休暇村南阿蘇では、阿蘇の世界農業遺産「地トウキビ」を通して、阿蘇の暮らしと文化を未来へ。~展示・食・体験で次世代へつなぐ~

 熊本県阿蘇の南部に位置し、南阿蘇の奥座敷といわれる高森町に位置する自然にときめくリゾート「休暇村南阿蘇」(所在地:熊本県阿蘇郡高森町高森、総支配人:瀬井 英生)では、世界農業遺産に登録されている阿蘇地域の伝統作物「地トウキビ」の初めての入替え作業を9月17日に実施しました。

 昨年の初展示から1年を迎え、館内を彩る約900本を新調。取り外した地トウキビは、料理やクラフト、焚き火体験などに再利用し、阿蘇の伝統文化をまるごと体験できる取組みを展開しています。

2024年に初めて館内展示を開始し、今年の9月17日に初めて地元農家さんと休暇村スタッフ総出で、地トウキビ入替えを行いました。

◆阿蘇の伝統作物「地トウキビ」の館内展示について

地トウキビは一束6本ずつまとめているため、見た目よりも重厚感のある仕上がりに。

 阿蘇地域は2012年に「世界農業遺産」に認定されました。その象徴のひとつが、かつて阿蘇の軒先を彩った在来作物「地トウキビ」です。近年は生産量の減少や栽培の担い手不足により、その姿を見かける機会が少なくなっています。

 休暇村南阿蘇では、こうした地域の伝統を未来へつなぐ取組みとして、2024年に館内展示をスタート。高さ約3mの骨組みに、1束6本ずつまとめた地トウキビを吊るすことで、館内を温かく包み込むフォトスポットとなっています。展示は通年、今後毎年9月頃に入れ替えを予定しています。

高さ3mの骨組みへ、地トウキビを入れ替える作業の様子

◆地トウキビの活用

<食による循環>

 干していた地トウキビは、乾燥・粉砕し、ビュッフェ料理「地トウキビご飯」や「地トウキビもち」として提供しています。スイートコーンのような甘味はありませんが、噛むほどに香ばしさと自然な甘みが広がる素朴な味わいが特徴です。宿泊者は、阿蘇の食文化を味わいながら、この地域ならではの“循環の恵み”を感じることができます(材料がなくなり次第終了します)。

地トウキビのつぶつぶ食感とほんのり香るトウキビの甘さが阿蘇の新米を引き立てます。

<南阿蘇ビジターセンターで楽しむクラフトづくり>

(左)乾燥させた実をきれいに取る「とうもろこしあやし」     (右)実が取れた後の地トウキビの芯

 取り外したトウキビの葉や芯は、南阿蘇ビジターセンターでクラフト体験に再利用されています。今後は、芯を使った新しいクラフトも企画予定です。

【実施日時】資材がなくなり次第終了します。

【場  所】南阿蘇ビジターセンター

【料  金】コースターづくり:500円(税込)

      リースづくり:800円(税込)

【予  約】電話にて要予約 (TEL:0967-62-0911)

【URL】https://www.minamiaso-vc.go.jp/ 

地トウキビの葉を使ったコースターのクラフト体験。葉とは思えないしっかりとしたコースターに
地トウキビの葉を使ったリースのクラフト体験。どんぐりなど、お好きなラッピングができる

<夜に楽しむ焚き火プログラム>

芯まで乾燥しているため、着火が早く燃焼も早い。青い炎が揺らめきます。
地トウキビの芯と葉をキャンプファイヤーのように組み立て

夜には、休暇村南阿蘇で「地トウキビde焚き火」を開催しています。乾燥した芯と葉を組み上げ、小さな焚き火を囲みながら焼きマシュマロを楽しめる体験です。

【開催期間】資材がなくなり次第終了いたします。

【開催時間】20:30~(曇天時、星のお話会の終了後)

      ※雨天中止

【実施場所】休暇村南阿蘇玄関前

【料  金】無料

◆休暇村南阿蘇 秋のビュッフェ宿泊プラン

キッチンでは、「赤牛の焼きしゃぶ」や「山女の塩焼き」など、焼き立てでご用意。

 夕食のプレミアムビュッフェでは、阿蘇グルメの筆頭「赤牛」の焼しゃぶステーキや季節の天ぷら、旬の握り寿司などオープンキッチンで作り立てをご用意しています。デザートコーナーでは、「秋の収穫祭」と題して旬のフルーツを6種類ご用意しています。朝食は「あずき&きなこ」を新コンセプトに、ハレの日に相応しい熊本の郷土菓子「こんころ餅」やミニッツステーキを作り立てで提供している他、ヌードルバーには熊本ラーメンや「太平燕(タイピーエン)」などが並びます。

販売日:2025年9月1日(月)~11月30日(日)

料 金:1泊2食付き 15,000円~(税込)

    ※平日2名1室利用時の1名様料金

詳 細:https://www.qkamura.or.jp/qkamura/489/menu.asp?id=aso&ty=lim&plan=1385 

フルーツキングダムkumamotoと題して、11月末まで秋のフルーツ6種類をご用意。
朝食では、つきたての「こんころ餅」が大好評です。9種類のトッピングからお好みの味を見つけられます。

◆休暇村南阿蘇

目の前に阿蘇五岳の大パノラマが広がる絶景と温泉が楽しめるホテルです

 世界最大級のカルデラ、阿蘇山麓に位置するリゾートホテル。ホテル目の前からは阿蘇五岳のなかでも、日本百名山の一つ「根子岳」の絶景スポットとしても知られ、深緑の春や紅葉

の秋などのシーズンは、登山口までも車で約10分と近く、ハイキングや登山の拠点としても便利です。

 総支配人:瀬井 英生

 TEL:0967-62-2111

 URL: https://www.qkamura.or.jp/aso/ 

ゆったりできるお部屋
阿蘇山ビューの露天風呂
絶景のアウトドアリビング
満天の星を愉しめる天文台

◆自然にときめくリゾート休暇村

 日本の景色を代表する国立公園・国定公園など優れた自然環境の中にあるリゾートホテル。35か所ある休暇村は、「自然にときめくリゾート」のコンセプトのもと、地元の食材を活かした料理や、地域の自然、文化、歴史とのふれあいプログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべてのお客様に心が自然にときめくひとときをお届けします。

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会社概要

一般財団法人休暇村協会

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URL
https://www.qkamura.or.jp/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都台東区東上野5-1-5 日新上野ビル5階
電話番号
03-3845-8651
代表者名
小野寺 聡
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年12月