フードイノベーション領域に特化したFuture Food Fund、食品保存期間延長技術のAKORN Technology社に投資
〜100%植物由来の素材を用いたコーティング技術を開発、フードロスにも貢献〜
オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松本 浩平)が運営するフードイノベーションに特化したCVCファンド「Future Food Fund1号」 (※)は、2022年8月1日、アップサイクルされた非遺伝子組換のとうもろこしなど100%植物由来の原材料を用いたコーティング技術を開発・提供するスタートアップ、AKORN Technology, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Anthony Zografos)に投資を行いました。
(※) 正式名称:Future Food Fund 1号投資事業有限責任組合
(※) 正式名称:Future Food Fund 1号投資事業有限責任組合
投資先企業について
名称:AKORN Technology, Inc.
住所 :2960 San Pablo Ave, Berkeley, California 94702, US
設立年月:2019年11月
代表者 :Anthony Zografos
公式HP :https://akorn.tech/
AKORN Technology社では、廃棄されるとうもろこしなどを、100%植物を原材料としたコーティング剤にアップサイクルする技術を開発・提供しています。アボカドなどの生鮮野菜・果物に塗布することにより、コーティングされた生鮮食品の保存期間延長を実現し、生産段階でのフードロスや流通時の廃棄の削減が可能となります。さらに、味や香り、見た目など品質面での改善も期待できるため、消費者の皆さまのより良い食体験の向上にも貢献が期待されます。専用機器などが不要なため、比較的容易に導入できることも強みとなっています。
Future Food Fund1号では、今回の投資を通じて食品廃棄削減に貢献すると共に、より高品質な青果をお客様にお届けできるよう事業の拡大支援を行ってまいります。
本投資により、Future Food Fund1号の累計投資総額は約9億円、投資先は16社(内、海外投資先5社)となりました。エコシステムの事例として共同商品開発や販売支援等が進み、フードテック・ニューフード領域の活性化に繋がっています。今後もフードテック領域への投資を進めると共に、新たに2号ファンドの立ち上げも視野に更なるエコシステム構築を目指します。
Future Food Fund株式会社について
Future Food Fund株式会社は、2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社として、オイシックス・ラ・大地株式会社により設立されました。パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資と、販売や商品開発などの支援も可能としており、日本国内で、スタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。
(「Future Food Fund」サイトURL:https://futurefoodfund.co.jp/)
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