あて方の工夫では難しいモレ※1を低減し、介護職員の業務負担軽減へ!『アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』発売
逆戻りを90%以上低減※2、立体ギャザーを柔軟化し、さらに肌にやさしく
衛生用紙製品No.1ブランド※3の「エリエール」を展開する大王製紙株式会社(本社:東京都千代田区)は、スキントラブル発生リスク軽減を目指し、表面シートの逆戻りと立体ギャザーの摩擦を低減した産学連携商品であるパッドタイプの大人用紙おむつ『アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』を2025年3月21日(金)から全国の病院・介護施設等向けにリニューアル発売します。


■発売の狙い
国内における介護人材は2026年には25万人、2040年には57万人不足することが見込まれ、今後介護職員の業務負担軽減が課題となっています※4。
当社が全国の病院・介護施設職員を対象に実施した調査※5によると、紙おむつで困っている事項について、1位「モレ(25%)」、2位「スキントラブル(20%)」であることが分かりました。また、病院・介護施設では、平均7割以上の施設がパッドを複数枚重ねて使用しており※6、その理由の79.6%がモレ防止となっています※7。しかし、本来の使用方法とは異なる重ね使いをすることで、逆に約5割が「モレが発生する」、約4割が「スキントラブル発生リスクとなっている」ことが明らかになりました※7。
そこでこのたび、パッドのあて方の工夫では難しいモレも低減する「ダブル立体ギャザー」「拡散ポケット」の仕様はそのままに、肌にあたる表面シートの逆戻りと立体ギャザーの摩擦を低減させ、さらに肌にやさしくなった『アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』をリニューアル発売します。
また、6月には、共同研究者である鳥取大学医学部附属病院形成外科の陶山助教らによるWEBセミナーを実施。「必見!今日から活かせる『介護の快護化』に向けたあて方の工夫では難しいモレの改善!」をテーマに、病院・施設に勤務する職員の皆さまが介護の現場ですぐに活用できる排泄ケアなどについてご説明いたします。
これからも「アテント」では、介護する人・うける人、それを支えるご家族まで、“安心”で“快適”に“自己実現”できる「介護の快護化®」※8に向けた排泄ケアを目指してまいります。
※1:男性特有のモレ、男女共通の側臥位、拘縮、座位でのモレ
※2:当社調べ(n=3)、2回目注入後(300mL)の逆戻り量、リニューアル前を100としたとき
※3:インテージSRI+ ティシュー市場、トイレットペーパー市場、キッチンペーパー市場、ペーパータオル市場の合算(2023度メーカー別売上金額)
※4:厚生労働省:第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について
https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001274765.pdf
※5:当社調べ紙・WEB合算調査(2024年9月実施、n=162病院介護施設)
※6:当社調べWEB調査(2024年12月~2025年1月実施、n=133病院介護施設)
※7:当社調べWEB調査(2024年12月~2025年1月実施、n=104病院介護施設)
※8:商標登録番号第6600998号
■商品について
『アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』は、「ダブル立体ギャザー」が排尿をキャッチしてモレをブロックし、「拡散ポケット」が股間部の尿をすばやく拡散しあふれモレを防ぐ紙おむつ用尿とりパッドです。男女それぞれ1通りであて方を統一できるため、職員の方々の業務負担を軽減します。「拘縮(こうしゅく)や痩せ型の方のモレがなくなった」「全員に1枚あてを行うことができるようになった」と、モレ対策の尿とりパッドとして好評をいただいております。
今回のリニューアルでは、肌にあたる表面シートの素材を見直し、従来品と比較して逆戻りを90%以上低減。立体ギャザーも柔軟化し、摩擦をさらに低減して肌にやさしい仕様になりました。
― 『アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』 商品概要 ―
【商 品 名】アテント Sケア 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ 34枚 業務用
【発 売 日】2025年3月21日(金)から全国の病院・介護施設等向けに発売
【商品内容】1商品/オープン価格
34枚入/パッドサイズ:幅30cm×長さ56cm
【公式HP】https://www.elleair.jp/product/detail/attento-biz_20_0023
【お問い合わせ】エリエールお客様相談室 フリーダイヤル:0120-205205(土日祝日を除く)
MAIL:https://www.elleair.jp/inquiry/rules
― 商品特長 ―
■表面シートの逆戻りを改善
・肌にあたる表面シートの素材を変更し、逆戻りを低減しました。
・逆戻り量の比較
現行品:100 リニューアル品:8.4(小数点第二位以下切り捨て)

■立体ギャザーを柔軟化
・肌にあたるギャザー部分を柔軟化することで、摩擦をさらに低減しました。
・立体ギャザーの滑らかさ比較(数値の小さい方が滑らか)※9
現行品:100 リニューアル品:91
※9:当社調べ(n=5) 動摩擦係数の標準偏差 現行品を100とした場合

■独自形状でモレをブロック
・「ダブル立体ギャザー」で排尿をキャッチしてモレをブロック。
・「拡散ポケット」が股間部の吸収スペースを確保し、尿を素早く拡散してあふれモレを防ぎます。
・あて方の工夫では難しいモレがある方でも排尿口付近の圧が分散されるのでモレ低減。

■男女それぞれ1通りであて方を統一しやすい
・あらゆる体型やモレ方のくせにも、基本的に男女それぞれ1通りのあて方で対応可能。
・パッドのあて方を統一しやすく、周知もしやすいため、職員の方々の負担も軽減します。

―「必見!今日から活かせる『介護の快護化』に向けたあて方の工夫では難しいモレの改善!」WEBセミナー概要―
病院・介護施設等にお勤めの方を対象に、高齢者の方のおむつのモレ軽減・スキントラブル発生リスクについて、鳥取大学医学部附属病院形成外科の陶山助教らに講義いただくWEBセミナーを無料開催します。
【日時】2025年6月24日(火)、26日(木)、28日(土) 各回13:30〜14:30
【対象】病院・介護施設等にお勤めの職員
【参加費】参加無料
【内容】
講演① おむつ使用者のモレの現状とメカニズム解明からみたモレ改善のポイント
陶山 淑子先生(鳥取大学医学部附属病院 形成外科 助教 医学博士)
講演②病院でのモレ削減とスキントラブル予防の取り組み事例
藤井 香織先生(鳥取大学医学部附属病院 皮膚・排泄ケア特定認定看護師)
講演③おむつの選択・ケアの見直しの取り組み事例
間瀬 直子先生(医療法人徳洲会 武蔵野徳洲会病院 皮膚・排泄ケア認定看護師)
【形式】Zoom配信
【申し込み方法】専用URL(https://www.elleair.jp/c/nk3w)から2025年6月13日(金)までにお申し込みください。申し込み完了後、詳細がメールで届きます。申し込みいただいた方には、セミナー前日にリマインドメールが送付されます。当日配信時間になりましたら「視聴用URL」からアクセスしてご参加ください。
【主催】大王製紙株式会社
【お問い合わせ】https://www.elleair.jp/enquete/index/attentoseminar-inquiry
※セミナーの内容は変更になる可能があります。
【講師 プロフィール】
陶山 淑子先生(鳥取大学医学部附属病院 形成外科 助教 医学博士)

鳥取大学医学部医学科卒業後、名古屋大学附属病院研修医を経て鳥取大学医学部附属病院形成外科に入職し現職。
資格は形成外科専門医、形成外科領域指導医、創傷外科専門医、再生医療認定医、皮膚腫瘍外科分野指導医、乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師、乳房増大用エキスパンダー/インプラント実施医師、難病指定医等。
褥瘡(じょくそう)等のなおりにくいキズや眼瞼形成など形成外科全般、乳房再建などの再建外科を行っている。
藤井 香織先生(鳥取大学医学部附属病院 皮膚・排泄ケア特定認定看護師)

1999年 鳥取大学医療技術短期大学看護学科卒業
1999年 鳥取大学医学部附属病院入職
2007年 皮膚・排泄ケア認定看護師資格取得、専従褥瘡管理者として組織横断的に活動
2017年 日本看護協会看護師特定行為研修(創傷管理領域)修了
現在に至る
<所属学会>
日本創傷・オストミー・失禁管理学会(評議員)、日本褥瘡学会(評議員)
日本フットケア・足病医学会、日本ストーマ排泄リハビリテーション学会
日本栄養治療学会、日本褥瘡学会中国四国地方会(世話人)
日本フットケア・足病医学会中国四国地方会(評議員)
日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会(評議員)
間瀬 直子先生(医療法人徳洲会 武蔵野徳洲会病院 皮膚・排泄ケア認定看護師)

2007年3月 弘前大学医学部保健学科看護学専攻 卒業
2007年4月 千葉西総合病院 入職
2015年3月 日本看護協会看護研修学校認定看護師教育課程 皮膚・排泄ケア学科 卒業
2015年6月 皮膚・排泄ケア認定看護師 資格取得
2018年4月 武蔵野徳洲会病院 入職
2021年3月 皮膚・排泄ケア認定看護師 資格更新
2022年6月 褥瘡管理専従として勤務
現在に至る
大王グループは、経営理念である『世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ』を実現するため、「衛生:人々の健康を守ること」「人生:人生の質を向上させること」「再生:地球を再生すること」という「3つの生きる」をビジョンに掲げて事業活動を通じた社会課題解決に取り組んでいます。
今回は「衛生:人々の健康を守ること」「人生:人生の質を向上させること」に焦点を当て、健康寿命を延伸し、超高齢社会に対応するような商品・サービスにより、SDGsの目標「3.すべての人に健康と福祉を」「8.働きがいも経済成長も」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献することを目指します。
今後も、商品やサービスを通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
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