【東京ガス・太平洋セメント】セメントCO2由来の合成メタンの都市ガス導管による供給も見据えたメタネーション事業の実現可能性調査開始
~カーボンリサイクルの社会実装を目指したセメントセクターとガスセクターのカップリング~
太平洋セメント株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:不死原 正文、以下「太平洋セメント」)と、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、このたび、脱炭素社会の実現に向けた検討を共同で実施することに合意し、その協業の第一歩として、将来的なセメント製造工程から回収される高濃度CO2を原料として合成されるメタンの都市ガスインフラによる供給を目指したメタネーション事業の実現可能性調査を開始します。
太平洋セメントは、2022年1月にNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業において「CO2回収型セメント製造プロセスの開発」に採択(*1)され、CO2回収型セメント製造プロセスならびにメタネーションシステムの開発に着手しました。さらなるカーボンリサイクルの拡充を志向し、合成メタンのセメント製造工程における利用に加え、幅広く熱エネルギーとして再利用するための協業先を探してきました。
一方、東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」(*2)の中で「価値共創のエコシステム構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げる中で、他のセクターから排出されるCO2を利用したメタネーションによる合成メタンを有効活用するカーボンリサイクルの本格的社会実装に向けての協業先を探してきました。
こうした背景により、両社は、セメント製造工程由来のCO2を用いた合成メタンを将来的に東京ガスの既存都市ガスインフラによる供給も見据えた、メタネーション事業の実現可能性について共同で調査することに合意しました。本検討を契機として、セメントセクターとガスセクターのカップリングにより、脱炭素社会の実現に向け連携して取り組んでまいります。
*2:2019年11月27日東京ガス発表 https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20191127-01.pdf
*3:2021年5月13日太平洋セメントプレスリリースhttps://www.taiheiyo-cement.co.jp/news/news/pdf/210513_3.pdf
一方、東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」(*2)の中で「価値共創のエコシステム構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げる中で、他のセクターから排出されるCO2を利用したメタネーションによる合成メタンを有効活用するカーボンリサイクルの本格的社会実装に向けての協業先を探してきました。
こうした背景により、両社は、セメント製造工程由来のCO2を用いた合成メタンを将来的に東京ガスの既存都市ガスインフラによる供給も見据えた、メタネーション事業の実現可能性について共同で調査することに合意しました。本検討を契機として、セメントセクターとガスセクターのカップリングにより、脱炭素社会の実現に向け連携して取り組んでまいります。
*2:2019年11月27日東京ガス発表 https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20191127-01.pdf
- 太平洋セメント「カーボンニュートラル戦略2050」(*3)
*3:2021年5月13日太平洋セメントプレスリリースhttps://www.taiheiyo-cement.co.jp/news/news/pdf/210513_3.pdf
- 東京ガス「CO2ネット・ゼロへの挑戦」
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