ネイキッド×金沢の子ども達の共創で甦る、サステナブルな現代の『黄金の茶室』
金沢21世紀美術館で8月6日〜9月3日開催の『NAKED meets 千利休』内で展示
株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED, INC. 、 所在地:東京都渋谷区、代表:村松亮太郎)、は、2022年8月6日(土)~9月3日(土)の期間、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーBにて、弊社の新作となる『NAKED meets 千利休』内にて展示される、豊臣秀吉が作らせたとされる『黄金の茶室』を、金沢大学附属小学校の児童の皆さんと共創することを発表いたします。
- 金色のゴミが、黄金の茶室に甦る! 千利休の美学を引き継いだ現代ならではのサステナブルな茶室
天正14年(1586年)に、豊臣秀吉が正親町天皇に茶を献じるため作らせたとされる『黄金の茶室』。一見、利休の侘び茶の草案茶室とは正反対なように見える『黄金の茶室』ですが、秀吉の茶の湯の師匠である利休が全く関与しなかったとは考えにくくあります。利休の「見立て」と呼ばれる「物を本来のあるべき姿ではなく、別の物として見る」見方によって、豪華絢爛の象徴とされる「黄金」は、仏の光を表す聖なる空間への転化、荘厳とも見立てられます。
このことから、この度、日常で捨てられてしまう金色のゴミで、サステナブルな現代ならではの黄金の茶室が作れるのではないかと「見立て」ました。日常生活の中で金色のパッケージのあらゆるゴミを金沢大学附属小学校の皆さんが見つけ出し、収集。6年生が代表して、その金色のゴミを使って、茶室の壁面をネイキッドのスタッフと共に作成。それらをネイキッドが組み立て、8月6日より開催される本展にて、『黄金の茶室』が展示されます。また本展展示後も、『黄金の茶室』のみを展示できる場所を金沢市内を中心に募集しています。
- NAKED meets千利休について
NAKEDの新IPとなる「NAKED meets」。歴史にその名を刻んできたアーティストとネイキッドが融合。舞台はリアルとバーチャルがクロスオーバーする次世代型アートエキシビジョンです。その第一弾となる『NAKED meets 千利休』。金沢の文化にも深く影響を及ぼす千利休が世に広めた「茶の湯」を、ネイキッドが再解釈。NAKEDと千利休が来場者をもてなす現代版「茶の湯」の世界でのアート体験を通して、千利休を全く知らない人たちにも、よく知る人たちにも、千利休の思想・美学を体感できる、これまでにないアート展です。
- 「NAKED meets 千利休」作品紹介
『門 亭主の挨拶』
本展の世界への入口。現代に至る茶道を大成した茶人・千利休がネイキッドのクリエイティブによりデジタルで蘇り、ともに客人をお出迎えする門。
『露地 浮世の外ノ道』
千利休が茶庭を露地と呼び、「浮世の外ノ道」と表現した露地。露地は、世俗を断ち、茶室へ向かう人々を聖化するための清浄な場所である。心の塵を払い落として茶の湯の世界へ誘う、「浮世の外ノ道」を体感する作品。
『つくばい 四季が浮かぶ水面』
茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えた蹲(つくばい)。客人が這いつくばるように身を低くして、手を清めたのが始まりであり、茶室という特別な空間に向かうための結界としても作用する蹲の水。水面に手をかざすとアートが生まれ、あらゆる人が集まり、身を清めることで、水面の美しい世界が豊かになっていく作品。
『枯山水 利休の教え』
利休が残したことばの川。枯山水は水が流れる風景を表現した庭園で、渦巻きの模様は悟りや心理、世界観や宇宙観も表す。茶の湯の心をあらわすことばが、美しい枯山水となって壁面や空間に描かれ、そのことばから利休の精神性や想いを体感する作品。
『茶筅 茶は服のよきように』
利休七則の言葉「茶は服のよきように」。舌の先でおいしいと感じるだけでなく、一生懸命に点てたお茶を、客人はその気持ちごといただき、主と客との一体感を表す。その心を込めて点てた茶筅の動きを読み取り、リアルタイムで可視化するアート。その瞬間にしか作ることの出来ない、立体的なデジタルアート作品。
『掛軸 亭主の想い』
茶室の床の間に飾られる重要な芸術品として発展し、日本人の精神、魂を形成する芸術作品である掛け軸。床の間に掛けられた掛軸の絵画の中の世界に入っていくと、奥には水墨画の世界が広がる。水墨画の絵画の作品の中に入り込むイマーシブアート作品。
『小間 小間エボリューション』
さまざまな表現や仕掛けがある茶室小間を体感する。今もなお、新しい表現を生み出し続けている伝統建築を革新して生まれた茶室の機能や精神を、小間を覗いたり、中に入ることによって楽しみながら学べる小間空間。
『茶室 「おわり」と「はじまり」』
茶室という小宇宙で、居合わせた人たちの「一期一会」から生まれた「間」を可視化する現代ならではの茶室。茶室の中で亭主が茶を点て、客が体と息と心を整え、それが合わさった時に映像に現れるという、以心伝心や一期一会という茶室の精神を感じるアート作品。
- 「NAKED meets 千利休」開催概要
・会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(石川県金沢市広坂1-2-1)
・開催期間:2022年8月6日(土)~2022年9月3日(土)
・開催時間:月~木、日 10:00~18:00/金、土 10:00~20:00 ※9月3日は18時終了
※最終入場は閉場の30分前
・チケット料金(税込):
<オンラインチケット>
【平日フリーチケット】高校生以上 1,500円、小・中学生 800円
【日時指定チケット※1】高校生以上 1,500円、小・中学生 800円
<会場販売チケット>高校生以上1,600円、小・中学生 900円
※1 該当日:8/6,7,11,13,14,15,20,21,27,28,9/3
※未就学児無料
※チケット購入についての詳細は公式サイト、チケット購入サイトでご確認ください。
・主催:北陸朝日放送 、サンライズプロモーション北陸
・共催:北國新聞社
・企画・演出・制作:株式会社ネイキッド
・特別協力:小松マテーレ株式会社/天女の羽衣®、富士フイルム株式会社
<公式サイト>
https://meets.naked.works/kanazawa21/
<チケット販売サイト>
・平日フリー券:https://reserve.smart-theater.com/projects/artaquarium-production?theaterBranchCode=002&&scheduleDate=20220808
・土日祝・8/15券:https://reserve.smart-theater.com/projects/kanazawa21-production?theaterBranchCode=001&&scheduleDate=20220806
<一般お問い合わせ>
NAKED meets 千利休事務局(北陸朝日放送内)076-269-8826
※平日のみ 10:00-18:00
- NAKED, INC.(ネイキッド)について
1997年に村松亮太郎が設立したクリエイティブカンパニー。“Core Creative, Total Creation, and Borderless Creativity”を理念に、ジャンルを問わず活動。近年では、世界各地を繋ぐネットワーク型のアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」やAR/VR商品の開発など、リアルとヴァーチャルをクロスオーバーした様々な体験を創出。アート、エンターテインメント、カルチャー、伝統、教育、音楽、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆるSCENE(シーン)において新たな体験や価値を生み出している。2022年より、京都のメタバースを手がけ、ヴァーチャル×リアルで京都の文化発信とアート体験を届けるプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』をスタート。
代表作は、東京駅プロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」、世界遺産・二条城や、東京、香港などでも開催された花の体感型アート展「NAKED FLOWERS」、AI(人工知能)が生み出す音楽体験「HUMANOID DJ」、食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」、感染症予防対策アート「NAKEDつくばい™️」、「NAKEDディスタンス提灯®︎」など。
■NAKED, INC. :https://naked.co.jp
■Official Instagram : https://www.instagram.com/naked_inc/
■Official Facebook: https://www.facebook.com/NAKEDINC.official
■Official Twitter : https://twitter.com/naked_staff
■Official YouTube :https://www.youtube.com/c/NAKEDINC
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