シリア東部・デリゾール 空爆で子ども25人が殺害 ユニセフ声明、子どもへの攻撃を非難 【プレスリリース】
※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が翻訳、編集しています。
※本信の原文は、http://bit.ly/28Xu8aa でご覧いただけます。
【2016年6月26日 アンマン(ヨルダン)発】
ユニセフ(国連児童基金)がシリアで協働するパートナー団体によると、シリア東部デリゾールの町クリヤが25日空爆され、子ども25人が殺害されたと伝えられています。
それによると、3回に及ぶ爆撃は、礼拝時間であったモスクなど、多くの人が集まっていた人混みを襲いました。保健・医療従事者たちが、爆撃で崩れた瓦礫の下から子どもたちの遺体を運び出したと言います。
シリアで暴力が激化するなか、子どもたちへの攻撃は日常化しており、子どもたちの命を顧みない無情なものとなっています。
国際人道法の下では、子どもの殺害および重傷を負わせることは、重大な違反行為です。
子どもたちがどこに住んでいようとも、誰の管理下で生活していようとも、子どもに対する攻撃を正当化するものは何もありません。
ユニセフはこれらの攻撃を非難するとともに、紛争に関わるすべての当事者に、子どもたちに危害を加えないよう求めます。
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シリアに関するユニセフの発信情報は、下記をご覧ください。
http://www.unicef.or.jp/children/children_now/select.html?tag=syria
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/)
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