国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製品制作の裏側に迫る 「綴プロジェクト」を支える技術を動画で紹介
キヤノンは、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的に、日本の貴重な文化財の高精細複製品を制作して寄贈する「綴プロジェクト」を2007年より推進しています。このたび、京都府の臨済宗大本山建仁寺が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」に限りなく近い高精細複製品の制作を実現したキヤノンの「技術」を、CGを使って分かりやすく紹介する動画を公開しました。ぜひ、ご覧ください。(URL:https://youtu.be/6mkuKcMMkY4)
- 映像の見どころ
ポイント1:カメラ技術
キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R5」と自社開発の旋回台による自動多分割撮影により、風神雷神図屏風では42億画素の高解像度データを取得し、オリジナル文化財が持つ微妙な風合い、質感を忠実に撮影します。
ポイント2:画像処理技術
キヤノン独自のカラーマッチングシステムにより、オリジナル作品の一つひとつにカラープロファイルを作成。取得した画像データに瞬時に画像処理を施します。さらに色再現性に優れたプリンターを撮影現場に持ち込み、その場で出力します。オリジナル文化財との精密な色合わせを撮影現場で行えるため、色合わせのために発生するオリジナル文化財への負担軽減に貢献します。
ポイント3:プリント技術
大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-4000」が持つ高い色再現力により、経年変化による文化財の微妙な色合いや、目で見たままの立体感、質感まで再現します。
より詳しく知りたい方は、ぜひ動画をご覧ください!(URL:https://youtu.be/6mkuKcMMkY4)
【綴プロジェクトとは】
「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)は、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動です。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈しています。(URL:https://global.canon/ja/tsuzuri/)
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