M&Aサクシード、「地銀版M&Aサクシード」の提供を開始 地銀主導のM&A支援を加速
〜京都銀行、千葉銀行、ふくおかフィナンシャルグループ、横浜銀行が導入〜
法人限定M&Aプラットフォーム「M&Aサクシード」(https://ma-succeed.jp/)を運営する、Visionalグループの株式会社M&Aサクシード(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:金 蓮実)は、地域金融機関のM&A業務を支援する「地銀版M&Aサクシード」の提供を開始します。
また、株式会社京都銀行(取締役頭取 安井幹也、以下「京都銀行」)・株式会社千葉銀行(頭取 米本 努、以下「千葉銀行」)・株式会社ふくおかフィナンシャルグループ( 取締役社長 五島 久、以下「FFG」)・株式会社横浜銀行(代表取締役頭取 片岡 達也、以下「横浜銀行」)での「地銀版M&Aサクシード」の導入が決定しました。
「地銀版M&Aサクシード」は、地域金融機関の皆様が、お客様のM&A検討フェーズに関わらず、譲渡未検討の段階から成約に至るまで、幅広いお客様への伴走を可能にする新サービスです。本サービスを活用いただくことで、お客様に対し市場のリアルな反応を可視化し、事業承継の選択肢を検討するきっかけを提供することが可能です。また、従来の外部連携のあり方とは異なり、地域金融機関が一貫してお客様との接点を担い続けられるため、自行内の取引先にとどまらず、全国の譲受企業とのマッチング機会をご提供いただけます。
これにより地域金融機関が主導するM&A支援を促進するとともに、地域の経営者のみなさまが経営の選択肢としてM&Aを早期から検討できる環境を整え、地域経済のさらなる発展に寄与してまいります。

◾️地銀主導のM&A支援が求められる背景と課題
昨今、M&Aが中小企業の労働生産性向上や地域経済の活性化に資する有効な手段として認知が浸透しつつあります。これに伴い、オープンで公平なM&Aの推進や、生産性・経営力の向上に繋げるための支援の必要性が高まっています。こうした中、金融庁や中小企業庁からは、経営者との関係性の深い地域金融機関ならではのM&A支援、とりわけ最適な承継方法やタイミングに関する「気づきの提供」に期待が寄せられています。
一方で、地域金融機関特有の課題として、潜在的なニーズを持つ企業へのアプローチが難しいこと、商圏の制約によって支援の範囲が限られること、さらに外部連携を行う際にはお客様との接点を継続できない懸念があるため、外部との連携を積極的な手段として取りづらい点などが挙げられます。加えて、M&Aに関する専門人材やノウハウの不足も、地銀主導のM&A支援を推進する上での障壁となっています。こうした課題を解決すべく、M&Aサクシードでは、地域金融機関にもプラットフォームを解放し、「地銀版M&Aサクシード」の提供を開始します。
◾️「地銀版M&Aサクシード」概要
M&Aサクシードでは、M&A市場のオンライン化を通じて、M&A当事者に開かれた選択肢を提供してきました。このたび提供を開始する「地銀版M&Aサクシード」は、従来のプラットフォームや仲介会社との連携では実現が難しかった、潜在ニーズの段階から成約に至るまで、地域金融機関が一気通貫でお客様に伴走できるようにする新サービスです。

特徴①潜在層への気づきの提供
“プレ市場”の活用により、M&Aの意思決定に至っていない段階でも、承継方法に悩む幅広いお客様に対して、譲受候補企業からの反応など、市場のリアルな声を届けることが可能です。これにより、最適な承継方法やタイミングに関する「気づき」を提供し、早期からの検討を後押しします。
特徴②取引先への選択肢の最大化と適時性
地域金融機関が一貫してお客様との接点を担い続けられるため、信頼関係を維持しながら、自行内マッチングと同時にM&Aサクシード上の全国の買い手とのマッチングが可能になります。これにより、従来の商圏にとらわれずにお客様の選択肢を最大化するとともに、譲受企業探しの長期化を防ぎ、適切なタイミングでのM&Aを支援します。
特徴③地域金融機関におけるM&A業務のDX
AIによる譲受企業とのシナジー生成機能(特許出願中)やお客様の交渉過程をリアルタイムで可視化できるレポーティング機能、買い手リストの自動生成機能(近日予定)により、これまで工数負荷の大きかったM&A業務を効率化します。ノウハウの属人化を解消し、地域金融機関のM&A業務のDXを支援することで、より多くのお客様への相談対応を可能にします。
【法人限定M&Aプラットフォーム「M&Aサクシード」について】
「M&Aサクシード」は、譲渡企業と譲受企業をオンライン上でつなぐ法人限定M&Aプラットフォームです。法人会員として登録された譲受企業だけが案件情報にアクセスでき、交渉段階では専門知識を持つ専任担当者がサポートすることで、安心のM&Aをご提供します。譲渡検討企業のオーナー経営者は会社・事業概要を匿名で登録し、譲受企業から直接オファーを受け取ることができます。譲受企業も自ら能動的にオファーを送ることができ、M&Aのオープン化を実現しています。また、譲渡未検討・検討初期段階のオーナー様向けに”プレ市場”も提供しており、自社の市場価値を把握し、経営の選択肢の一つとしてM&Aを早期から検討することできます。全国の譲渡検討案件が累計19,400件以上(掲載中3,800件以上)登録され、利用中の譲受候補企業は10,400社以上です。(2025年4月時点)

【株式会社M&Aサクシードについて】
「人生を託せる、出会いのために。」をミッションとし、法人限定M&Aプラットフォーム「M&Aサクシード」を運営。同サービスは、2017年11月に株式会社ビズリーチの新規事業としてサービスを開始。2020年2月、グループ経営体制移行にともない新設したビジョナル・インキュベーション株式会社が2021年10月まで運営。組織再編にともない、2021年11月より、株式会社M&Aサクシードとして、ミッションの実現を目指す。
【Visionalについて】
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、社内スカウトで人材流出を防ぐ「社内版ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人的資本データプラットフォームの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。
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