【サブスクリプション方式に関する調査】「サブスク」認知度は上昇、仕組みの理解度は低調
~生活者にとってのサブスクとは~
本調査はさまざまなサービスがサブスクリプション方式で提供される中、生活者の間での「サブスクリプション型(サブスク)」の言葉の浸透度や理解度を継続的に把握することを目的とし、実施しています。今回は2020年に続き、2回目の調査となります。アンケートは全国のT会員20歳~69歳の男女を対象とし、2,227名からの回答を得ました。
<調査結果概要>
- 「サブスク」について約4割が「詳しく知っている」「それなりに知っている」
- 「サブスク」の仕組みを詳しく知っているのは1割に満たず、性年代での差が大きい
- デメリットや不満を感じるのは、金額への納得感や契約手続きなど「支払い」に関わること
「サブスク」の言葉は浸透してきたものの、仕組みを詳しく知っているのは1割弱
「サブスクリプション型サービス(サブスク)」の認知は、「詳しく知っている」が7.3%、「それなりに知っている」が35.5%です。2020年12月に実施した前回の結果と比較してみると、「詳しく知っている」「それなりに知っている」「よくわからないが、名前は聞いたことがある」が少しずつ上昇し、「名前を聞いたこともない」は2021年で14.7%と、前年に比べて10ポイント近く減少しています。全体的に「サブスクリプション型サービス(サブスク)」という言葉は認知が進んでいるということがわかりました。理解度は全体で「詳しく知っている」が1割に満たない結果となりましたが、若年層では「詳しく知っている」「それなりに知っている」と回答する割合が高く、シニア層では低いといったように性年代での差が大きくなっています。
デメリットや不満を感じるのは「支払い」に関わること
生活者が感じるサブスクリプション型サービスのデメリットや不満点を尋ねたところ、上位4つは支払いに関することが並びました。「あまり利用できず元を取れないと感じてしまう」(53.1%)、「結果的に割高になってしまうことがある」(37.8%)といった支払額への納得感や、「利用しなくなっても停止し忘れて課金が続いてしまう」(26.9%)、「無料お試しがあっても自動継続されてしまうので使いにくい」(18.7%)など支払いに関わる契約手続きに対してデメリットや不満点を感じることが多いようです。「デメリットや不満ポイントは特にない」との回答は13.2%でした。
- 本調査詳細データのご案内
【https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-43】
- 調査データ概要
調査地域:全国
対象者:20~69歳のT会員男女
サンプル数:2,227サンプル
※日本の人口構成比に合わせて回収
調査期間:2021年12月2日(木)~2021年12月6日(月)
実査機関:CCCマーケティング株式会社
- CCCマーケティング総合研究所の概要
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
生活者の消費データ、インサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために、2020年に発足しました。
我々は『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努め、その声をもとに「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に伴走します。
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