【サムスン電子】One UI 7、AI時代のセキュリティとプライバシーを強化さらなる安心感と選択肢をユーザーに提供

Knox Matrix、盗難防止、自動ブロッカーなどを大幅アップデートし、AI活用下での端末の安全性をさらに強化

Samsung

 サムスン電子(韓国本社、以下Samsung)は本日、One UI 7ベータ版※1を発表し、強化された独自のセキュリティ対策を先行公開しました。AIの時代に包括的なセキュリティなくしてプライバシーは存在しません。最新のOne UIは、あらゆる階層レベルで個人データを保護しつつ、すべてのユーザーに選択肢、透明性、統合されたセキュリティ設定を提供します。

※1 利用可否、機能、仕様は変更される可能性があり、国や地域、モデルによって異なる場合があります。画像はすべてイメージです。実際のUX/UIは異なる場合があります。

■Knox Matrixが究極の透明性を実現

将来的なSamsung ビジョンであるKnox Matrixは、接続されたデバイス間での高精度なモニタリングを通じて複数のセキュリティ層を組み合わせた保護を強化します。そしてOne UI 7は、セキュリティの次世代の境地への基盤を築きます。

  • Knox Matrixは、安全なプライベート・ブロックチェーンであるTrust Chain(信頼の連鎖)を通じて端末を監視します。そして新しいKnox Matrixダッシュボードは、接続されたエコシステムデバイス全体で安全で強固なセキュリティを維持することができます。One UI 7では、Galaxyスマートフォンを含むモバイル端末、テレビ、家電製品など、複数のSamsungデバイスの状態を一目で確認することができ、これまで以上に直感的になりました。接続されているすべてのデバイスが最新の状態にあり、リスクが検出されない場合、デバイスは「グリーン」(安全)と表示されます。また、デバイスが危険にさらされているかを確認することもでき、ダッシュボードには脅威を軽減するための推奨事項が表示されます。

  • データ保護を強化するための新しい復元方法として、Samsungクラウドに保存されたデータを取得する際に簡単さと利便性が加わります。接続されたデバイスの同期と安全性を維持し、信頼できるデバイスへのアクセスが失われた場合にもデータの損失を防ぐバックアップ案を確保することが可能になります。One UI 7ではユーザーは以前のデバイスのロック画面要素(ピン、パターン、パスワードのいずれか)を確認することで、復元した個人データを新しいデバイスに転送できるようになりました。

  • Knox Matrixの認証情報共有の一環として、Samsungはハイパーコネクテッドワールドに対応するため、身元情報や認証情報をパスキー※2で管理・保護する新しい仕組みを開発しました。One UI 7では、ユーザーがパスキーでSamsungアカウントにログインできるようになります。つまり、スマートフォンの指紋センサーでテレビ、冷蔵庫などに安全にサインインすることが可能です。

    ※2 利用タイミングは、地域、ネットワーク・プロバイダー、モデルによって異なります。

■最大制限機能でユーザーの管理権限を強化

最大制限機能は、現代のサイバー脅威に対抗する強力な防御策を提供します。One UI 7では、さらなる保護が必要なユーザーを対象とした新機能が加わり、選択肢が広がります。この機能には、ネットワーク接続に関する新たな制御が追加され、ユーザーは重要なデバイス機能へのアクセスを維持しながら、強化された保護による安心感を得ることができます。具体的には、2Gサービスをブロックし、潜在的に安全でないネットワークに接続した際にデータが盗まれることを防ぐことができます。また、セキュリティが低い可能性のある特定のWi-Fiネットワーク※3への自動再接続を防止することが可能で、データの安全性を保ちながら、必要に応じて手動で接続することもできます。

※3 最大制限機能は、Open、OWE、WEPを含む可能性がある安全性の低いネットワークへの自動再接続を防止します。これは、中断される可能性のあるデバイストラフィックからユーザーを保護します。

このアップデートにより、Samsung メッセージとギャラリーの最大制限機能が強化され、共有された写真から位置情報の削除や、添付ファイルの自動ダウンロード防止、ハイパーリンク・プレビュー・共有アルバムのブロックなどが可能になります。

■より多くのセキュリティ設定がデバイスの保護を強化

One UI 7では、ユーザーがデバイス使用に最適なセキュリティ設定を変更できる方法が増えました。端末がロック状態であればUSB接続のブロックを選択でき、他人による端末内のファイルへのアクセスやUSBポート経由で有害なメッセージを送信できないようにすることも可能です。また、公共スペースで充電する場合、他人が端末自体に物理的にアクセスしても、端末内のデータへのアクセス制御ができます。

また、副次的なダウンロードを有する悪意のあるアプリから保護するために、One UI 7の新しい保護インストールシステムは自動ブロッカーと連動して、ユーザーが未承認の情報源からダウンロードしようとするとセキュリティリスクを警告するとともに、世界中※4のGalaxy端末で意図しない副次的ダウンロードを防止します。

※4 利用可否や時期は、国やOSバージョン、モデルによって異なる場合があります。

■盗難防止機能がデータプライバシーを強化

One UI 7では、Galaxy端末用の新機能がAndroidの盗難防止策に追加され、紛失や盗難時にも個人データの安全を確保する保護機能がさらに強化されています。既存の盗難検知ロック※5、オフライン端末ロック、リモートロックに加え、Galaxyユーザーは新たに「本人確認」を利用できるようになりました。この選択式の機能である本人確認は、デバイスのPINが漏洩した場合に備えた追加のセキュリティ対策です。不審な活動が検出されると、Galaxy専用の保護機能が作動し、ユーザーに安心を提供します。

※5  利用タイミングは、地域、ネットワーク・プロバイダー、モデルによって異なります。

  • 不慣れな土地で個人情報を危険にさらす可能性のある重要なセキュリティ設定を変更する場合は、生体認証が必要になります。

  • 追加の保護措置として、1時間のセキュリティ遅延が設けられ、権限のないユーザーによる即時変更はできなくなります。

One UI 7は、AI時代におけるプライバシー保護へのSamsungの取り組みを次のステージへと進めるアップデートであり、高度なセキュリティ機能を導入して完全な保護を実現します。正式運用は、2025年第1四半期に発売されるGalaxy Sシリーズから開始され、オンデバイスAIを含む、さらなるAI機能が追加されます。また、他のGalaxy端末にも順次提供される予定です。

One UI 7のベータ版は、Galaxy S24シリーズ向けに12月5日からドイツ、インド、韓国、ポーランド、英国、米国で初めて使用できるようになり、Galaxy S24シリーズのユーザーはSamsung Membersを通じてベータ版への参加申し込みが可能です。

●「Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。

●その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
電話番号
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代表者名
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上場
未上場
資本金
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設立
2008年10月