キヤノンが経済産業省の定める「DX認定」を取得
キヤノン株式会社(以下、キヤノン)は、このたび経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得しました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度は「情報処理の促進に関する法律」に基づく認定制度で、デジタル技術による社会変革を踏まえて経営者に求められる対応をまとめた「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応し、DX推進の準備が整っていると認められる企業を国が認定します。
キヤノンは2021年より新たな5カ年の経営計画「グローバル優良企業グループ構想」フェーズVIをスタートさせました。「生産性向上と新事業創出によるポートフォリオの転換を促進する」という基本方針のもと、事業をより大きく産業別に再編し、それぞれの技術を組みあわせて社内に化学反応を起こし、さまざまな製品やソリューションを提供していきます。
このようなキヤノンの取り組みについて、DX推進指標の自己診断をはじめ、経営者に求められる企業価値向上に向け実践すべき事柄を定めた「デジタルガバナンス・コード」の項目(「経営ビジョン・ビジネスモデル」「戦略」「成果と重要な成果指標」「ガバナンスシステム」)に関して認定基準を満たしていること、およびステークホルダーへの適切な情報開示が行われていることなどが評価され、認定を取得しました。
AIやIoT、5Gといったデジタル技術を用いて社会や経済、産業構造を変革するDXの動きが加速しており、法制度やルール、社会慣習などの抜本的な改革も含めて、社会全体でDXを進める動きが世界的な潮流となっています。キヤノンはDXをはじめとするトレンドをとらえた企業価値の向上につながる技術開発など、グループが持つさまざまな技術を組みあわせることでイノベーションを推進し、持続可能な社会の実現に貢献し続けます。
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