【生活者の金融資産の保有状況と運用意識に関する調査】新NISA利用率は35.6%。20~30代では4割を超える
理想の資産配分は「守り80%:増やす20%」が約2割、一方で「わからない」が約3割で最多
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:勝 文彦、以下「LM」)は、20~60代の働く男女を対象に調査した「生活者の金融資産の保有状況と運用意識に関する調査」(実施期間:2025年5月7日~5月9日)の結果をご報告いたします。
【調査結果】
・TOPICS①
新NISA利用率は35.6%。20代と30代では4割を超え、若年層の方が新NISAを利用している
・TOPICS②
保有金融資産のうち最も多くを占めるものは、2人に1人が「普通預金」。
次いで「株式・投資信託などの金融商品」が15.5%、「定期預金」が14.8%
・TOPICS③
普通預金から定期預金へ移行したことが「ある」は約4割。年代が上がるごとに増加傾向
・TOPICS④
保険と銀行の資産配分は、「銀行の比率が高い」が約6割。
今後増やしたい金融商品は「株式・投資信託(NISAなど)」「普通預金」が約3割で拮抗
・TOPICS⑤
理想の資産配分は、「守り80%:増やす20%」が約2割。「わからない」が約3割で最多
【調査結果詳細】
-
TOPICS①
新NISA利用率は35.6%。20代と30代では4割を超え、若年層の方が新NISAを利用している
新NISAを「現在利用している」が全体の35.6%となった。「利用予定なし」が39.9%となり、「現在利用している」より4.3ポイント高かった。
年代別で見ると、「現在利用している」が20代は44.5%、30代が41.5%と、「利用予定なし」(ともに33.5%)を上回り、全体の結果と逆転した。若年層の方が新NISAを利用している傾向が見られる。
また、NISA利用率(全体)を時系列で見ると、2023年5月の調査(31.9%)から2年経過後も4割未満にとどまる。
▼新NISAを利用しているか

▼旧NISA/新NISA利用率の時系列変化
※新NISA制度は2024年1月1日に開始

-
TOPICS②
保有金融資産のうち最も多くを占めるものは、2人に1人が「普通預金」。次いで「株式・投資信託などの金融商品」が15.5%、「定期預金」が14.8%
現在保有している金融資産のうち、最も多くを占めるものを聴取したところ、「普通預金」が全体の53.8%でトップだった。次いで「株式・投資信託などの金融商品」が15.5%、「定期預金」が14.8%だった。
また、過去1年間で最も大きく増やした金融商品(またはサービス)を伺ったところ、「普通預金」が25.7%、「株式・投資信託(NISAなど)」が22.1%、「定期預金」が10.8%だった。
▼現在保有している金融資産のうち、最も多くを占めるもの

▼過去1年間で、最も大きく増やした金融商品(またはサービス)

-
TOPICS③
普通預金から定期預金へ移行したことが「ある」は約4割。年代が上がるごとに増加傾向
普通預金から定期預金へ移行したことが「ある」は44.9%となり、年代が上がるごとに増加した。
また、定期預金をする理由は「金利が高めで利息を得られるから」が48.6%でトップ、次いで「使わないお金を安全に保管したいから」が33.4%だった。
▼普通預金から定期預金へ移行したことがあるか

▼定期預金をする理由として最も近いもの(対象:定期預金へ移行したことがある方)

-
TOPICS④
保険と銀行の資産配分は、「銀行の比率が高い」が約6割。今後増やしたい金融商品は「株式・投資信託(NISAなど)」「普通預金」が約3割で拮抗
保険と銀行の資産配分について、「銀行の比率が高い」が全体の58.0%を占め、「保険の比率が高い」の8.1%に大きく差をつけた。
また、今後増やしたい金融商品については、「株式・投資信託(NISAなど)」が31.4%、「普通預金」が28.4%、「定期預金」が19.5%だった。
▼保険と銀行の資産配分で、どちらの比率が高いか

▼今後、どの金融商品に資産を増やしたいと考えているか ※複数回答

-
TOPICS⑤
理想の資産配分は、「守り80%:増やす20%」が約2割。「わからない」が約3割で最多
将来に向けて、資産の「守り(預金・保険)」と「増やす(投資)」配分の理想を伺ったところ、「守り80%:増やす20%」が全体の18.6%だった。60代では26.5%と他の年代と比較して高い。また、「わからない」の回答が最も多く、約3割を占めた。
▼将来に向けて、資産の「守り(預金・保険)」と「増やす(投資)」配分の理想

【調査概要】

調査方法 |
インターネット調査 |
---|---|
調査期間 |
2025年5月7日~5月9日 |
パネル |
「Pontaリサーチ」会員 (Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方) |
調査対象 |
国内在住20~60代の働く男女 |
有効回答数 |
1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収 |
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「Pontaリサーチ」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
■関連URL
株式会社ロイヤリティ マーケティング マーケティング詳細紹介サイト:
公開レポート(自主調査結果を掲載):https://biz.loyalty.co.jp/report/
公開データ:https://biz.loyalty.co.jp/lp/publicdata/
コラム:https://biz.loyalty.co.jp/column/
※報道関係者の方は、メディア関係者限定公開のお問い合わせ先
広報部にご連絡をお願い申し上げます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 証券・FX・投資信託マーケティング・リサーチ
- ダウンロード