エクステリア業界の施工技能者不足の解決と最終品質の確保を目指して エクステリア施工技術研修所「DO SPACE 三重」を開設
実現場を再現した研修により実践的な施工技術を伝承
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は、エクステリア施工技術研修所「DO SPACE 三重」を、10月2日に三重工場(三重県四日市市)内に開設します。エクステリア業界の施工技能者不足の解決と製品の最終品質の確保を目指し、エクステリア施工技能者の育成や施工品質の向上を推進します。
住宅のエントランス空間やバルコニー空間など、住まいを豊かにするエクステリアへの関心が高まる一方で、多様化する商品に対する施工品質への要求は一段と高まっています。またエクステリア施工技能者の高齢化や就業者数の減少により施工者不足の状況が続いています。これらの課題に対応するためYKK APでは、施工技能者の育成や施工技能の伝承、高水準な品質を担保するための研修カリキュラムを開発・実行するエクステリア施工技術研修所「DO SPACE」を2020年より運営しています。
この度、東海・北陸エリアを対象とした「DO SPACE 三重」を、埼玉、四国、九州に続き開設します。既存の「DO SPACE」のカリキュラムの開発で得た知見・ノウハウを展開して、エクステリア施工を専門とするプロユーザーだけではなく、窓まわりの施工が中心でエクステリアの施工実績が少ない建材流通店やエクステリア販工店などの多能工化を支援します。
研修では「施工品質の確保」と「作業効率」が両立できるように、実現場における施工技能者の工夫を収集して見える化したメーカー推奨の標準施工手順にて実習をします。また、これまでの「DO SPACE」同様に、実現場を再現した研修スペースにより実践的な施工技能の習得ができるカリキュラムを実施しています。
<施設特長> ・「施工品質の確保」と「作業効率」の両立ができるメーカー推奨施工手順による実習 ・実現場を再現した研修スペースで実践的な施工技術の習得が可能 ・2024年度発売の新商品を含む8種類の商品を配置 |
<研修スペース>
施工前段階の現場調査のポイントから、搬入、墨出し(図面情報を現場に反映する作業)、組立、完了確認までの広範囲にわたる研修を行います。エクステリア商品の施工が初めての技能者や、経験が浅い技能者が学びやすいよう、実技スペースの横に施工が完了した完成品を設置し、現物を確認しながら実技研修ができる環境を整備しています。
今後、「DO SPACE」開設エリア以外でも同様の施設の展開を進め、施工技能者の育成や施工技能の伝承を推進することにより、エクステリア業界の課題解決やユーザー満足度の向上に貢献していきます。
【施設概要】
施設名 |
エクステリア施工技術研修所「DO SPACE 三重」 |
所在地 |
三重県四日市市中野町2044 YKK AP三重工場内 |
延床面積 |
320㎡(三重工場B棟2階部分) |
開設日 |
2024年10月2日 |
主な実技研修商品 |
カーポート、テラス囲い・テラス屋根、デッキ、バルコニー、ハンドレール、玄関スクリーン、フェンス、外装材 |
利用方法 |
YKK AP担当営業を通じた予約制(土日祝休館) |
対応目標件数 |
研修回数51回、対象者数150名(2024年10月~2025年3月) |
投資金額 |
約1億円 |
<参考情報>
YKK APグローバルウェブサイトにて、エクステリア商品の施工技能者育成の取り組みを紹介しています。
“施工技能者のノウハウ×モノづくり”による施工品質の追求。
人手不足解消に向けた人材育成と、高品質・省施工なエクステリア商品開発の取り組み
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