20~30代未婚男女の66.0%が、結婚相手に自然に出会うのは難しいと感じている
~「お見合い」は1周回って新しい出会いの形。5人に1人が出会いのために「お見合い」したい~
タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長: 栗沢研丞、証券コード:東証グロース6181)は、20~39歳の未婚男女2,400人に対して「結婚相手との出会い方」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
「お見合い」というとどんなイメージでしょうか?親戚や上司が持ってきたお見合い写真のお相手と、高級なレストランや料亭で仲人さんに付き添ってもらい顔合わせ。仕事や趣味などの堅苦しい自己紹介を経て、後はお若いお二人で、といったところでしょうか。ドラマや映画、漫画などではよく見かけるシーンですが、令和の世の中では少しばかり古くさい印象もあるかもしれません。実際に、戦前では一般的だったお見合い結婚は、1960年代に恋愛結婚と逆転した後、どんどん減少しています。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると現在では1割に満たないようです。ただ、恋愛結婚が主流となった今、若い世代の恋愛離れが進み、またコロナ禍で思うように外出できずに出会いの場が減ったことで、結婚のハードルは上がりつつあります。
出会いを探すための手段として、最近ではマッチングアプリが人気です。他にも婚活パーティーや結婚相談所など、結婚相手と出会うためのサービスを多くの人が当たり前に利用する時代になりました。まずはサービスに申込み、仕事や趣味などを登録します。続いて顔写真を用意しますが、近ごろでは婚活のための写真をプロに撮影してもらう人も増えています。仲人はいませんし高級な料亭でもありませんが、婚活ウケしそうな服装を選び、ほんの少しいいお店を選んでお相手といざ対面。初回はまず自己紹介から、さらに会話や食事を楽しみならがお互いを知っていきます。また会いたいな、と思えば2回目、3回目へのデートへ続いていきます。
令和の一般的な婚活スタイルですが、実は昭和のお見合いとそれほど大きくは変わっていません。マッチングアプリや結婚相談所など、利用するサービスが異なるだけで婚活のスタイルはそれほど変化していないようです。そうであるならば、これから先の時代にお見合いが復活してもおかしくはないかもしれません。
今回の調査では、20~30代未婚男女に結婚相手との出会い方について聞きました。令和の時代に、お見合い結婚が見直される可能性はあるのでしょうか。
■結婚相手に「自然に出会うのは難しいと思う」20~30代未婚男女の66.0%
20~39歳の既婚男女2,400人を対象に調査しました。2,400人のうち、「結婚したい」と回答した1,969人に、結婚相手と自然に出会うのは難しいと思うかどうか聞きました。「難しいと思う」(35.5%)、「どちらかと言えば難しいと思う」(30.5%)を合わせた66.0%が結婚相手と自然に出会うのは難しいと思うと答えています。難しいと思わないと回答したのは12.2%でした。6割を超える未婚男女が、結婚相手と自然に出会うのは難しいと考えていることが分かりました。
■3人に1人が出会いのために「マッチングアプリ」を利用したい。5人に1人が「お見合い」も
結婚相手を探すためにお見合いをしたり、婚活サービスを利用したいと思うかどうか聞きました。
利用したいと回答した人が最も多かったのは「マッチングアプリ」で、「利用したい」が14.3%、「どちらかと言えば利用したい」が17.7%、合わせて32.0%が利用したいと回答しました。
「お見合い」は「利用したい」が10.0%、「どちらかと言えば利用したい」が11.3%、合わせて21.3%でした。およそ5人に1人が「お見合い」を利用したいと考えているという結果となりました。
20~30代の未婚男女にとって、お見合いというとどんなイメージなのでしょうか。自由回答で聞いたところ、「堅苦しいイメージがある」という回答が最も多く寄せられました。
【お見合いのイメージ】
・少し古風な結婚相談といったイメージがあります(25歳・男性)
・「後はお若い人同士で」と言われる(26歳・男性)
・事前に写真や経歴などを見て、お互いが会いたいと思ったら会える。最初は親などが同席して会い、その後二人で話し合う場が設けられる(30歳・男性)
・懐石料理などを食べながら顔合わせする(30歳・男性)
・お互いの親族などの紹介で、食事をしながら会話をする。お金持ちの人がしているイメージ(34歳・男性)
・着物を着て、縁側のある和室でお食事をするイメージがある(22歳・女性)
・初対面の方と話して、気が合うかどうか確かめ合うイメージ(25歳・女性)
・顔合わせをして、意気が合えば必ず結婚しなくてはならない(29歳・女性)
■お見合いをしたい理由、女性は「相手の身元が分かって安全、安心だから」、男性は「結婚を前提とした出会いなので結婚できる確率が高いから」
結婚相手を探すためにお見合いを「利用したい」「どちらかと言えば利用したい」と回答した人を対象に、その理由を自由回答で答えてもらいました。
女性は相手の身元が分かるため安全、安心といった回答が最も多く見られました。一方男性では、結婚を前提として出会える、結婚できる確率の高い出会い方といった回答が多くなりました。
また、昭和中期までは主流だったお見合いですが、現在の若い世代にとってはむしろ「新しい」と感じられるといった回答もありました。
・合コンなどよりかは安心できる気がするから(20歳・女性)
・両親がお見合い結婚なので、そういう手段もありなのかなと思った。また、マッチングアプリよりも真剣に探している人が多そうな気がするから(22歳・女性)
・おもしろそうなので経験してみたいです(23歳・女性)
・結婚どころか異性と仲良くなるのがなんとなく苦手。合コンなどのスピード感で仲良くなれそうにない(23歳・女性)
・結婚する方法にこだわりがないため、機会があるならお見合いをしてみたい (25歳・女性)
・両親がお見合い結婚なので(29歳・女性)
・いろいろな出会いのきっかけが必要(31歳・女性)
・どんなものなのか経験してみたい気持ちはある(31歳・女性)
・新しいものは試してみたい(33歳・女性)
・マッチングアプリよりは信用できる出会い方だと思うから(33歳・女性)
・お見合いしてみたい。マッチングアプリの出会いより人柄が伝わってきそうな気がするので、ぜひしてみたいと思う(33歳・女性)
・お見合いは相手も本気だと思うので(38歳・女性)
・もう30代に入ってしまったので少し焦りがあります。お見合いだったらまだ気楽で利用しやすいかなと(30歳・女性)
・身元がはっきりしている。仲人さんが間に入ってくれる(36歳・女性)
・結婚に対しての真剣度が高い気がするから(36歳・女性)
・身元の確かな人を紹介してくれそうなので、お見合いを利用してみたい(39歳・女性)
・婚活の手段としていろいろな選択肢があった方がいい(39歳・女性)
・何がいいのか分からないので、やってみたいと思った(37歳・女性)
・そもそも(結婚対象としての)異性との出会いが少ないので、結婚相手を探すならお見合いも利用すべきだろうと思った(21歳・男性)
・初対面の人との結婚に憧れがあるから(22歳・男性)
・出会うまでのやり取りが面倒くさいので(22歳・男性)
・ある程度、スクリーニングされた相手と出会えると思うから(25歳・男性)
・最近、浮気が原因で別れたので、信頼できる人とお付き合いをしたくなったから(26歳・男性)
・実際に対面で会うことで、マッチングアプリなどとはまた違った相手の本質みたいなものが見えてきそうだから(26歳・男性)
・どんな手段を使っても出会いにつながるなら抵抗感がないから。自由恋愛でうまくいくとは思えないから(28歳・男性)
・結婚相手を探す手段の一つとして、相手と直接会って対面で話すことは重要という考えだから。LINEでのやり取りが先行するより、まずは会ってからメッセージでやり取りする方がいいと思うから(28歳・男性)
・昔ながらのお見合いには憧れもあり、今までにもいろいろな方法を試してきたが、これならば何か上手くいきそうな根拠のない自信がある。一度経験したらすんなりつながれるかもしれないと感じたから(29歳・男性)
・マッチングアプリなどの婚活サービスを使っているが、結婚できる雰囲気がないため(30歳・男性)
・結婚を前提としたお付き合いをするためのものなので、マッチングアプリなどよりも真剣にお互いのことを知ることができそうだから。あらたまった場面だからこそ見られる相手の性格を知ることができそう(30歳・男性)
・結婚できる確率が高そうだから(31歳・男性)
・最初から結婚を前提とした出会いなので、上手くいけば結婚までの面倒な駆け引きがいらないところがいい(32歳・男性)
・一度は経験してみたい好奇心(33歳・男性)
・結婚できるならなんでもする覚悟なので(33歳・男性)
・マッチングアプリと違って、確実に話をすることができるから(34歳・男性)
・お見合いなら、外見だけではなくある程度の人となりを見られるし、安心感を得られると思うから(34歳・男性)
・お見合いは身元が確実で安全な感じがする(36歳・男性)
・第三者の目が入るので妥当な恋愛ができそう(36歳・男性)
・お見合いをすることで、自身の改善するべき点が見つかるかもしれないから(36歳・男性)
・結婚できる方法ならなんでも利用したいから(38歳・男性)
・マッチングアプリやパーティーに比べてよい、または真剣な相手に出会えそうだから(38歳・男性)
・紹介者が顔見知りのことが多いので安心できることと、結婚というゴールに向かって一緒に進めること(39歳・男性)
■お見合いは格式張っているかと思っていたら、案外普通だった
最後に、結婚相談所での婚活、お見合いに関する声として、実際に当社結婚相談所「パートナーエージェント」でご活動している会員様のお声を一部抜粋してご紹介させていただきます。ご活動前のイメージと異なる方が多いようです。
・結婚相談所って相手を探す場所と思っていたら、実際は自分を磨く場所でもあると思った
・自分が本当に結婚相手に求めるものがわかった
・相手の年収とか聞きづらいことがわかるから、結婚相手選びを失敗しない
・自分の行動範囲でない人と出会える
・マッチングアプリをして出会えるが、結婚までいけなくて何がダメなのが第三者の目線で教えてもらえるから、恋愛偏差値があがった
・結婚のことでなかなか本当のことを友人には言えないが、担当者には気兼ねなく色々と相談できた
・モテない人の集まりと思っていたが、モテそうな人や普通の人がたくさんいて安心した
・「モテない方がいるところ」のイメージを持っていたが、活動をしてみて「信用できるお相手」と友人に紹介してもらって出会うことと同じ感覚になった
・お金を払っているのでそれなりの出会いができると思う
・相手とのボタンの掛け違いがなく、ストレスなく交際ができた
・お見合いを通して、話し上手になるだけでなく聞き上手になるように勉強したら、良いご縁につながった
・自分磨きの努力も大切だが、出会いはご縁のタイミングもあるものなので、気持ちが落ちた時は担当者に相談したり、休憩したりしながら、継続していくことが大切だと思った
・お見合いは格式張っているかと思っていたら、案外普通だった
・仕事が忙しく、ゆっくりお相手探しをしていられない。お見合いで効率よく出会って、それから恋愛をしながら結婚までを楽しみたい
「結婚相手との出会い方」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~39歳未婚男女
有効回答数(サンプル数):2,400名
集計期間:2023年2月9日~21日
調査機関:自社調査
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 栗沢 研丞
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・少人数結婚式プロデュース「エモパ!」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
・ウェディングドレス「LUMINOUS Dressing」
・ブライダルジュエリー「LUMINOUS Les Bijoux」
<テック領域>
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
・企業向け婚活支援システム
<ライフスタイル領域>
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
<法人・自治体向け領域>
・地方自治体向け婚活支援
・企業イベントプロデュース「イベモン」
・映像制作
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp
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