LIFULL、経験豊富なシニアを募集する「老卒採用」を2年連続で実施
シニアが⾃分らしく当たり前のように活躍できる社会をつくる、既存のシニア雇⽤に⼀⽯を投じる採用活動
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120)は、2024年に実施した超経験を活かして働きたいシニアを募集する「老卒採用」を、2024年に続き2025年も継続実施します。また、シニアが自分らしく当たり前のように活躍できるよう「老卒採用」の趣旨に賛同していただける企業や団体を募集し、世の中のシニア雇用への考え方や価値観を変え、シニアの超経験を活かせる社会の実現を目指していきます。

「老卒採用」特設サイト:https://media.lifull.com/campaign_20240418/
「老卒採用」実施の背景
内閣府が公表した「令和7年度高齢社会白書」によると、2025年には国民の約3人に1人が、65歳以上の高齢者になるとされています。また、総務省統計局「労働力調査」によると、2024年の就業者数に占める高齢者の割合は13.5%で、就業者の7人に1人が65歳以上となっており、多くのシニアが65歳以降も働き続けています。
しかし、LIFULLが2024年に実施した「シニアの就業に関する意識調査」では、これまでの経験を活かして働きたいと考えるシニアは多くいる一方、シニア採用を積極的に行っている企業はわずか2割。さらに「年齢(高齢であること)を不採用の理由として考慮したことがある」と採用担当者の6割以上が回答しており、経験とスキルを持つシニアと企業の間で大きなギャップがあることが明らかになりました。その背景には、「歳相応の働き方をしなきゃ」「シニアに活躍を求めるのは諦めなきゃ」など、“老い”に対する既成概念が存在していると考えています。
このような背景からLIFULLは2024年に“歳をとったら引退しなきゃ、なんてない。”をコンセプトに「老卒採用」を実施。社内外で多くの反響を得たこのシニアの採用活動を2025年も継続します。
2024年「老卒採用」の実績について
既存のシニア雇⽤に⼀⽯を投じるアクションとして多方面から大きな注目を集め、業界の枠を超え多様な「超経験」を持つシニアからの応募が集まりました。「⽼卒採⽤」初の採用者である現在68歳の宮川貫治さんは、社のスローガンの制作から公式TikTokの企画立案、オウンドメディアの運営まで幅広いクリエイティブ制作に関わり、経験を活かしたオリジナリティのある取材・企画⼒を発揮しチームに良い影響を与え世代を超えたコラボレーションで成果を⽣み出しています。
宮川貫治さん
1956年熊本県生まれ。外資系広告代理店でChief Creative Officerを務め、退職。2005年JAAAクリエイターオブザイヤーメダリスト受賞。日本広告学会会員。現在はLIFULLの仕事に携わりながら、音訳ボランティアとしても活動中。
宮川貫治コメント
もし、未知の仕事だけを任されていたらつらかったと思いますが、これまでの経験が活かせる部分と初めて挑戦することのバランスが良かったから、タフな1年だったけれど楽しく仕事ができました。

「老卒採用」ステートメント

募集要項
▼募集ポジション:
営業(コンサルティング営業/LIFULL HOME'S)
LIFULL HOME'S事業の営業責任者と並走し、業務を行う
クリエイティブ(動画エディター)
コミュニケーション領域のクリエイティブディレクターと並走し、業務を行う
クリエイティブ(ライター・記者)
LIFULL STORIESの編集・ライティングを主軸に業務を行う
ITアーキテクト(デジタルトランスフォーメーション推進)
データ部門責任者や、テクノロジー部門の責任者と並走し、業務を行う
▼勤務地 :LIFULL本社(東京都千代田区麹町1-4-4)
▼募集時期 :2025年7月17日(木)〜8月4日(月)
▼募集方法 :エントリーページから応募(https://hrmos.co/pages/lifull/jobs/12001-010)
▼応募条件 :65歳以上の方
▼選考フロー:WEBエントリー → 書類選考 → 面談1~2回(オンライン)→ 決定
※実施スケジュール、面談方法などは変更となる場合があります
老卒採用」の趣旨に賛同、共創していただける企業や団体を募集しています。
“老い”の既成概念から卒業しこれまでの「超経験」を活かして働きたい65歳以上のシニアを幅広く募集する「老卒採用」の趣旨に賛同し、シニア雇用の新たな取り組みや考え方を広げていただける企業や団体を募集します。シニアが自分らしく当たり前のように活躍できる社会を一緒に実現しませんか?ご興味をお持ちいただいた方、ご不明な点がある方は下記までお問合わせください。
老卒採用に関するお問い合わせ先:rosotsu@lifull.com
LIFULLの既成概念に対する取り組み
LIFULLは、既成概念にとらわれない、多様な人の、多様な生き方をサポートしたいという想いから、「しなきゃ、なんてない。」というメッセージを2018年から掲げています。そして、あらゆる人が自分らしく生きられる未来を目指し、「しなきゃ」という既成概念から生じる世の中の様々な社会課題解決に、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」や老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」をはじめ、様々な事業を通じて取り組んでいます。さらに、2021年5月からは、あらゆる方々の背中を押すことを目指し、社会課題が解決された、実現したい未来を描いたCMを公開するなど、これまでさまざまなアクションを行ってきました。
2023年12月、創業社長の井上高志からバトンを引き継ぎ、伊東祐司が株式会社LIFULLの代表取締役社長に就任しました。第二創業期のLIFULLは多様性あふれるチームで社会課題解決のためにさらなる進化を目指しています。今回この「老卒採用」を通じて“老い”に対する既成概念に気づき、卒業しようとするきっかけを提供できればと考えています。これまでの“超経験”を活かしてご自身の可能性を切り開こうという情熱を持つ方のエントリーをお待ちしています。
「しなきゃ、なんてない。」とは(特設サイト:https://media.lifull.com/campaign_2021052604/)
LIFULLでは、あらゆる人が自分らしく生きられる未来を目指して「しなきゃ、なんてない。」というメッセージのもと取り組みを続けています。
CM「しなきゃ、なんてない。2021年」篇ではLIFULLが実現したい、社会課題が解決された未来を描きました。世の中の"当たり前"と"自分らしさ"の間で悩む方々が、「しなきゃなんてないさ」と未来に向かって歩き出すきっかけになれたら嬉しく思います。

株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULL は「あらゆる LIFE を、FULL に。」をコーポレートメッセージに掲げ、個⼈が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安⼼と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを⽬指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」、空き家の再⽣を軸とした「LIFULL 地⽅創⽣」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の⼀⼈ひとりの暮らし・⼈⽣が安⼼と喜びで満たされる社会の実現を⽬指し、さまざまな領域に事業拡⼤しています。
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