ユニバーサルデザインのオセロで化石資源由来を代替する素材の採用により低炭素化を実現

小学生向け授業プログラム「オセロで学ぶユニバーサルデザイン」の教材として提供！

メガハウス

2024年8月1日 12時30分

株式会社メガハウス（バンダイナムコグループ、代表取締役社長：佐藤明宏／東京都台東区）は、教育支援活動で使用するユニバーサルデザインのオセロに、化石資源に由来する原料に代わる、バイオマス原料由来のプラスチック素材を採用しました。

メガハウスでは2024年4月より教育支援活動として、小学生を対象とした授業プログラム「オセロで学ぶ　ユニバーサルデザインってなに？」を、お申し出のあった教育機関へ提供しており、その教材としてユニバーサルデザインを採り入れた「一体オセロ」を無償で配布しています。

　今般、この教材用の「一体オセロ」（以下、本製品）に、飲食店などから排出・回収された廃食油などのバイオマス原料特性が割り当てられたプラスチックである、リニューアブルABS樹脂を採用することといたしました。本製品はマスバランス方式*1を活用しており、バイオマス原料を活用することで、従来の化石資源に比べ低炭素化を実現しています。

本取り組みを通じて、出光興産株式会社、CHIMEI Corporation、Neste、三菱商事株式会社、三菱商事プラスチック株式会社、メガハウスは、サステナブル素材を玩具に活用するサプライチェーンを共同で構築いたしました。

※本製品を含む教材は、2024年8月以降のお申込み分からお届けします。

※通常販売分の「一体オセロ」への導入は未定です。

　メガハウスでは、今後も地球環境に配慮した事業を推進することが、社会と企業の持続可能な発展の実現に欠かせないことを認識し、様々なステークホルダーとともに、地球環境との共生を目指します。

黒石の面に凸、白石の面に凹があり、触ると石の判別ができるユニバーサルデザインのオセロ

*1マスバランス

原料から製品への流通・加工工程において、バイオ原料等の特定の特性を持った原料がそうでない原料と混合された場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて製品の一部に対してその特性を割り当てる手法です。

　なお、本製品は2024/8/29（木）～9/1（日）の4日間、東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2024」のメガハウスブースにて展示されます。ぜひお立ち寄りください。

◆「東京おもちゃショー2024」概要（https://www.tokyotoyshow.com/event/8682）

会期：【商談見本市（バイヤーズデー）】※事前WEB登録制

　　　　2024年8月29日（木）10:00～17:30

　　　　2024年8月30日（金）9:30～17:00

　　　【一般公開（パブリックデー）】 ※有料・小学生以下無料

　　　　2024年8月31日（土）9:00～17:00

　　　　2024年9月1日（日）9:00～16:00

会場：東京ビッグサイト西1・2・4ホール　ブース番号「4-０２」

◆「オセロで学ぶユニバーサルデザイン」プログラム概要

　対　象：国内の小学校の４～6年生（この教材を利用して他学年での利用も可能）

教　科：総合的な学習の時間など

　　教　材：学習指導案ギミックブラッシュアップシート、動画などのデータ（DVD）一体オセロ2台　　

　　　　　（すべて無償）

　　授業時間数：45分×2コマ

　　募集数：先着50校

　　詳細URL：https://www.megahouse.co.jp/othello_education/

◆オセロについて

日本で誕生した「オセロ」。今では誰もが知っているボードゲーム「オセロ」は、1973年に茨城県出身の故長谷川五郎氏の発明で誕生し、株式会社ツクダ（現在、株式会社メガハウスで販売）から発売しました。「覚えるのは一分、極めるには一生」と呼ばれるほど、ルールは簡単でありながら奥の深いオセロ。発売から現在に至るまで、世代を問わず親しまれています。