不登校を決めたあなたへ。集英社新書『オードリー・タンの母が語る「自主学習のすすめ」』が9月17日(水)発売。

不登校の過去がある台湾前デジタル大臣オードリー・タン氏を支えた母親の李雅卿氏(著者)は、学びの内容を子ども自身が決める「自主学習」を行う学校を自ら設立。世界が注目する「自主学習」をわかりやすく解説!

株式会社集英社

台湾の前デジタル大臣オードリー・タン氏と彼女の弟の唐宗浩氏には不登校の過去がある。母親として2人を支えた経験から、学びの内容を子ども自身が決める「自主学習」を行う《種の親子実験小学校》を創立し、台湾のオルタナティブ教育の先駆者となったのが、本作著者のひとり、李雅卿氏だ。

本書は、李⽒と、《種の親⼦実験⼩学校》の元校⻑の朱佳仁⽒、同校卒業⽣で⾃主学習実践者の唐宗浩⽒の3名で記した⾃主学習の指南書。正規の学校に通わず、家庭で学習するホームスクールや、フリースクールなどを含むオルタナティブスクールを利⽤しながら、⼦ども⾃⾝が⾃主的に⾏う学習「⾃主学習(Autonomous Learning)」の⼼得や具体的なメソッドについて記している。

不登校に悩む子どもたち、保護者、教育者に向けて、実践的なノウハウと温かな励ましのメッセージがふんだんに盛り込まれた1冊。

今の私があるのは自主学習のおかげです

――オードリー・タン 台湾前デジタル大臣

本書の目次

はじめに 訳者・近藤弥生子

     著者・李雅卿によるまえがき

第1部 「自主学習」の土台を築く

 第1章 自主学習の大前提

 第2章 自主学習の始め方

 第3章 自主学習は容易ではない

 第4章 保護者・教師・子どものコミュニケーションのあり方

 第5章 話し合いの文化を築く――家庭編

 第6章 話し合いの文化を築く――学校編

第2部 「自主学習」実践のための心得

 第1章 自主学習者の学び方

 第2章 自主学習者へのアドバイス

付録 日本語版の刊行にあたって 唐宗浩

プロフィール

解説 オルタナティブを育む社会へ 永田佳之

※本著は、李氏の経験をもとに書かれた『自主學習理念六講 知、行、悟的流轉』(2006年)と『自主學習手冊』(2008年)という2冊の原作本を1冊に合本し、新たな執筆を加えました。日本の読者に向けて、書名、構成、章タイトル、見出し、レイアウトなどは適宜、日本語版のオリジナルで制作しています。

●著者および訳者プロフィール

<著者>

李雅卿(リー・ヤーチン):オードリー・タンの母。《種の親子実験小学校》共同創設者の一人。
朱佳仁(ヂュー・ジアレン):《種の親子実験小学校》教師兼校長。
唐宗浩(タン・ゾンハオ):《種の親子実験小学校》卒業生。李雅卿氏が創立した「自主学習促進会」に携わる。

<訳者>

近藤弥生子:台湾在住ノンフィクションライター。主な著書は『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』等。

書誌情報

タイトル:オードリー・タンの母が語る「自主学習のすすめ」

著者:李雅卿、朱佳仁、唐宗浩/翻訳者:近藤弥生子

発売日:2025年9月17日(水)

定価:1,320円(10%税込)

ページ数:224

判型:新書判

ISBN:978-4-08-721381-2

集英社新書

※同日に電子版も発売。

(c)集英社

レーベル発刊25周年を迎えた「集英社新書」について

“知の水先案内人”をキャッチフレーズに、1999年12月に発刊されたレーベル。大量に流れ込む情報の海を泳ぎ渡るための「知識に裏付けされた知恵」を提供=案内する「真の意味での実用書」をコンセプトとする。旬な人物やタイムリーな話題を掘り下げる一方で、集英社ならではのエンターテインメント性と「知」を接続する企画にも挑戦し、幅広い世代が手に取りやすい新書を目指します。

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会社概要

株式会社集英社

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URL
https://www.shueisha.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
電話番号
-
代表者名
廣野眞一
上場
未上場
資本金
1億80万円
設立
1926年08月