CEATEC 2025「ネクストジェネレーションパーク」に事業創造カンパニーの01Boosterが共創パートナーとして参画

次世代イノベーションを加速する多様なセッション・ピッチコンテストを開催

01Booster

事業創造カンパニーとして企業のオープンイノベーションや新規事業開発を支援する株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ、 以下「01Booster」)は、2025年10月14日から17日まで幕張メッセにて開催された「CEATEC 2025」において、当社がパートナーとして参画した「ネクストジェネレーションパーク」にて、会期中に多数のイベントおよびセッションを開催いたしました。

ネクストジェネレーションパークは、CEATECの中でも特に次世代を担う新進気鋭の企業や大学・研究機関、そして支援者が一堂に会する価値創造のエリアです。01Boosterは、この場で日本のイノベーションエコシステムを加速させるため、複数のセッション・ピッチコンテストを企画・実施いたしました。

ハイライトイベント:『事業会社発 新規事業/スピンアウト ピッチコンテスト』を開催

会期中の10月17日には、ネクストジェネレーションパーク内ステージにて、01Boosterが主催する『事業会社発 新規事業/スピンアウト ピッチコンテスト』を開催いたしました。本コンテストでは、ホンダ(本田技術研究所)、NTTデータ、ローム、三菱地所、DIC、ジャパンディスプレイなど、国内を代表する事業会社のカーブアウト/スピンアウト8社が登壇し、それぞれが自らのビジョン、技術・サービスをプレゼンテーション形式で披露しました。

最優秀賞には、多くの業界関係者・出展者・来場者が詰めかけた会場投票にて、PathAhead「ライジングサンド」(本田技術研究所発/砂漠の砂を道路舗装材に転用、耐久性20年)が選ばれました。その他にも「ディープテック賞」としてローム発「NoMaDbot(ノーマッドボット)」、「埋もれている技術が光る賞」としてDIC 発「RADilys(ラディリス)」が受賞し、特に技術とビジネスモデルが直結した事業に注目が集まりました。

大勢の聴講者の前で「30min.」を熱く語る三菱地所の中村瞳氏
最優秀賞を受賞し喜びをみせるPathAhead株式会社の伊賀将之氏
新しい移動ロボット技術「NoMaDbot」を立ち上げたロームの矢熊宏司氏

【受賞一覧】

  • 最優秀賞:ホンダ発PathAhead「ライジングサンド」

    アフリカの道路インフラ課題を砂漠の砂で解決する新素材「ライジングサンド」を開発。砂漠の砂を造粒して舗装材として利用可能にし、従来の天然採石と同価格で耐久年数を1~5年から20年へ延ばし、維持コストを60%削減できる。ケニアなど3カ国での展開を予定しており、ケニア都市道路局と実証実験の覚書を締結。現地ゼネコンとの商談も進行中。

  • ディープテック賞:ローム発「NoMaDbot(ノーマッドボット)」

    地図や事前計画に頼らず即興走行を実現する新しい移動ロボット技術。独自の駆動系と、方位推定+エコーロケーション的知覚を組み合わせることで、高度で柔軟な動作を可能にする。ハードウェア分野でのゲームチェンジを目指す次世代ロボット開発プロジェクト。

  • 埋もれている技術が光る賞:DIC発「RADilys(ラディリス)」

    特殊染色液で花を光らせる新技術。ブラックライト環境下で生花やドライフラワーを美しく発光させ、ブライダルやイベント、アートなど多様な演出に活用できる。既存の花の流通網を活かして展開し、発光色のバリエーションも拡大予定。2026年の販売開始を目指す。

【イベント概要】

  • イベント :事業会社発 新規事業/スピンアウト ピッチコンテスト

  • 日  時 :2025年10月17日(金)15:30~17:00

  • 場  所 :幕張メッセ ネクストジェネレーションパーク 展示ホール6 NGPステージ

【登壇者一覧】

※登壇順

  • 荒智子氏「V-BALLER」/NTTデータ発/AbZero株式会社 代表取締役

  • 伊賀将之氏「ライジングサンド」/本田技術研究所発/PathAhead株式会社 代表取締役

  • 中村瞳氏「30min.」/三菱地所発 30min.事業責任者

  • 伊藤悠一氏「CodeLedge」/大日本印刷発/DigKnow株式会社 代表取締役

  • 矢熊宏司氏「NoMaDbot」/ローム発 グループリーダー

  • 秋田晋吾氏「SOPHiART」/京都大学発/SOPHiART株式会社 代表取締役

  • 東條健太氏「RADilys(ラディリス)」/DIC発

  • 奧山健太氏・太田光彦氏(リベリア代表取締役)「Rælclear」×リベリア/ジャパンディスプレイ発 R&D

そのほか多岐にわたるセッション展開、新規事業とスピンアウトの熱気が高まる

01Boosterがパートナーとして参画したネクストジェネレーションパークのステージでは、ピッチコンテスト以外にも、新規事業、スピンアウト戦略、そして大企業のイノベーションをテーマとした多様なセッションが展開され、連日賑わいを見せました。中でも16日に行われた『CEATEC 2025ネクストジェネレーションパークピッチコンテスト』や『社内起業家が語る!スピンオフ戦略とスタートアップ成長の可能性』、17日に行われた『IBM×NECが語る。なぜ新規事業に挑むのか?』などのセッションに注目が集まりました。

特に17日に開催された『東レ流“未来の創り方”~現代版“のれん分け”による“シン・繊維産業”創造への挑戦~』セッションが好評でした。MOONRAKERS TECHNOLOGIES代表取締役の西田誠氏と東レマーケティング企画室の平井正夫氏を登壇に迎え、安定よりも挑戦を選ぶ姿勢と、リーダーに求められる覚悟の重要性についての話題に高い共感が集まりました。

01Boosterは本イベント参画を通じて「事業創造の力で世界を変える」という企業理念のもと、大手事業会社とスタートアップ/社内ベンチャーとの新たな協業のカタリストとなるべく、今後も支援・伴走してまいります。

『東レ流“未来の創り方”~現代版“のれん分け”による“シン・繊維産業”創造への挑戦~』セッションの様子
多くの聴講者を集めた『IBM×NECが語る。なぜ新規事業に挑むのか?』。モデレーターは01Booster会長 鈴木規文

株式会社ゼロワンブースター

株式会社ゼロワンブースター

「事業創造の力で世界を変える」という企業理念のもと、大手企業とベンチャー企業の連携を促進するオープンイノベーションプログラムや、社内新規事業を促進する制度の構築及び公募型新規事業プログラム、出向型事業開発プログラム等を展開しています。他にも、個人のアイデアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」の運営や、起業を0からサポートする01Booster Studio、そしてスタートアップ連携管理クラウドInnoScouterなども展開しております。
グループ会社の01Booster Capitalを通じてベンチャー投資も行っており、多角的に事業創造をサポートいたします。

商号:株式会社ゼロワンブースター
代表者:代表取締役 合田ジョージ
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階
設立:2012年3月
事業内容:
起業家向けシェアオフィス、コーポレートアクセラレーター・イントラプレナーアクセラレータープログラム企画運営、企業内起業人材研修、投資および資金調達支援、事業創造コンサルティング、M&A仲介サポート等
URL:https://01booster.co.jp
※コーポレートアクセラレーターは01Boosterの登録商標です。

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会社概要

株式会社ゼロワンブースター

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URL
https://01booster.co.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 1階
電話番号
03-6435-5360
代表者名
合田ジョージ
上場
未上場
資本金
3733万円
設立
2012年03月