三豊の商店街DAO、1ヶ月で800万円の出資集まる!2,000万円の着地を目指す
~身の丈DAO出資者の半数弱が首都圏、関係人口創出に貢献~
株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)がDAOの組成および運営支援パートナーとして参画する香川県三豊市仁尾町にて始動した日本初(※1)の商店街DAOプロジェクト「身の丈ストリート」(※2)が、開始1ヶ月で800万円超の出資申し込みが集まったこと、また、出資者の属性をお知らせします。
空き家のリノベーションとDAOによる共助型運営を通じて、多くの方が主体的にまちづくりに参加する本プロジェクトでは、直近での資金調達2,000万円を経て、その後計4,000万円の資金調達を目指しています。
※1:日本ブロックチェーン協会 理事およびISO/TC307 国内審議委員の峯荒夢より、当該取り組みの前例がないと確認。
※2:三豊の「身の丈」とは、三豊市が自分たちの現状を正確に把握し、その等身大の姿に基づいて市政を進めていくという、堅実で現実的な姿勢を表しています。平成22年(2010年)3月から毎年、三豊市のデータブック「みとよの身の丈」( https://www.city.mitoyo.lg.jp/kakuka/seisaku/chiiki/7/2/12924.html )が三豊市より発行されています。
■身の丈DAO出資者の居住地は、45.6%が首都圏、19.3%が四国
2025年7月22日に始動した身の丈DAOは、7月下旬からオンラインでの説明会開催を重ね、1ヶ月経過時点で、国内56名、計800万円超の出資申し込みが集まっています。
出資者の属性は、都道府県別では、東京都が26.3%、香川県17.5%、神奈川県12.3%とこれら1都2県で56%を占めています。

■出資者は、30~50代が9割。出資者の半数が40代
出資者の年齢は、40代が47.4%、50代が22.8%、30代が21.1%でこれらで9割を占めています。

■身の丈DAO説明会は10回以上開催し、102名が参加
「7月28日よりオンラインでの説明会を開催し、1ヶ月で10回以上開催し、これまで102名にご参加いただいております。今後の開催日程は、以下にございます。
■参加者の声(一部抜粋)

(岡崎修平、40代、 宮古島/横浜)
宮古島で地域の空き家を宿にしたり、廃校の活用を行ったりする中で、地域の人々で場を持ち合い、運用出来る仕組みに興味を持ちました。今回の商店街DAOに参加し、地域プレイヤーと対話を重ねることで、DAOの可能性を探るとともに、自分の活動する地域での展開につなげられることを期待しています。

(藤田裕子、50代、香川県)
DAOという仕組みを使えば、ちっぽけな私でも小さな事で還元できたり役に立てる場面があると思っています。
また地域づくりの現場でDAOがどう化学反応を起こしていくのか、自ら体験しながら学べると思っています!

(平岡謙一、40代、マレーシア・クアラルンプール)
「地域×関係人口×デジタル」という新しい思想が育っていく過程に、直接関わりながら体験できることに大きな魅力と期待を感じています。出資や参加が単なる支援にとどまらず、ストーリーや体験を共有できる仕組みによって、町と人との距離がぐっと縮まる。従来の観光振興や商店街活性化では生み出せなかった、“いっしょにつくる”という感覚を味わえることを心から楽しみにしています。
■身の丈DAOとは:DAO投資で、誰もがまちづくりに参画! 空き家を改装、出店者を選定
本プロジェクトは、地域住民と関係人口が共につくる“新しい商店街のあり方”を提案することを目的とした、空き家のリノベーションとDAOによる共助型運営を組み合わせた地域再生モデルです。
出店者の選定や収益の使い道を住民とDAOメンバーが協議し決定する構造となっており、DAOに投資することで誰もがまちづくりに参加できるという、新たな経済参加の仕組みを実現しています。今後、この取り組みによって、ふるさと住民をはじめとする関係人口が増えることはもちろん、地域との関係を深めていくこと、主体的に多くの方がまちづくりに参加していくことを期待しています。

■本プロジェクトの特徴
①DAOによる地域参加設計
テナント選定、収益の再投資、イベント企画などをDAOメンバーの投票で決定。現地に2回以上訪れた人には会議参加権も付与され、暮らしの一部として意思決定に関わることができます。
ガイアックス提供の「DAOX」にてガバナンストークンの発行を行い、同ツール上でシームレスに議案・投票を行います。
②記憶と未来が交差する物件・商店街の再生
「かっちゃんの家」:地域に親しまれた故人の邸宅をリノベし、カフェ・バー・レストランが入居予定





③参加者に還元される“共助の経済”
DAOメンバーには、ベーシックインフラ宿泊施設(身の丈ハウス)の宿泊券や、スナックでの1杯無料ドリンク、試食会参加権といった特典が用意されています。
また、将来的に収益が見込めれた場合は、配当の実施の可否と割合についてDAOメンバー内で決議し配当政策を決定します。
■誰でも“投資”から地域を育てられる時代へ
このプロジェクトでは、「商店街の未来は行政か地元だけが考えるもの」という常識を覆します。DAOという仕組みを用い、少額投資でも意思決定と経済循環に参加できる構造をつくることで、都市住民・副業起業家・移住希望者などもまちづくりに自然な形で関われるように設計されています。
◎物件情報と投資対象
かっちゃんの家(50坪、香川県三豊市仁尾町)






◎DAOへの参加方法
プロジェクト募集ページ( https://minotakestreet.jp/ )上からLINEオープンチャット参加 → 株式出資 → 意思決定・特典利用
資金調達とDAOメンバー募集について
「身の丈ストリート」では、プロジェクト実現と運営に必要な資金として、総額4000万円の資金調達を目指しています。
これにあわせて、DAOメンバーとして約400人の参加者を募集。出資額に応じたトークンが発行され、収益分配が可能になります。
出資方法・リターン内容・参加資格などの詳細は、専用募集ページよりご確認いただけます。
商店街DAOプロジェクト「身の丈ストリート」
https://minotakestreet.jp/

■ 重要事項
株式会社ガイアックスによる本リリースは、身の丈プロジェクトの概要を紹介することを目的としており、本プロジェクトへの勧誘を意図するものではございません。
■展開|「顔の見える経済圏」を地域内で紡ぎ続ける
本プロジェクトは、全国展開を目的としたスキームではなく、仁尾という土地に根ざして「顔の見える経済圏」を深く耕すことを重視しています。
商店街というもっとも身近な経済単位にDAOを実装することで、まちの経済と暮らしが共に育つ風景を未来に向けて残していきます。
■発起人




■ 担当者コメント
株式会社身の丈商店街 代表取締役社長 今川宗一郎

一見DAOはローカル側にとって受け入れにくいようななんだか分からないようなものにうつっていると思いますが、今回このDAOに挑戦することで新しい挑戦の選択肢が増えることを願っています。そのくらい今回のDAOの仲間や出資が集まることでローカルの可能性が広がると思っています。
暮らしの家守株式会社(プロジェクト主体法人取締役) 古田秘馬

DAOという信頼経済圏が一度作られると、その中での様々な活動が”貨幣”に変換されずに好感される仕組みに変わっていく可能性があります。
今回の、身の丈商店街とは、まさに、自分が苦にならずにできる身の丈の価値をお互いに交換し合える、身の丈経済圏をつくる大いなる実験でもあります。
株式会社ガイアックス DAO事業部 事業責任者 廣渡裕介

リリースから1ヶ月でLINE オープンチャットには170人以上もの人が集い、出資者同士ではお互いに提供できるアセットやインセンティブなどの話で盛り上がっています。この本質を捉えた共同事業の面白さと熱をもっと多くの方に感じていただきたいです。
■ ガイアックスはDAO導入・活用もトータルでサポート
ガイアックスは、DAOの立ち上げ〜運用支援ツール「DAOX」を提供するほか、DAO組成前に欠かせないインセンティブ等の各種設計やスケジュール策定といったプロジェクトマネジメントもカバー。これまでにDAO型コミュニティの組成から運用までのコンサルティングサービスも数多く手掛けています。
▶DAO立ち上げやコンサルティングについてのご相談・お問い合わせ先
■ 株式会社ガイアックス 概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業
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