戦後80年の国際協同組合年 世代超え考える戦争と平和 5月18日(日)〔神奈川〕
次世代の記憶をつなぎ目指す核廃絶
生活協同組合パルシステム神奈川(本部:横浜市港北区、理事長:藤田順子)は5月18日(日)13時から14時30分まで、新横浜本部とオンラインで平和の意味や核兵器廃絶を考えるイベント「『戦争を知りジブンゴトにしてみよう』交流会」を開催します。核兵器廃絶を呼びかける若者や被爆体験者による活動を紹介し、参加者とともに平和のために一人ひとりができることを考えます。
多世代の視点で語る“平和のつくり方”
イベントには、80年前の戦争を体験していない2000年生まれの高橋悠太さんと中村涼香さん、1歳10か月で被爆した和田征子さんが登壇します。
広島出身の高橋さんは、一般社団法人かたわら(横浜市西区)の代表理事を務め「核廃絶ネゴシエーター(交渉人)」として活動しています。長崎出身の中村さんは、NPO法人ボーダレスファウンデーション(東京都新宿区、田口一成代表理事)の理事として、「平和な世界をつくりたい」というさまざまな社会活動家と連携しています。日本原水爆被害者団体協議会(同港区、田中熙巳代表)事務局次長の和田さんは、母親の長崎での原爆投下の体験を国内外で証言しています。
自身の戦争の記憶がない世代を超えた3人が、パルシステム神奈川で平和活動を担当する楊直子常任理事とともに、それぞれの活動への思いや戦争体験継承の意義などを語り合います。
参加者には「幸せを感じる時」などの問いかけを自らの言葉にしてもらい、世界で今なお続く戦争や核兵器の存在を自分ごととして平和のためにできることを考えます。オンライン配信終了後、会場では参加者同士でイベントを通じて感じたことを話し合います。神奈川県高校生平和大使のみなさんも参加を予定し、世代を超えて平和の大切さを考えます。




私たちの隣にある1万2千発の核兵器
現在世界では、9つの国が約12,000発の核兵器を保有しています。このうちすぐに発射できる配備済みの核兵器は3,900発以上あると推計されます。ウクライナやパレスチナ・ガザ地区など世界各地での戦争や紛争の終結が見通せないなか、核兵器の使用を辞さないとの各国指導者の言及も見られます。1発の兵器であっても使用されれば、日本の平和な日常にも大きな影響を与えます。
各国の軍事的、経済的対立でSDGsに反する流れが生まれるなか国連は、2025年を国際協同組合年と定めました。協同組合のあらゆる立場の人の参加による、貧困や飢餓の解消、社会的包摂などを推進する活動が評価されたためです。
生活協同組合であるパルシステム神奈川は、戦後80年となる国際協同組合年にイベントを通じ改めて、市民一人ひとりが核兵器を取り巻く現状を知り、「自分ごと」とする重要性を参加者とともに考えます。
「戦争を知りジブンゴトにしてみよう」交流会 開催概要
【日時】2025年5月18日(日)13時~14時30分 会場では15時まで交流会
【会場】パルシステム神奈川新横浜本部
(神奈川県横浜市港北区新横浜3-18-16新横浜交通ビル)
【アクセス】JR新横浜駅から徒歩4分、横浜市営地下鉄新横浜駅(8番出口)から徒歩1分
【企画詳細】https://www.palsystem-kanagawa.coop/event/detail/250518-h/
【参加費】無料
【締め切り】5月8日(木)
【定員】会場参加10人、オンライン100人
【主催】生活協同組合パルシステム神奈川 組織運営課
【協力】一般社団法人かたわら

生活協同組合パルシステム神奈川
所在地:横浜市港北区新横浜3-18-16 新横浜交通ビル、理事長:藤田順子
出資金:117.6億円、組合員数:36万人、総事業高:553.8億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-kanagawa.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

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