【 神奈川県 BAK × eiicon 共創事例 】スタジアムの廃棄物削減に向けたリユース容器の地域循環システム実証事業を開始。 2024年11月30日(土)レモンガススタジアム平塚より。
神奈川県「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK) 」今年度「BAK2024」採択のカマンと湘南ベルマーレによる取組み。年間継続で廃棄物削減2t以上、CO2削減効果10tを目指します。
日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームAUBA(アウバ、以下 AUBA)を運営する株式会社eiicon(本社所在地:東京都文京区後楽、代表取締役社長:中村亜由子、以下 eiicon)は、神奈川県が主催する大企業とベンチャー企業によるオープンイノベーション促進のためのプログラム「BAK2024(以下 本プログラム)」において、脱炭素推進に資する「脱炭素推進枠」として採択されたプロジェクトのひとつである 株式会社カマン(本社所在地:神奈川県鎌倉市大町、代表取締役:善積真吾、以下 カマン)と、株式会社湘南ベルマーレ(本社所在地:神奈川県平塚市中堂、代表取締役社長:坂本紘司、以下 湘南ベルマーレ)による実証事業を2024年11月30日(土)より開始することをお知らせします。
eiiconは、神奈川県より、令和3年より4期連続となる今年度「BAK」運用業務を受託。神奈川県内企業の共創による新たなプロジェクトの実現、早期の事業化に向け、企画・設計・運用からPR戦略まで、本プログラムの運営全般を強力にサポートしております。
取組の概要
連携企業 |
株式会社カマン(ベンチャー企業)、株式会社湘南ベルマーレ |
実証事業名 |
リユース容器を活用した廃棄物ゼロスタジアムの実現 ~持続可能な仕組みづくりに向けて~ |
実証に至る経緯 |
株式会社カマンは、リユース容器のシェアリングサービス「Megloo(メグルー)」を開発し、リユース容器を地域の店舗間でシェアすることで、飲食店やキッチンカー等における使い捨て容器の廃棄削減に取り組んでいます。 これまでの取組の中で、容器の返却率や運用の手間が課題となっていましたが、RFID※を用いて、容器の返却状況等をリアルタイムで把握し、効率的な容器の管理を実現するシステムを開発しました。 そこで、株式会社湘南ベルマーレと連携し、同社が主催するJ リーグの試合で、開発したシステムの効果を検証する実証事業を行います。 ※RFID:タグに記録された情報を無線通信で読み書きできる自動認識システム |
実証概要 |
スタジアムの売店等で販売する飲食物の容器に貼り付けたRFIDを活用して、容器返却ボックスでの回収、ゴミ箱への廃棄、スタジアム外への持ち出し等のデータを取得し、使い捨て容器の廃棄量削減とリユース容器の回収率の向上にどの程度繋がるかを分析します。 また、観客が楽しみながら参加できるよう、返却ボックスのうちの1か所は投票型ボックスとし、予め提示する設問に対して、回答の投入口を選択して返却してもらうことで、容器回収を促進します。 さらに、容器の回収から運搬、洗浄、保管まで、湘南ベルマーレのホームタウン内で完結させることで、運送などリユース容器の使用に係るコストや輸送時のCO2排出量がどれくらい削減されるか等を検証し、持続可能なシステムを目指します。 |
実証詳細 |
2024年11月30日(土)14時キックオフ 明治安田J1リーグ第37節 湘南ベルマーレ 対 横浜F・マリノス 会場:レモンガススタジアム平塚(平塚市大原1-1) ※本実証は、同試合で開催する「ベルマーレecoデー powered by Rice Resin」取組の一環として実施されます。 ※当日、スタジアム内外で出店する飲食店・キッチンカー等全36店舗でリユース容器を使用したメニューを販売します。 |
想定される効果 |
今回の実証では、試合当日に5,000個の使い捨て容器の削減を目指し、これにより100kg以上の廃棄物削減及び0.5tのCO2削減効果を見込んでいます。 さらに、年間を通じてこの取組を継続することで、2t以上の廃棄物削減及び10tのCO2削減効果を見込んでいます。 |
今後の展開 |
将来的には、全国のJリーグの試合や、サッカー以外のスポーツ・スポーツ以外のイベントにも展開し、使い捨て容器の削減によるCO2排出量の削減と持続可能なリユースの仕組みづくりを目指します。 |
<本実証事業に関するご取材お問い合わせ>
株式会社湘南ベルマーレ 担当:ブランド&メディア部 広報 遠藤
電話番号:0463-25-1211 sachie(@)mf.scn-net.ne.jp
※「(@)」を「@」に変換ください。
※試合自体の取材を希望される場合 別途登録が必要になります。お申込みの際にお問い合わせください。
株式会社カマン https://kaman.co.jp/
本社所在地:神奈川県鎌倉市大町1-1-14
設立:2020年11月
代表者:代表取締役 善積真吾
事業内容:
地域共通のリユース容器を地域の飲食店でシェアすることで、テイクアウト時の使い捨て容器を削減するサービス「Megloo(メグルー)」の企画・開発・運営
株式会社湘南ベルマーレ https://www.bellmare.co.jp/
本社所在地:神奈川県平塚市中堂18-8 E棟3階
設立:1999年12月8日
代表者:代表取締役社長 坂本紘司
事業内容:
サッカークラブの運営 サッカー選手、指導員の育成 サッカー試合の開催、運営
サッカー競技場等スポーツ施設の保有・運営・管理 プロサッカー選手のマネジメント業務
スポーツに関するイベント企画・運営・管理他 広告・宣伝業 前各号に付帯する一切の業務
神奈川県 × eiicon「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK) 」では、その他のプロジェクトについても、実証事業の推進や、事業化を目指した支援を継続実施しています。
本実証事業を含む今年度採択の17プロジェクトの概要は、以下プレスリリースを参照ください。
【採択結果発表】「BAK2024」
脱炭素推進などを含む、ベンチャー企業×大企業等が連携して取り組む17のプロジェクトを採択!採択プロジェクト毎に開発実証500万円(内、脱炭素推進枠5プロジェクトには750万円)を県が支援。コンサルタントの伴走、開発や実証実施、広報活動を継続実施し、事業化を目指します。(2024年10月15日)
■「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」について https://bak.eiicon.net/
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトを創出するとともに、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営する取組。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組むことを希望する企業を随時募集中です(参加企業654社:2024年5月時点)。
オープンイノベーションプログラム“ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)”(神奈川県HP)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
eiiconは、今年度「BAK」運用業務を令和3年度より4年連続で受託。今年度も、神奈川県内企業の共創による新たなプロジェクトの実現、早期の事業化に向け、企画・設計・運用からPR戦略まで、本プログラムの運営全般を強力にサポートしております。
現在BAKでは、オープンイノベーション促進のためのプログラム「BAK PARTNERS CONNECT 2024」にて、神奈川県に拠点を持つ企業との共創に繋がる機会を提供。神奈川県や事務局(eiicon)がプロジェクトの実現をサポートしています。
「BAK PARTNERS CONNECT 2024」参画企業
株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)、株式会社NTTドコモ、江ノ島電鉄株式会社、株式会社小田急SCディベロップメント、株式会社小田急百貨店、京セラ株式会社、京浜急行電鉄株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社、株式会社JTB、東急株式会社、日揮グローバル株式会社、日本ゼトック株式会社、日本電気株式会社(NEC)、箱根DMO(一般財団法人 箱根町観光協会)、富士工業株式会社、株式会社フジタ、ボッシュ株式会社、株式会社マクニカ、株式会社 明治、森永乳業株式会社、横浜農業協同組合(JA横浜)、株式会社良品計画、株式会社テレビ東京コミュニケーションズ/株式会社横浜銀行/横浜振興株式会社
(社名団体名 50音順 2024年10月現在)
採択後は神奈川県、事務局を中心にした支援のもと、プロジェクトの実現を目指します。
■eiicon 会社概要 https://corp.eiicon.net/
会社名:株式会社eiicon
本社所在地:東京都文京区後楽2-2-23 住友不動産飯田橋ビル2号館 3F
代表者:代表取締役社長 中村 亜由子
設立日:2023年4月3日
事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、新規事業創出支援コンサルティング、イベント企画・運営、ソーシングサービスなど
株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームとオープンイノベーションに特化したハンズオンコンサルティングで、企業の事業フェーズに合わせた事業創出支援とOIの支援にて事業化をサポートしています。
オープンイノベーションとは
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。
eiiconが展開するサービス
日本最大級オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」
累計登録社数32,000社を越えた日本最大級のオープンイノベーションに特化したWEBプラットフォーム。事業創出≒非連続な成長・事業存続を実現させる仕組みをALL IN ONEで提供。AUBAは、意図的にイノベーションを創出するためのサービス。
完全伴走支援サービス「AUBA Enterprise」
社内新規事業・オープンイノベーションプロジェクト含め、弊社の事業創出支援経験豊富なコンサルタントが企業ごとのお悩み・ニーズに応じフルカスタマイズで支援を設計。事業戦略の支援から実際のパートナー共創にむけた具体的な出会いの場の創出・チームアップ支援、新規事業創出支援まで企業のフェーズに合わせた支援にて事業化をサポート。
https://corp.eiicon.net/service/enterprise
事業を活性化するメディア「TOMORUBA」
事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信。
主な受賞歴
2022年12月、革新的で優れたサービスとして「第4回 日本サービス大賞」優秀賞を受賞。
https://service-award.jp/result04.html
2023年2月、アクセラレーションプログラムを通じた全国のスポーツチーム/団体とパートナー企業とのマッチング・共創創出など一連のオープンイノベーションへの取組により「第5回 日本オープンイノベーション大賞」スポーツ庁長官賞を受賞。
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20230120oip.html
※掲載の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- スポーツ環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード