株式会社ビルドサロン(本社:東京都新宿区、代表取締役:上村 十勝)、オンラインサロンに対する意識調査の結果を公表。
オンラインサロン関連業務を専門で手がける株式会社ビルドサロン(本社:東京都新宿区、代表取締役:上村 十勝)は、オンラインサロンについての意識調査をアンケート形式で実施。調査結果を一般に公表しました。
オンラインサロン専門企業の株式会社ビルドサロン(本社:東京都新宿区、代表取締役:上村 十勝)は2024年3月30日、オンラインサロンに関する意識調査アンケートを行い、今回その調査結果を一般に向けて公開しました。
■ 調査概要
アンケート内容は以下の19テーマです。
職業
年代
性別
年収
現在、何らかのオンラインサロンに入会していますか?
「はい」と答えた場合は、そのオンラインサロン名を教えてください。
サロンについて好意的か否定的か
参加できる曜日や時間帯
入会したいオンラインサロンのジャンル
オンラインサロンに入会したとして、支払える月額費
オンラインサロンには主に4つのタイプがありますが、どのタイプに一番興味がありますか?
あなたはあなたが最も好きな趣味のオンラインサロンに入会しています。(仮定)オンラインサロンの更新頻度はどれくらいが望ましいですか?
支払い方法の希望
月額料金と1回ごとの参加料金、どちらの支払い方式を好みますか?
あなたがオンラインサロンに期待することは何ですか?
オンラインサロンに入会するか決定する際に重視することは?
参加に躊躇する理由があれば、それは何ですか?
オンラインサロンを利用する際、どのようなデバイスを使用することが多いですか?(複数回答可)
どのような形式のコミュニケーションを好みますか?
以下に、この19テーマのデータによって明らかになったことをまとめていきます。
■ データ結果
アンケート実施日:2024年3月
有効回答数:243名
<職業>
会社員(正社員) 37.9%
自営業・自由業 20.6%
専業主婦(夫) 12.3%
パート・アルバイト 11.9%
無職 10.7%
会社員(契約社員) 3.7%
学生 1.6%
その他 1.3%
講評:
自由業や主婦層だけに偏らず、実際の社会構成に、より近い形での構成員のアンケート結果を収集することができている。
<年齢>
10代 2件
20代前半 3.7%
20代後半 8.2%
30代前半 12.3%
30代後半 16.9%
40代前半 15.6%
40代後半 21.4%
50代前半 9.5%
50代後半 6.2%
60代以上 5.3%
講評:
現役世代を中心に、webユーザーの全体像が分かる有効なデータを収集できるに十分な分布だと言える。
<性別>
男性 50.6%
女性 48.1%
その他 1.2%
講評:
性別に関して偏りのない、良いバランスでデータが収集できていると言える。
<年収>
年収0万~50万 25.1%
年収51万~100万 9.9%
年収101万~200万 13.6%
年収201万~300万 11.5%
年収301万~400万 14.4%
年収401万~500万 9.5%
年収501万~750万 10.3%
年収751万~1000万 3.7%
年収1001万円~ 2.1%
講評:
実社会と極端な乖離が無い構成員のアンケートを取れていると言える。
<オンラインサロンに興味がありますか?>
まあまあある 27.9%
どちらとも言えない 26.7%
あまりない 24.3%
全くない 17.7%
非常にある 3.7%
講評:
「まあまあある」と、「どちらとも言えない」が多数を占めるものの、「全くない、あまりない」もかなり多いという結果となった。
この結果から、オンラインサロンへの関心をさらに高める伸びしろはまだまだあることが読み取れる。
<現在、何らかのオンラインサロンに入会していますか?>
いいえ 96.7%
はい 3.3%
講評:
無料で入会できるオンラインサロンも少なくはない中、実際に現在オンラインサロンに入会しているのはわずか3.3%という結果は、想定よりも少ない割合であった。今後この割合がどのような伸びを見せていくのか?業界全体での努力と共に、注視していきたい。
<「はい」と答えた場合は、そのオンラインサロン名を教えてください。>
グローバルオンラインサロン 1件
風の谷系Youtuber「ホンクレ」公式ファンクラブ 1件
ウェルビーイング大学 1件
PLANETSCLUB 1件
オンクラス 1件
目醒めの学校 1件
西野亮廣エンタメ研究所 1件
答えない 1件
講評:
誰もが知る著名サロンが肩を並べる納得の結果となった。
<貴方はオンラインサロン、と聞いて好意的に感じますか?それとも悪いイメージを感じますか? 好感度を5段階であらわすと貴方の好感度はどの位置にありますか?>
普通 47.3%
悪い 30.9%
良い 16.5%
非常に悪い 4.1%
非常に良い 1.2%
講評:
97%は現在どのオンラインサロンにも入会をしていない中、「普通」以外のイメージを選択した人が半数以上を占めた。この結果は、オンラインサロンという存在が人々に何らかのイメージを持たれるに充分な認知度を既に持っているという事を示していると言える。
<オンラインサロンに参加できる曜日や時間帯は?(複数選択可)>
休日夜 30.9%
平日夜 30.1%
休日日中 23.0%
平日日中 16.1%
※複数回答可
講評:複数回答を可能にしているにもかかわらず、平日及び休日の"日中"の人気のなさが顕著となった。
オンラインサロンの運用、活用方法を踏まえる上で貴重なデータであると言える。
<あなたが入会したいオンラインサロンのジャンルは?(複数選択可)>
ビジネス 18.6%
テクノロジー・IT 16.7%
金融 14.7%
ライフスタイル 13.3%
アイドルやモデル・ユーチューバー・アニメ・サブカルチャー 9.3%
グルメ 7.9%
美容 7.9%
エンタメ芸能 3.8%
ファッション 3.8%
スポーツ 3.8%
※複数回答可
講評:
複数回答であることもあると思われるが、あらゆるジャンルにまんべんなく回答がばらけている結果となった。
ビジネス・金融関連といった、初期のオンラインサロンのイメージを脱却し、「様々なジャンルのオンラインサロンが存在している」ことが十全に認知されてきていることが伺える結果となった。
<オンラインサロンに入会したとして、支払える月額費の上限はいくらぐらいですか?>
〜500円 36.6%
501円〜1000円 30.5%
1001円〜2000円 14.4%
2001円〜3000円 11.1%
3001円〜5000円 5.3%
5000円以上 2.1%
講評:
1000円周辺に人気が集中するも、安価~高額まで多彩な回答が見られる結果となった。
安ければよい、高ければ悪いという時代ではなく、「内容次第」というニーズが感じ取れる。
<オンラインサロンには主に4つのタイプがありますが、どのタイプに一番興味がありますか?>
スキルアップ型 50.2%
コミュニティ型 32.5%
ファンクラブ型 13.2%
プロジェクト型 4.1%
講評:
スキルアップ型の人気が最も高かった。
コロナ禍を経て、自宅でいても何かを学ぶとこはできる、という価値観が一般に浸透していることが伺える。
<あなたはあなたが最も好きな趣味のオンラインサロンに入会しています。(仮定)オンラインサロンの更新頻度はどれくらいが望ましいですか?>
10日に1回 26
1週間に1回 103
2~3日に1回 98
毎日 16
講評:
毎日の更新を必ずしも全員が望んでいるわけではないことがはっきりとわかる結果となった。
定期的に更新をしていればユーザーは満足し、逆に不定期な、ムラがある更新頻度が離脱リスクは高いであろうことが伺える結果となった。
<オンラインサロンでの支払い方法の希望は?(複数選択可)>
クレジットカード 50.5%
PayPalなど決済代行会社 14.6%
コンビニ払い 11.3%
銀行振込 10.4%
携帯キャリア決済 8.8%
銀行振替 3.6%
仮想通貨 0.8%
講評:
クレジットカード支払いと各種Pay支払いにチェックをした人々が200名を超え、複数回答可にも拘らず、銀行振り込みと振替を合わせても半数を大きく下回る51ptしかチェックが付かなかった。
この結果は、オンラインサロン運営サイドにとって非常に重く受け止めるべきものだと言える。
<月額料金と1回ごとの参加料金、どちらの支払い方式を好みますか?>
月額料金 54.7%
1回ごとの参加料金 45.3%
講評:
気軽に支払える一回ごとが大幅に人気かと思いきや、ほぼ半々に割れる結果となった。
こちらも「内容次第」という、現在の消費者の支払いに対する姿勢が表われているのではないか。
<あなたがオンラインサロンに期待することは何ですか?(複数選択可)>
自身のスキルアップ 42.4%
限定情報の獲得 20.2%
参加者同士の交流 18.1%
ビジネス 9.2%
運営者との繋がり 8.3%
その他 1.8%
講評:
スキルアップが多数を占める結果となった。
コロナ禍を経て、オンラインで何かを学ぶという事が一般に浸透したことが伺える結果となった。
<オンラインサロンに入会するか決定する際に重視することは?(複数選択可)>
月額会費が安いこと 174
入会金が安いこと 159
オンラインで参加できなかった場合に自分の好きな時間に視聴できること 153
解約手続きが簡単にできること 144
運営者に質問したときに迅速に回答してもらえること 69
運営者と交流ができること 29
講評:
「運営者と交流ができること」との回答の少なさが目を引く。
オンラインサロン黎明期のイメージから完全に潮目はすでに変わっており、”オンラインサロンとは自発的に活用していくものだ”というイメージに変わってきていることが伺える。
<参加に躊躇する理由があれば、それは何ですか?>
内容がわからない事による品質への不安感 26.3%
自分自身の問題(やる気が出ないなど) 21%
参加費用の高額さに対する不安 20.2%
詐欺やマルチ商法など、犯罪的なことに関する不安 12.8%
運営者・サロン全体の「雰囲気の怪しさ」 10.7%
オンラインサロンの閉鎖性、馴染めなさ、疎外感 5.7%
参加する時間が取れない 3.7%
講評:
特に多かったのが、「入会するまではっきりした内容がわからない事から来る躊躇」を示す回答であった。
この点に関しては、オンラインサロン運営サイドの更なる工夫が求められていると言えるだろう。
<オンラインサロンを利用する際、どのようなデバイスを使用することが多いですか?(複数回答可)>
ノートパソコン 105
スマートフォン 90
オンラインサロンに参加していない 71
デスクトップパソコン 37
タブレット 26
講評:
ノートパソコン、スマートフォンを利用して参加するサロンメンバーが多数を占めた。
どのようなデバイスからの閲覧にも耐えうる仕様が求められる。
<どのような形式のコミュニケーションを好みますか?>
テキストチャット 51.9%
ビデオ通話 21%
投稿 16%
音声通話 7.4%
その他 3.7%
講評:
これだけ普及したかに思われるライブビデオ通話だが、やはりいまだに文章によるやり取りを望む層が根強いことがわかった。
【総論】
特に注目すべき点は、スキルアップ型のオンラインサロンが最も人気があり、自己啓発や学習への需要が高まっていることです。
また、オンラインサロンに関する意識や期待は多岐にわたり、コミュニティ型やプロジェクト型、ファンクラブ型など、さまざまな形態への関心があります。
支払い方法としてはクレジットカードやオンライン決済が主流であり、ユーザーの利便性が重視されていることも確認できました。
しかしながら、現在オンラインサロンに参加しているのはわずか3.3%に過ぎず、オンラインサロンの認知度は高まっているものの、実際の参加率はまだ低いという課題が浮き彫りになりました。
この点から、オンラインサロンの魅力を高め、参加を促すための工夫や努力が求められています。
総じて、オンラインサロンは、そのプライオリティやコスト感、法令遵守に対する消費者の厳しい選択のもとで運営されていると認識する必要があり、運営側はこれらの調査結果を踏まえ、市場のニーズに合ったサービスを提供し続けることが重要とされています。
■ ビルドサロンの事業内容
株式会社ビルドサロンは、オンラインサロン開発・運用の専門企業。オンラインサロン制作業界No.1。
・オンラインサロン制作事業
・オンラインサロン運営代行業務
・既存オンラインサロンのページデザイン
・オンラインサロン関連CMSプラグインの開発
・既存ブログ(アメブロなど)からのコンテンツ移行作業
・その他会員制サイトの受託開発業
・オンラインサロン運用ブログの運営
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