国際協同組合年に知る難民申請者の今 祖国の料理ともに味わう2月8日(土)〔東京〕
明日を生きるため地域で暮らす人たち
生活協同組合パルシステム東京(本部:東京都新宿区大久保、理事長:松野玲子)は2月8日(土)12時から14時まで、東新宿本部でスリランカ料理を味わいながら、難民申請者の現状を知るイベントを開催します。祖国で安全に暮らせない人たちが、来日し生きる術を模索する困難な現状を当事者の言葉で伝えます。
スリランカのスパイス香る郷土料理を
料理の腕を振るうのは、現在国内で難民申請をしているスリランカ出身のシェフです。南インドに隣接するスリランカ特有のスパイスなどを効かせた郷土料理のメニューは、当日のお楽しみです。調理のコツやの特徴など、シェフ自らが紹介します。日本で暮らすさまざまな国の人たちの祖国の味を紹介するため、手作り焼き菓子の販売コーナーも用意します。食を通じて祖国を伝え、自らが今、日本で置かれる状況も教えてくれます。
食事をとりながら国内の難民の現状を教えてくれるのは、一般社団法人反貧困ネットワーク(東京都新宿区下宮比町、宇都宮健児代表理事)の加藤美和さんです。普段から、就労を許されず医療機関につながることも困難な状況にある外国籍の人たちの生活相談や居住支援をしています。日本で生まれ育っていても、在留資格のない「仮放免」の子どもたちへの就学・進学支援の現状などを話してくれます。
「ナニジン」でも日本に生きる人
反貧困ネットワークは、祖国での生活に命の危険が伴うために来日している外国籍の人たちをはじめ、生活に困窮する人々を支援する団体や個人が連携し、2007年に設立されました。国籍や在留資格に関わらず、公的支援を受けられないまま日本で暮らす人たちが、貧困状況に置き去りにされないよう支援しています。パルシステムはこれまでも同団体の支援活動に賛同し、資金や物資、ボランティアなどの人的支援を継続するほか、利用者などにこれらの現状を伝えるためさまざまなイベントを開催してきました。
自分とは異なる価値観や状況にある人たちを排除し、分断が拡大していきかねない社会の流れを変えられるよう、参加者とともにあらゆる人たちと「わかりあう」ことの大切さを考えます。
「 Night Peace Cafe スピンオフ企画 知って!食べて!国内難民支援」開催概要
【日時】2025年2月8日(土)12時~14時(11時45分開場)
【会場】パルシステム東京新宿本部 2階会議室(新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿)
【アクセス】都営大江戸線・副都心線「東新宿駅」下車B3出口から徒歩3分、
JR「新大久保駅」下車徒歩10分
【対象】中学生以上
【定員】20人
【締切】2025年1月31日(金)12時
【参加費】1,000円
【企画詳細】https://www.palsystem-tokyo.coop/event/166099/
【講師】加藤美和さん(一般社団法人反貧困ネットワーク)
難民申請中のスリランカ出身者
【主催】パルシステム東京
【共催】反貧困ネットワーク
パルシステム東京はこれからも、誰一人取り残されない地域づくりの実現に向け、利用者とともに“今できること”を考えます。
生活協同組合パルシステム東京
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6、理事長:松野玲子
出資金:221.8億円、組合員数:53.2万人、総事業高:863.1億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-tokyo.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
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