コンゴ民主共和国のンサンバ鉱山大臣を招聘し、日本企業を交えたラウンドテーブルを開催
~コンゴ民主共和国の鉱業に係る情報提供・意見交換を通じて、将来の投資の機運を醸成~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は金属鉱物資源が豊富なコンゴ民主共和国(DRC)との関係強化に向けて、2022年12月9日にアフリカ資源外交の一環として経済産業省と共催で、同国のアントワネット・ンサンバ・カランバイ鉱山大臣を日本に招聘し、日本企業や関係機関を交えたラウンドテーブルを開催しました。本会合では、同国から鉱業政策や投資環境等について日本企業への情報提供が行われ、その後、活発な意見交換が行われました。
JOGMECは今後とも我が国への金属鉱物資源の安定供給に向けて、DRCをはじめアフリカ諸国との一層の関係強化を図ってまいります。
JOGMECは今後とも我が国への金属鉱物資源の安定供給に向けて、DRCをはじめアフリカ諸国との一層の関係強化を図ってまいります。
コンゴ民主共和国(DRC)は、電動自動車や再生可能エネルギー発電設備等の普及拡大により、今後需要の増加が見込まれる銅やコバルト等の金属鉱物資源が豊富な国です。そのため、JOGMECは同国との関係強化に向けて、2009年よりボツワナ・地質リモートセンシングセンター事業を通じて、同国の鉱業人材育成に取り組んできました。
こうした経緯も踏まえ、2022年12月9日に経済産業省にて西村経済産業大臣がンサンバ鉱山大臣と会談し、鉱業分野の協力に関する共同声明への署名が行われ、その共同声明における活動の一環として、JOGMECと経済産業省の共催で本ラウンドテーブルを開催しました。本会合にはDRCからンサンバ鉱山大臣、ラマザニルトュルバ鉱山省事務局長を筆頭に20名以上が参加し、日本からは鉱業に関連する企業及び政府機関など総勢31名が参加しました。冒頭、経済産業省資源エネルギー庁の定光資源・燃料部長より開会挨拶が行われ、DRCからはンサンバ鉱山大臣より鉱業政策が紹介された後、担当者から鉱物資源ポテンシャルや投資環境、さらには鉱山開発における課題についての情報提供が行われ、その後の質疑応答及び意見交換を通して、将来の鉱業投資に向けた機運醸成が図られました。最後に、JOGMEC和久田副理事長より閉会の挨拶を述べました。
JOGMECは今後とも共同声明に基づく経済産業省とDRC鉱山省との資源外交支援に取り組んでいくとともに、我が国への金属鉱物資源の安定供給に向けて、DRCをはじめアフリカ諸国との一層の関係強化を図ってまいります。
(参考)
経済産業省:西村経済産業大臣がコンゴ民主共和国ンサンバ鉱山大臣と会談し、鉱業分野の協力に関する共同声明に署名しました
(URL)https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221209004/20221209004.html
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