米国アトランタ国際空港のAPMシステム運行・保守(O&M)契約を更新 世界最多の乗降客数を誇る同国空港の旅客輸送に貢献
◆ 2009年の営業運転開始以来、O&Mを担うグループ企業の米国CMSIを通じて契約を更新 ◆ APMシステムのO&Mでの安定した運行実績やシステムの安全性・信頼性への高い評価が裏付けに

米国の空港向け全自動無人運転車両(APM:Automated People Mover※1)システムの運行・保守(O&M:Operation and Maintenance)を手掛ける三菱重工グループのCrystal Mover Services, Inc.(CMSI、社長:福井 淳啓、本社:米国ヴァージニア州ダレス)は、ジョージア州にあるアトランタ国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)で運行されているAPMシステムのO&M更新契約を、同空港を運営するアトランタ市航空局(City of Atlanta, Department of Aviation)との間で締結しました。契約期間は、2024年12月から2029年11月までの5年間です。
このAPMシステムは、当社グループが納入したもの。全長約2.2kmの全線高架軌道を採用した複線で、空港メインターミナルとレンタカー施設を結び、中間駅を含む3駅が設置されています。同システムは、世界最多の乗降客数※2を誇るアトランタ国際空港の旅客輸送を支えています。
2009年12月の営業運転開始後は、CMSIがAPMシステムのO&Mサービスを請け負い、24時間365日の体制で同空港の安全・快適な輸送サービスに寄与するO&Mを継続して提供してきました。CMSIは米国の主要5空港のAPMシステムの運行・管理をしており、今回のO&M契約の更新は、2024年12月のワシントン・ダレス国際空港におけるAPMシステムのO&M契約更新※3に続くものです。三菱重工グループがAPMの設計・製造・建設で培った確かな技術力、およびCMSIによる安定した運行実績や、システムの安全性・信頼性への高い評価に裏打ちされたものといえます。

三菱重工グループは、今後も一体となって国内外に向け、優れたデザインや経済性、そしてCO2を排出しないクリーンなAPMシステムの納入、O&Mサービスを通じ、世界各地の経済発展、交通利便性向上、快適な輸送サービスの実現といった地域課題への対応と解決策の提供を目指すとともに、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。また、今後も信頼できるパートナーとして、卓越したソリューションを提供していきます。
■Crystal Mover Services, Inc.(CMSI)について
CMSI社は、2009年1月の発足以来、三菱重工グループが米国のマイアミ、ワシントン・ダレス、アトランタ、オーランド、タンパの各国際空港に納入した全APMシステムのO&Mを手掛け、安全で安定した運行に貢献しています。
※1 空港ターミナル間および空港周辺施設への移動用交通システムとして世界各地で利用されています。
※2 国際空港評議会(ACI)報道発表資料「2023年 世界で最も忙しい空港トップ10」による。
https://aci.aero/2024/04/14/top-10-busiest-airports-in-the-world-shift-with-the-rise-of-international-air-travel-demand/
※3 当社グループが受注したワシントン・ダレス国際空港APMシステムのO&M契約更新について、詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.mhi.com/jp/news/241220.html
■三菱重工業株式会社
ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
オンラインマガジン「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
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