チームラボボーダレス(東京・お台場)、あす7月15日(木)から、「運動の森」や「光の彫刻空間」などが大規模リニューアル10000平米の複雑で立体的な「地図のないミュージアム」での体験が更に拡張

チームラボ

東京・お台場の森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)は、夏休みに先駆け、あす7月15日(木)より、「運動の森」や「光の彫刻空間」などが大規模リニューアルします。自分が描いた絵がグッズになり、思い出を持ち帰ることができる「お絵かきファクトリー」も新設され、10000平米の複雑で立体的な「地図のないミュージアム」での体験が更に拡張します。
また、チームラボボーダレスが、単一アート・グループとして、世界で最も来館者が多い美術館として世界記録に認定されました。

来館者数世界記録認定に関するプレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000776.000007339.html

チームラボボーダレス 公式ウェブサイト: https://borderless.teamlab.art/jp/

全身を使って体験できる「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」がコンセプトの「運動の森」には、新たに4作品が登場します。

《タイフーンの上のエアリアルクライミング》は、ロープで吊られた、空中に浮かぶ棒を落ちないように渡っていくことで、作品空間が変化していきます。《インビジブルな世界のバランス飛石》は、飛石を踏むことで美しい音や色彩が空間に広がります。また、《弾む水の天才ケンケンパ》は、水に浮かんだ記号の上を跳ぶことで魚や蝶、鳥が生まれます。 《鼓動する大地》は、高低差のある立体的な地形の大地が、人々の動きによって、うごめきます。

また、光の線の集合による彫刻に身体を没入する「光の彫刻空間」では、新たに5作品《Chromatic Light Wall - Pass Through》、《Nucleus of Life》、《Aurora Lights II》、《Revolving Tunnel》、《Polyhedron》が加わり、光でできた空間や立体物が、身体を包み込み、身体を没入させていく体験が、更に拡張しました。
 
さらに、「Borderless World」にも新たな作品が加わり、空間もより巨大に拡張されます。 
新たな作品《反転無分別、境界を越えて描かれる》は、ディスプレイの中の「書」の作品が、ディスプレイの境界を超え、「Borderless World」全体を連続した一筆で描いていきます。そして、《花と人の森、埋もれ失いそして生まれる》の花々などを散らせるなど、他の作品に影響を与えます。描かれ続けた一筆は、竹を描くなど、他の作品に連続していきます。
 《花と共に生きる動物たち II》や、《Walk, Walk, Walk: 探し、遠ざかり、また 出会う》などの作品空間も、より巨大な空間へと拡張されます。
 
この度新設される「お絵かきファクトリー」では、《世界とつながったお絵かき水族館》や《グラフィティネイチャー》で自分が描いて動き出した魚やワニが、その場でグッズになり、体験を持ち帰ることができます。

※当館では、新型コロナウイルス対策を徹底し、館内の環境整備に努めております。
詳しくは、公式ウェブサイトをご確認ください。

【「運動の森」に新しく登場する作品】
タイフーンの上のエアリアルクライミング / Aerial Climbing over the Typhoon

teamLab, 2021, Interactive Digital Installation, Sound: teamLab

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/aerialclimbing/

「エアリアルクライミング」は、ロープで吊られた棒が、空中に立体的に浮かんでいる空間です。人が棒に乗ると、棒が連結されているため、他の棒に影響を与えます。人が棒を渡っていくと、空間に影響を与えます。

人が棒に乗ると、人の下に渦ができます。渦は乗っている棒の色の影響を受けます。
他の人と近くなると、お互いの渦の影響を受け、渦が崩れたり、もしくは合わさって巨大な渦になったりします。

インビジブルな世界のバランス飛石 / Balance Stepping Stones through the Invisible World
teamLab, 2020-, Interactive Digital Installation, Sound: teamLab

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/balance_stepping_stones_tokyo/

「バランス飛石」は、人が踏むとインタラクティブに変化し、音色を響かせ、空間に影響を与える飛び石です。人が乗るといろいろな揺れ方をします。

普段見ることのできない微小な生物の世界を、「バランス飛石」に飛び乗りながら渡っていきます。「バランス飛石」を踏むと、その「バランス飛石」の色が、微小な生命に連続していきます。

弾む水の天才ケンケンパ / Hopscotch for Geniuses: Bounce on the Water
teamLab, 2020-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/hopscotch_tokyo/

「弾む水」は、水でできた弾む床です。

水に浮かんだ◯△◻ を踏みながら跳んでいきます。
◯△◻の同じ形を連続して跳んでいくと、形ごとに、魚、蝶、鳥が生まれます。
また、同じ色を連続して跳んでいくと、その色が広がります。
同じ形、もしくは、同じ色で、連続して踏んでいくと、世界はどんどんゆたかになっていきます。

鼓動する大地 / Beating Earth
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/beating_earth_tokyo/

高低差のある立体的な地形の大地は、視覚による認識と身体による認識が分離され、うごめいている。
また、大地は、人々の動きによって、さらにうごめく。

【お絵かきファクトリー】

自分が描いた絵をグッズにし、思い出として持ち帰ることができます。
《グラフィティネイチャー》や《世界とつながったお絵かき水族館》の作品内で描いた絵は、作品空間で動くだけでなく、《お絵かきファクトリー》で缶バッジ、タオル、Tシャツ等のグッズにすることができます。

《お絵かきファクトリー》内にある注文端末にて、自分や家族が描いた絵を選ぶと、グッズのデザインが現れます。グッズの種類・個数・デザインを選ぶだけで、その場で制作が完了し、世界に二つとない自分だけのオリジナルグッズを持ち帰ることができます。

【「光の彫刻空間」に新しく登場する作品】
Chromatic Light Wall - Pass Through

teamLab, 2021, Light Sculpture - Fog, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/chromatic_light_wall_tokyo/
動画: https://youtu.be/_v7phn_NKcY

空間の中心には、光の色が混ざり合った光の塊が生まれる。
「Light Sculpture - Fog」シリーズ。スモークと光による、曖昧な空間の再構成、曖昧な立体物の構築。
曖昧な空間や立体物は動き、そして身体を包み込み、身体を没入させていく。

Nucleus of Life
teamLab, 2021, Light Sculpture - Line, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/nucleus_tokyo/
動画: https://youtu.be/w-iMaG61JpI

Aurora Lights II
teamLab, 2018/2021, Light Sculpture - Fog, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/aurora-II/
動画: https://youtu.be/m2ovw23mozM

Revolving Tunnel
teamLab, 2021, Light Sculpture - Line, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/revolvingtunnel_tokyo/

Polyhedron
teamLab, 2021, Light Sculpture - Line, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/polyhedron_tokyo/

【「Borderless World」に新しく登場する作品】
反転無分別、境界を越えて描かれる - One Stroke, Cold Light / Reversible Rotation, Flying Beyond Borders - One Stroke, Cold Light

teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/reversible_rotation_writing_cold_light_tokyo/
動画: https://youtu.be/6shJkTsVykQ

ディスプレイ作品の《反転無分別》の空書が、ディスプレイの境界を超え、「Borderless World」全体を連続した一筆で描く。一筆は、他の作品に影響を与え、《花と人の森、埋もれ失いそして生まれる》の花々などを散らせていく。描かれ続けた一筆は、竹を描くなど、他の作品に連続していく。

書かれた「空書」は作品空間の中を全て同一方向に回転しているが、「超主観空間」の特性として、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。

「空書」とは、チームラボが設立以来書き続けている空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、チームラボの「超主観空間」の論理構造によって2次元化している。書は平面と立体との間を行き来する。

作品空間が、より巨大な空間へ】
Walk, Walk, Walk: 探し、遠ざかり、また出会う / Walk, Walk, Walk: Search, Deviate, Reunite

teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi, Voices: Yutaka Fukuoka, Yumiko Tanaka

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/walk/

この作品は2004年に発表した《花紅》のリメイク作品である。

《秩序がなくともピースは成り立つ》の肖像群が「無限の透明」の空間から出て、この作品ははじまる。他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、歩き続ける。

匿名で多様な肖像群が歩き続ける。つまり、作品は移動し続けることになる。来場者が彼らに触れると、彼らは反応し、時には方向を変え進んでいく道を変える。

人々も、何かを選び、そして何かを捨て、彼らを追いかけていきながら鑑賞する。

禅の言葉に「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。作品の登場人物は、いろいろな出来事に対峙しながら、終わりなく歩き続ける。来場者もまた、作品世界の登場人物たちを追いかけ歩くことによって共に対峙していくだろう。もしくは、次々に歩いて来る各々の登場人物と対峙していくことになるだろう。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

花と共に生きる動物たち II / Animals of Flowers, Symbiotic Lives II
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/symbiotic/

動物たちは「花と人の森」から生まれ、「花と人の森」の花々でできている。花々は、季節ごとの花々がゆっくり移ろいながら、誕生と死滅を繰り返し続け、動物を形作り続ける。
人々が花々に触れると、花々は散っていく。人々が触わり続け、動物の花々が散りすぎると、その動物は死んで消えていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の 状態が 複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

The Way of the Sea, Flying Beyond Borders - Colors of Life
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/way-of-the-sea-colors_flying/

各空間から、魚群が出て、この作品ははじまる。
他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、縦横無尽に泳ぎ回る。

人々が魚に触れると、人々はそれぞれ色を持っており、その色に染まっていく。

この作品はチームラボの「鳥道」という作品のシリーズである。禅に「鳥道」という言葉がある。鳥の行く道は、人間の「道路」のように固定したものではなく、自由無礙なこと、そして跡を残さないことを意味する。

数千から数万の魚の群れの動きは、美しく神秘的で、まるで一つの巨大な生命体のようにも見える。群れには、リーダーもいなければ意思疎通もなく、となりの仲間が動くと自らも動くというような単純な規則で動いているとされている。しかし、数百匹の群れでほぼ同時に起こることの生理学的なメカニズムは謎に包まれている。そこには、人間がまだ理解していない普遍的原理の存在があるかのように感じる。何にせよ、群れによる彩色には、全体としての意思はない。人々の存在の影響を受けながら、一匹一匹がプリミティブな規則で動くことで、平面は、意図のない複雑で美しい彩色となる。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

反転無分別 - Cold Light / Reversible Rotation - Cold Light
teamLab, 2018, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/reversible-coldlight/

書かれた「空書」は作品空間の中を全て同一方向に回転しているが、「超主観空間」の特性として、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。

「空書」とは、チームラボが設立以来書き続けている空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、チームラボの「超主観空間」の論理構造によって2次元化している。書は平面と立体との間を行き来する。

【世界中の展覧会とつながる作品】
世界とつながったお絵かき水族館 / Sketch Aquarium: Connected World
teamLab, 2013-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/aquarium/
動画: https://youtu.be/DDoFpnz8nDI
 
空間を越えて共有する巨石 / Sharing Rock Mass, Transcending Space
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/sharingrock_tokyo/
動画: https://youtu.be/GVtLjUIb3Ts

【概要】
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス

teamLab Borderless:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM
http://borderless.teamlab.art/jp
#チームラボボーダレス #teamLabBorderless

所在地: 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
料金: 大人(高校生以上)3,200円、障がい者割引 1,600円、子ども(中学生以下)1,000円
※3才以下は無料。
※障がい者割引の対象は、障がい者手帳をお持ちの方ご本人様と同伴者1名まで。
※開館時間・休館日はシーズンによって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。
ダイジェスト映像: https://youtu.be/VowWhpZzH24

【新型コロナウイルス感染症への対策について】
当館では、新型コロナウイルス対策を徹底し、館内の環境整備に努めております。
詳しくは、公式ウェブサイトをご確認ください。

https://covid-19.teamlab.art/borderlesstokyo/jp/

【チームラボ】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

チームラボ: https://www.teamlab.art/jp/
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会社概要

チームラボ株式会社

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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田小川町2-12 小川町進興ビル 受付 6階
電話番号
-
代表者名
猪子寿之
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2001年04月