【ヤフー・データソリューション】今年の夏の暑さを検索や暑さ指数などのビッグデータから分析したレポートを公開
夏季の「暑さ対策」の検索人数は2020年の5倍超に。「熱中症警戒アラート」が発表される暑さ指数33以上の日が2022年の2.6倍に増加
https://note.com/ds_yahoojp/n/n2cb066a6e30f
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)が提供する、LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」は、インターネット検索数や環境省が公開している暑さ指数などのビッグデータから今年の夏が暑く感じた理由を分析した「暑さ指数が語る今年の夏:データで振り返る猛暑の実態」を公開しました。
2024年6月から8月の「暑さ対策」の検索人数は2020年同時期の5.1倍に
「Yahoo!検索」のビッグデータを用いて「暑さ対策」の直近5年間の検索人数推移を調べたところ、2024年の6月、7月、8月の検索人数は2020年の6月、7月、8月の約5.1倍になっていることがわかりました。多くの人が「今年の夏は例年よりも暑い」と感じていたことがうかがえます。
平均最高気温は過去と差がない一方で、暑さ指数が33を超える日数が増加した2024年
気象庁の公開データを用いて直近3年間で東京における6月、7月、8月の1週間ごとの平均最高気温を比較したところ、3年間で大きな差は見受けられませんでした。
一方で、暑さ指数にも着目して分析を行いました。
暑さ指数とはWBGT(Wet Bulb Globe Temperature)とも呼ばれ、気温、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境を総合的に考慮した暑さの指標です。暑さ指数が高いほど体感温度が高くなり熱中症のリスクが増すとされ、2020年から環境省と気象庁が運用を開始した「熱中症警戒アラート」の指標としても使用されています。暑さ指数の予測値が33に達すると「熱中症警戒アラート」が発表されます。
東京の直近3年間の6月、7月、8月において、この暑さ指数が33を超えた日数の累積を比較したところ、2024年の夏は過去2年と比べてその回数が明らかに多いことがわかりました。2022年と比較して、2024年の累積値は約2.6倍となりました。
平均最高気温の週次平均が例年と大きく変わらない一方で、暑さ指数が33を超え、熱中症のリスクが高まり、「熱中症警戒アラート」が発表される日数が多かったことが、多くの人が暑さを強く感じた理由の一つであったと考えられます。
▼「熱中症警戒アラート」や「暑さ指数」の検索人数推移など、より詳細なレポートは以下で公開しています。
「暑さ指数が語る今年の夏:データで振り返る猛暑の実態」
https://note.com/ds_yahoojp/n/n2cb066a6e30f
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