未婚男女に聞いた、結婚相手と出会いたい場所 5位に「マッチングアプリ」がランクイン
~婚活サービスの利用トップは「マッチングアプリ」、安心安全かつタイパを重視するなら「結婚相談所」~
タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:栗沢研丞、証券コード:東証グロース6181、以下「タメニー」)は、20~49歳の未婚男女2,409人に対して、「結婚相手との出会いの場と婚活サービス」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
春は出会いの季節です。就職や転勤などで環境が変わり、新しい出会いに胸を膨らませている人も多いのではないでしょうか。
恋人や結婚相手との出会いの場と言えば、かつては職場や学校などが一般的でした。しかし現在は、SNSなどインターネットの普及もあり、出会いの場も多様化しています。今回は、未婚の男女2,409人を対象に、結婚相手とどのような場所で出会いたいか、アンケートを実施。さらに、昨今出会いの場として注目されている結婚相談所やマッチングアプリなどの婚活サービスについて、そのイメージや実際の利用実態を調査しました。
<調査結果サマリ>
・未婚男女の約5割が「結婚したい」と回答、「結婚したくない」人は約1割
・結婚相手と出会いたい場所、5位に「マッチングアプリ」がランクイン
・結婚相手と出会いたい場所、タイプ別では1位は「自然型」、2位は「婚活サービス型」、3位は“モンハン婚”で注目の「趣味型」
・「マッチングアプリ」は“タイパ・コスパが良い”、「結婚相談所」は“真剣かつ安全”のイメージ
・婚活サービスの利用者トップは「マッチングアプリ」。「マッチングアプリ」「結婚相談所」「自治体が提供する結婚支援サービス」は20代の利用が多い
・「結婚相談所」を利用中の28.0%が「マッチングアプリ」から“乗り換え”ている
・結婚に真剣な人が多く、安心安全かつタイパを重視するなら「結婚相談所」
・気になった相手と「結婚の約束をした」人の割合は結婚相談所がトップ
■未婚男女の約5割が「結婚したい」と回答、「結婚したくない」人は約1割
Q.あなたは結婚したいと思いますか?(n=2,409)※必須回答
20~40代の未婚男女2,409人に対して「結婚したいと思うか」と聞いたところ、17.8%が「結婚したい」、10.3%が「どちらかと言えば結婚したい」、17.5%が「いい人に出会えれば結婚したい」と回答しており、「結婚したい」と考えている人は、全体の45.6%を占めました。
「結婚したくない」という人は8.8%(「どちらかと言えば結婚したくない」4.5%、「結婚したくない」4.3%)と少数でしたが、一方で「結婚に興味がない」という人は31.8%でした。
タメニーが2024年3月に発表した「結婚で重視したいこと」に関するアンケート調査でも、未婚男女の43.4%が「結婚したい」と回答しています。未婚率が増加傾向にあるなか、そもそも「結婚に興味がない」という人も少なくありませんが、引き続き半数近くの人が結婚を希望していることが分かりました。
■結婚相手と出会いたい場所、5位に「マッチングアプリ」がランクイン
Q.結婚する相手とは、どのようなところで出会いたいですか。(n=1,097)※必須・複数回答
「結婚したい」と回答した未婚男女1,097人を対象とし、結婚する相手とはどんなところで出会いたいか聞いてみました。
「特にこだわりはない」(32.9%)がトップとなり、次いで「職場(社内)」(26.1%)、「友人・知人の紹介」(24.8%)、「学校やサークル、部活など学生時代のつながり」(21.1%)と続きました。
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」では、職場結婚など従来型の恋愛結婚は減少しつつあり、マッチングアプリなどのインターネットを利用した「ネット」による出会いが増加傾向にあるとしています。今回の調査でも、5位に「マッチングアプリ」(18.2%)がランクインしており、出会いを望む場所として一般化しつつあることがうかがえます。
また、結婚相手と出会いたい場所について男女の違いを見たところ、「特にこだわりはない」を除くと男性は「職場(社内)」(27.5%)が、女性は「友人・知人の紹介」(27.7%)が最も多くなっています。「マッチングアプリ」については、男性22.1%、女性14.6%で、男性の方が多い結果となりました。
■結婚相手と出会いたい場所、タイプ別では1位は「自然型」、2位は「婚活サービス型」、3位は“モンハン婚”で注目の「趣味型」
Q.結婚する相手とは、どのようなところで出会いたいですか。(n=736)※必須・複数回答
かつては職場など自身の生活に密接したコミュニティ内での“自然な出会い”が主流でしたが、現在はどのようなタイプの出会いの場が求められているのでしょうか。上記で調査した結婚相手と出会いたい場所を、「特にこだわりはない」と回答した人を除き「自然型」「婚活サービス型」「趣味型」「紹介型」「偶発型」「グループ交際型」の6タイプに分類しました。
その結果、職場などでの自然な出会いを希望する「自然型」が最も多く、38.6%を占めました。職場や学校など同じコミュニティの人との出会いは避ける人が増えてきていると言われていますが、今回の調査からは3人に1人以上が自身の生活に密接したコミュニティ内での出会いを求めていることがわかりました。これに、マッチングアプリや結婚相談所などの「婚活サービス型」(18.4%)、趣味を通じて出会う「趣味型」(17.0%)が続いています。
最近では、オンラインゲーム「モンスターハンター」で絆を深めたという、俳優の山田裕貴さん&西野七瀬さんの“モンハン婚”が注目を集めました。また、芸能人のマッチングアプリ婚も話題になるなど、これまで主流ではなかった出会いのタイプが、今後さらに増加していくかもしれません。
※「結婚相手と出会いたい場所」の分類
自然型:職場(社内)、取引先など仕事関係、学校やサークル、部活など学生時代のつながり、バイト先、結婚式・結婚式二次会、同窓会
婚活サービス型:結婚相談所、マッチングアプリ、自治体が提供する結婚支援サービス、婚活パーティー・イベント、相席居酒屋
趣味型:習い事や社会人サークルなど趣味の場、SNS・オンラインゲーム、推し活
紹介型:友人・知人の紹介、親族の紹介
偶発型:ナンパ、行きつけの店
グループ交際型:合コン・飲み会
■「マッチングアプリ」は“タイパ・コスパが良い”、「結婚相談所」は“真剣かつ安全”のイメージ
Q.各婚活サービスについて、どのようなイメージを持っていますか。(n=1,097)※必須・複数回答
リクルートブライダル総研が2023年9月に発表した「婚活実態調査2023」によると、2022年の婚姻者のうち婚活サービスを利用して結婚した人は15.4%で、2015年の8.3%から2倍近く増加しています。婚活サービスが結婚相手との出会いの場として定着しつつあるなかで、それぞれの婚活サービスについてどのようなイメージを持っているか、「結婚したい」と考えている未婚男女を対象に調査しました。
結婚する相手と出会いたい場所で5位にランクインした「マッチングアプリ」は、「会員数が多い」(28.4%)、「費用が安い」(25.6%)、「タイパ(効率)が良い」(23.2%)というイメージが上位になりました。
「結婚相談所」は、「結婚に対して真剣な人がいる」(22.5%)や「手厚いサポートを受けることができる」(17.5%)、「証明書提出の義務があり、身元が保証されていて安心感がある」(13.9%)、「成婚実績が高い」(10.6%)が他のサービスに比べて高い結果に。真剣かつ安心安全に婚活ができるというイメージがあるようです。
また昨今、人口減少や少子化対策として各自治体が取り組む結婚支援事業が話題となっていますが、そうした「自治体が提供する結婚支援サービス」については、「地元の人と出会える」(14.0%)というイメージが高いことが分かりました。
■婚活サービスの利用者トップは「マッチングアプリ」。「マッチングアプリ」「結婚相談所」「自治体が提供する結婚支援サービス」は20代の利用が多い
Q.結婚相手を探すために、利用したことがある、または利用を検討したことのある婚活サービスはありますか?(n=1,097)※必須回答
実際に、結婚相手を探すために利用したことがある、あるいは利用を検討したことのあるサービスを聞いたところ、「マッチングアプリ」は「現在、利用している」が14.9%、「過去に利用したことがある」が20.0%で、利用経験のある人が34.9%と最も多くなりました。
次いで多かったのは「婚活パーティー・イベント」で、「現在、利用している」が6.6%、「過去に利用したことがある」が12.9%となり、利用経験者は19.5%でした。「結婚相談所」は、「現在、利用している」「過去に利用したことがある」がそれぞれ6.8%で、利用経験のある人は13.6%となっています。
各サービスとも「利用・検討したことはない」人がまだまだ多いものの、トップの「マッチングアプリ」は検討経験まで含めると47.6%と、およそ半数が結婚相手を探す場として意識しているようです。
なお、各婚活サービスを「利用している」「利用したことがある」と回答した人の年齢構成を調べたところ、「結婚相談所」を利用と回答した人のうち20代が43.3%、「マッチングアプリ」を利用と回答した人のうち20代が47.1%、「自治体が提供する結婚支援サービス」を利用と回答した人のうち20代が50.9%と、いずれの婚活サービスでも20代の利用が他の年代より高いことが分かりました。結婚相談所は「最後の砦」としてのイメージを持たれることが多いですが、「出会いの選択肢の一つ」と考えられているということではないでしょうか。
タメニーが運営する結婚相談所「パートナーエージェント」が行った調査では、20代からの問い合わせが増加傾向にあるとしています。SNSやマッチングアプリなどでの出会いにも抵抗感の少ない20代では、コミュニティ外の出会いの場である婚活サービスを選択肢に入れる人が少なくないのかもしれません。
■「結婚相談所」を利用中の28.0%が「マッチングアプリ」から“乗り換え”ている
Q.結婚相手を探すために、利用したことがある、または利用を検討したことのある婚活サービスはありますか?(n=1,097)※必須回答
さまざまな婚活サービスがあるなかで、出会いの場を広げるために、複数のサービスを利用している人も多くいます。それぞれの婚活サービスを現在、利用している人について、他のサービスの利用状況を調査しました。
過去に他の婚活サービスを利用していた人、すなわち他のサービスの利用をやめて“乗り換えた”人の割合が多かったのは「結婚相談所」でした。現在、結婚相談所を利用している人のうち、28.0%が「マッチングアプリ」、24.0%が「婚活パーティー・イベント」、22.7%が「自治体が提供する結婚支援サービス」を過去に利用していました。
また、結婚相談所を利用中の62.7%、婚活パーティー・イベントを利用中の80.6%、自治体が提供する結婚支援サービスの82.0%が、「マッチングアプリ」も同時に利用している、すなわち併用していることが分かりました。
自然な出会いを求める人が多い一方で、積極的に出会いを求めている人は併用するのが一般的なのかもしれません。
■結婚に真剣な人が多く、安心安全かつタイパを重視するなら「結婚相談所」
Q.利用したことのある婚活サービスをどのような理由で選びましたか。(n=360)※必須・複数回答
結婚相談所やマッチングアプリ、婚活パーティー・イベント、自治体が提供する結婚支援サービスを「現在、利用している」「利用したことがある」と回答した360人の未婚男女に対し、どのような理由からその婚活サービスを選んだのかを聞きました。
「結婚相談所」は、選んだ理由として「タイパ(効率)が良い」(45.2%)、「結婚に対して真剣な人がいる」「証明書提出の義務があり、身元が保証されていて安心感がある」(同率19.0%)、「手厚いサポートを受けることができる」(16.7%)、「成婚実績が高い」(13.5%)が他の婚活サービスより高くなりました。
「マッチングアプリ」は、「費用が安い」(45.1%)、「会員数が多い」(44.4%)が他の婚活サービスを上回りました。「婚活パーティー・イベント」は「多くの人と実際に会うことができる」(26.2%)、「自治体が提供する結婚支援サービス」は「地元の人と出会える」(14.1%)ことを理由に挙げた人が、他のサービスより多くなっています。
特に「タイパ(効率)が良い」については、前述の婚活サービスに対するイメージ調査では「マッチングアプリ」が他のサービスに10ポイント以上の差を付けましたが、利用者が選んだ理由では僅差で「結婚相談所」が上回りました。
また、婚活サービスを選んだ理由を年代別に見ると、20代は「会員数が多い」(26.1%)、「タイパ(効率)が良い」(24.8%)、「費用が安い」(20.9%)という点に注目していました。これに対して40代は、「結婚に対して真剣な人がいる」(21.9%)、「手厚いサポートを受けることができる」「証明書提出の義務があり、身元が保証されていて安心感がある」(同率19.2%)、「成婚実績が高い」(12.3%)という、安心安全かつ確実性を重視していることが分かりました。
■気になった相手と「結婚の約束をした」人の割合は結婚相談所がトップ
Q.「現在、利用している」「過去に利用したことがある」と回答した婚活サービスを利用して、気になった相手と実際にメッセージ交換などができましたか。(n=441)※必須・複数回答
また、婚活サービスを「利用したことがある」と回答した人に、気になった相手とどんなやり取りができたか聞いたところ、「メッセージを交換できた」人が最も多かったのは「マッチングアプリ」(53.7%)で、僅差で「結婚相談所」(53.1%)が続きました。「自治体が提供する結婚支援サービス」(49.0%)、「婚活パーティー・イベント」(47.5%)でも、およそ半数が「メッセージを交換できた」としています。
気になった相手と「会うことができた」と回答した人は、「マッチングアプリ」(53.4%)、「結婚相談所」(52.4%)、「自治体が提供する結婚支援サービス」(50.0%)でおよそ半数となりました。
また、「交際できた」人は、「マッチングアプリ」(29.7%)が最も多く、次いで「自治体が提供する結婚支援サービス」(23.5%)、「結婚相談所」(23.4%)でした。一方、「結婚の約束をした」人の割合が高かったのは「結婚相談所」(11.7%)、「自治体が提供する結婚支援サービス」(9.8%)で、「マッチングアプリ」は7.1%にとどまっています。
【婚活サービスを利用してよかったこと、こうしてほしいと思ったこと】
[結婚相談所]
・結婚を求めている相手と出会えたことが利用してみてよかったと思うことです(20代・男性)
・マッチングしてから料金が発生してほしい。結婚で大切な情報はあらかじめ分かるようにしてほしい(30代・男性)
・結婚に真剣な人が多いこと。もっとサポートがあったらいいなぁと思った(20代・女性)
・担当者がとても親身になってくださり、紹介していただいた方と会う前には他の相談にも乗ってくれたり、自分の経験談を話してくれるので、前向きな気持ちになれたり、構えずに臨めるようにしてくれるのがありがたい(30代・女性)
・理想の相手に巡り会える(40代・女性)
[マッチングアプリ]
・気軽な交際ができるところはいいと思った。月額費がやや高めなのと、なかなかマッチしない時があるのを改善してほしいと思った(20代・男性)
・さまざまなタイプの相手を知ることができ、一緒に過ごす際のイメージが湧きやすかったことが良かった点です(30代・男性)
・問い合わせなどのサポートが不十分であること(40代・男性)
・スマホで手軽に始めることができたこと(30代・女性)
・多くの人と交流したり、出会うことができた(30代・女性)
・身元がちゃんとしていると安心。あと既婚者か独身かをちゃんと証明してほしい(40代・女性)
・気軽に知り合える。婚活か遊びか目的をはっきりさせて最初から目的が違う人と関わらないようにしてほしい(40代・女性)
[婚活パーティー・イベント]
・全ての方と話す機会があるのが有り難いです(40代・男性)
・一度きりのイベントなので手軽に利用できる。費用もその時だけしかかからなくて気が楽(30代・女性)
・話しかけ方のアドバイスをしてくれるとか何か支援をしてくれる人がそばにいてくれたらうれしい(40代・女性)
[自治体が提供する結婚支援サービス]
・適切、サポート、安心感(30代・男性)
・いろんな方とお会いできたこと。ただ、数時間で見つけるのは難しい(30代・女性)
婚活サービスを利用した人のコメントにもあるように、マッチングアプリは会員数も多く、さまざまな人と交流できる可能性が高いことがうかがえます。一方で結婚相談所は、担当者のサポートを受けることができ、結婚を前提に婚活している相手と出会えるなどのメリットがあります。「結婚の約束をした」人の割合が最も高かった点なども踏まえると、結婚を真剣に考えている人にとっては、最もタイパ・コスパが良いのは結婚相談所と言えるかもしれません。
「結婚相手との出会いの場と婚活サービス」に関する調査
調査方法:インターネット調査
<調査1>
調査対象:20~49歳 未婚男女2,409人
集計期間:2024年3月22日
<調査2>
調査対象:20~49歳 未婚男女360人
集計期間:2024年3月25~26日
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 栗沢 研丞
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
<ライフ&テック領域>
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
<地方創生領域>
・地方自治体向け婚活支援システム「parms」
・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)
・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田・横田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp
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