイクルの全容およびマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、 
    エネルギー回収の技術体系を各分野の専門家が詳説!

(2)日本の機能性包材とグローバルブランドの環境対応包材の動向
 ~ 二酸化炭素排出抑制か、内容物ロス低減・賞味期限延長か ~
 https://cmcre.com/archives/56787/
 ・ 日本と世界のグローバルブランドの「地球環境保護に対するスタンス」、
 「環境対応パッケージについての考え方と指針」を分析!

(3)エンジニアリングプラスチックス総覧 2020 
 -新規材料開発・用途開発および市場動向-
 https://cmcre.com/archives/56279/
 ・ 最近の5年間の材料開発と用途開発を幅広く詳細にウォッチ、エンプラ市場を分析ししたレポート!! 

(4)プラスチック最新業界レポート2020
 ~ マイクロプラスチック・廃プラスチック・バイオプラスチックを探る ~
 https://cmcre.com/archives/52924/
 ・ マイクロプラスチック問題、及びバイオプラスチック製品に取り組む各業界を紹介!

(5)世界のレトルトフィルム・レトルトパウチ市場の実態と展望
 国別・用途別市場分析と2025年までの展望
 https://cmcre.com/archives/43049/
 ・日本を中心としたアジア諸国、ヨーロッパ、北米・中南米まで世界の市場を分析!

☆弊社発行書籍の一覧はこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

◎関連セミナーのご案内
(1)廃プラスチック問題の現状と解決のための最新技術
  ~ 二酸化炭素排出抑制か、内容物ロス低減・賞味期限延長か ~
  開催日時:2020年4月17日(金)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/55642/

(2)商品開発の現場で使える! 感性・官能評価用アンケート設計と 物性値への落とし込み
  開催日時:2020年4月22日(水)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/56236/

(3)泡の発生メカニズムとその評価および消泡・脱泡技術
  開催日時:2020年4月23日(木)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/54699/

(4)海洋マイクロプラスチック汚染問題と生分解性プラスチックの世界的な動向
  開催日時:2020年5月19日(火)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/54582/

(5)紙材料科学の基礎 ~ 省プラ化・紙復権に向けて ~
  開催日時:2020年5月27日(水)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/57323/

☆開催予定のセミナー一覧はこちらから!↓
 https://cmcre.com/archives/category/seminar/seminar_cmc_f/


 

 

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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-7 東和錦町ビル3階
電話番号
03-3293-7053
代表者名
初田 竜也
上場
未上場
資本金
-
設立
1984年04月
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