観光客数が6年で約100倍!香川県三豊市仁尾町で日本初の商店街DAOが始動

~DAO投資で、誰もがまちづくりに参画! 空き家を改装、出店者を選定~

ガイアックス

株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、香川県三豊市仁尾町にて始動した日本初(※1)の商店街DAOプロジェクト「身の丈ストリート」( https://minotakestreet.jp/ )(※2)において、DAOの組成および運営支援パートナーとして参画します。

本プロジェクトは、地域住民と関係人口が共につくる“新しい商店街のあり方”を提案することを目的とした、空き家のリノベーションとDAOによる共助型運営を組み合わせた地域再生モデルです。

出店者の選定や収益の使い道を住民とDAOメンバーが協議し決定する構造となっており、DAOに投資することで誰もがまちづくりに参加できるという、新たな経済参加の仕組みを実現しています。今後、この取り組みによって、ふるさと住民をはじめとする関係人口が増えることはもちろん、地域との関係を深めていくこと、主体的に多くの方がまちづくりに参加していくことを期待しています。

※1:日本ブロックチェーン協会 理事およびISO/TC307 国内審議委員の峯荒夢より、当該取り組みの前例がないと確認。

※2:三豊の「身の丈」とは、三豊市が自分たちの現状を正確に把握し、その等身大の姿に基づいて市政を進めていくという、堅実で現実的な姿勢を表しています。平成22年(2010年)3月から毎年、三豊市のデータブック「みとよの身の丈」( https://www.city.mitoyo.lg.jp/kakuka/seisaku/chiiki/7/2/12924.html )が三豊市より発行されています。

■背景|共助と近助が支える、暮らしの経済をもう一度

SNSで話題となり、観光客数が6年で約100倍に急増し、年間約50万人が訪れるほどの人気観光地の父母ヶ浜(ちちぶがはま)を擁する仁尾町(におちょう)では、移住者をはじめ、地域の若者たちが主体となり、空き家や商店街の再活用に取り組んできました。

過去5年間で100件を超えるプロジェクトが生まれ、30億円以上の民間投資が実行されるなど、「自分たちの暮らしを、自分たちの手でつくる」動きが着実に根づき始めています。

その背景には、「共助」や「近助」といった地縁的なつながりがありました。こうした無名だけれど確かな協働の精神を、DAOの仕組みで可視化・持続可能にするのが、今回の取り組みの目的です。

今回の募集では約400名のDAOメンバーと総額4,000万円の資金調達を目指しています。

*株式会社ガイアックスによる本リリースは、身の丈プロジェクトの概要を紹介することを目的としており、本プロジェクトへの勧誘を意図するものではございません。

■本プロジェクトの特徴

①DAOによる地域参加設計

テナント選定、収益の再投資、イベント企画などをDAOメンバーの投票で決定。現地に2回以上訪れた人には会議参加権も付与され、暮らしの一部として意思決定に関わることができます。

ガイアックス提供の「DAOX」にてガバナンストークンの発行を行い、同ツール上でシームレスに議案・投票を行います。

②記憶と未来が交差する物件・商店街の再生

「かっちゃんの家」:地域に親しまれた故人の邸宅をリノベし、カフェ・バー・レストランが入居予定

避暑地などにセカンドハウスを持つように、シェフにだって、もう一つの楽しめるレストランがあってもよいのでは?というコンセプトから始まるレストランプロジェクト。月ごとに、都市部のシェフや、旅するシェフなどのゲストシェフたちが自分のレストランとして運営する仕組み。
町の角の隠れ家ワインバーを開業予定。ワインコレクターだったオーナーが自分の好きなワインコレクションをちょこっとずつ楽しみながらみんなで飲むカウンター5席程度の小さなワインバー。
商店街の入り口だからこそ、毎日立ち寄りたいコーヒースタンドを!朝からコーヒーの香りが漂う街の風景を作りたい!
路面に面して、3店舗分の小商いのスペースを予定。本屋だったり、雑貨屋だったり、みんなで欲しい店舗にここに入ってもらったり、チャレンジとして自分の小さな場所を持ってもらったりする小商いの始まりの場所に。
同時に最大10名までが宿泊可能なDAOメンバー専用宿泊スペース。リビング、キッチン、シャワー(2台)完備。部屋は和室が2部屋あり、男女で分かれての相部屋想定。このプロジェクトに関わるDAOメンバーの皆さんには、毎年5泊分を10年間権利を取得できます!三豊の暮らしの中にどっぷり入ってもらい、朝はカフェに、夜はワインバーで、商店街の近くのお店にも立ち寄ってもらい暮らしを満喫してもらいます。

③参加者に還元される“共助の経済”

DAOメンバーには、ベーシックインフラ宿泊施設(身の丈ハウス)の宿泊券や、スナックでの1杯無料ドリンク、試食会参加権といった特典が用意されています。

また、将来的に収益が見込めれた場合は、配当の実施の可否と割合についてDAOメンバー内で決議し配当政策を決定します。

■誰でも“投資”から地域を育てられる時代へ

このプロジェクトでは、「商店街の未来は行政か地元だけが考えるもの」という常識を覆します。DAOという仕組みを用い、少額投資でも意思決定と経済循環に参加できる構造をつくることで、都市住民・副業起業家・移住希望者などもまちづくりに自然な形で関われるように設計されています。

◎物件情報と投資対象

かっちゃんの家(50坪、香川県三豊市仁尾町)

◎DAOへの参加方法

プロジェクト募集ページ( https://minotakestreet.jp/ )上からLINEオープンチャット参加 → 株式出資 → 意思決定・特典利用

資金調達とDAOメンバー募集について

「身の丈ストリート」では、プロジェクト実現と運営に必要な資金として、総額4000万円の資金調達を目指しています。

 これにあわせて、DAOメンバーとして約400人の参加者を募集。出資額に応じたトークンが発行され、収益分配が可能になります。

出資方法・リターン内容・参加資格などの詳細は、専用募集ページよりご確認いただけます。

商店街DAOプロジェクト「身の丈ストリート」
https://minotakestreet.jp/

■ 重要事項

株式会社ガイアックスによる本リリースは、身の丈プロジェクトの概要を紹介することを目的としており、本プロジェクトへの勧誘を意図するものではございません。

■展開|「顔の見える経済圏」を地域内で紡ぎ続ける

本プロジェクトは、全国展開を目的としたスキームではなく、仁尾という土地に根ざして「顔の見える経済圏」を深く耕すことを重視しています。

商店街というもっとも身近な経済単位にDAOを実装することで、まちの経済と暮らしが共に育つ風景を未来に向けて残していきます。

◎今後手掛ける予定の物件候補

築100年以上の古いお米問屋跡地。敷地も200坪近くもあり、路面側には、地元出身の女性がオープンする焼き鳥屋・鳥常が2025年10月に開業予定。その同じ敷地内に、屋台村を作ることを、身の丈商店街では構想しています
こちらも町の中に町民の集う元病院跡地。母屋と離れなどにいろいろと別れているので、面白い使い方をDAOメンバーで次のプロジェクトとしても考えたい物件。

■発起人

代表取締役 今川 宗一郎 (株)ウルトラ今川代表取締役。地元で3代続く唯一のスーパーの3代目。宗一郎珈琲、鮨酒場南、焼き鳥鳥常など、半径3キロ以内でのすべての事業を展開す
取締役 藤岡 優 合同会社Fizm 代表 地元仁尾出身。三豊の歴史は俺が撮る!を合言葉に、三豊で起きているプロジェクトをデザイン、発信をするクリエイティブチームのボス
取締役 島田 真吾 株式会社八百万 代表取締役。通称・空き家王子。三豊のありとあらゆる空き家、空地情報を把握しているプロフェッショナル。多くの三豊の面白いプロジェクトは彼の空き家発掘からスタートしている。
取締役 古田 秘馬 瀬戸内ビレッジ株式会社 代表取締役。URASHIMA VILLAGEや、暮らしの大学など、地域巻き込み型プロジェクトのプロデュースを専門に行う。趣味ダイエット。特技リバウンド。

■ 担当者コメント

株式会社身の丈商店街 代表取締役社長 今川宗一郎

プロフィール:香川県三豊市仁尾町生まれ仁尾町育ち。地元で60年続く唯一のスーパーマーケットの3代目として生まれたが、2019年に「地域のやりたい心に火をつける」をビジョンにスーパーを超える存在として、㈱ウルトラ今川を創業。2019年に宗一郎珈琲、2021年に宗一郎豆富、大家族宿辻家、2023年に鮨酒場南など複数の事業を展開中。◆暮らしの家守株式会社(プロジェクト主体法人取締役)古田秘馬発起人・取締役

この町で死ぬ人間として大切なものは常に素敵な人間関係がある状態だと思っています。もちろんDAOを通して色んなお店が増えることも大切だと思っていますが、僕としては地域にリスペクトがありそして一緒に楽しめる素敵な人間関係が増えることが一番大切だと思っています。このプロジェクトを通してお会いできるのを楽しみにしています!

暮らしの家守株式会社(プロジェクト主体法人取締役) 古田秘馬

プロフィール:プロジェクトデザイナー。株式会社umari代表。東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。農業実験レストラン「六本木農園」や讃岐うどん文化を伝える宿「UDON HOUSE」など都市と地域、日本と海外を繋ぐ仕組みづくりを行う。2016年より三豊市との関わりが始まり、2021年には瀬戸内の香川で地域の事業者で作る宿・URASHIMA VILLAGEを開業して活動拠点を三豊に移す。地域の共助の社会システムデザインを専門とする。

これまで三豊でも様々なプロジェクトを行ってきている中で、 「DAOという言葉を使う前から、仁尾では地元の企業でお互いに出資をしあい、プロジェクトも運営する“共助”のモデルができていました。今回は、それをもう一歩深堀して、かつ広げて、多くの人々を巻き込む形でのプロジェクトの運営に挑戦することで、新しい街づくりの仕組みになればと思っています。

株式会社ガイアックス DAO事業部 事業責任者 廣渡裕介

私自身、これまでの三豊の「共助の仕組みで自律したまちづくりの形成」に魅了されていました。今回の取り組みは、DAOという新しい仕組みで更に多くの関係人口を創出し、持続可能な形へと昇華する挑戦です。ガイアックスは、DAOXを通じて、住民と関係人口が共に意思決定し、経済を育むための基盤づくりを支援していきます。三豊仁尾町から始まるこの挑戦が、日本各地のまちづくりに新しい選択肢をもたらすと信じています。

■ ガイアックスはDAO導入・活用もトータルでサポート

ガイアックスは、DAOの立ち上げ〜運用支援ツール「DAOX」を提供するほか、DAO組成前に欠かせないインセンティブ等の各種設計やスケジュール策定といったプロジェクトマネジメントもカバー。これまでにDAO型コミュニティの組成から運用までのコンサルティングサービスも数多く手掛けています。


▶DAO立ち上げやコンサルティングについてのご相談・お問い合わせ先

https://gaiax-blockchain.com/dao-installation#inquiry

■ 株式会社ガイアックス 概要

設立:1999年3月

代表執行役社長:上田 祐司

本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO

事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業

URL: https://www.gaiax.co.jp/

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会社概要

株式会社ガイアックス

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URL
https://www.gaiax.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町2-5-3  MIDORI.so NAGATACHO
電話番号
03-5759-0300
代表者名
上田祐司
上場
名証ネクスト
資本金
1000万円
設立
1999年03月