「奨学金返済中の人も結婚対象になる」が92%

~パートナーエージェント×ガクシ―×婚活コンサルタント菊乃氏でイベント開催~

タメニー株式会社

結婚相談所「パートナーエージェント」(運営会社:タメニー株式会社、代表取締役社長 佐藤茂、証券コード 東証グロース6181)は、パートナーエージェント会員311人に対して、「奨学金と結婚・婚活」に関するアンケート調査を実施しましたので、お知らせいたします。

また、2025年7月19日に奨学金と結婚・婚活に関するイベントを開催しますので、あわせてお知らせいたします。

■調査背景

内閣府男女共同参画局などの研究において、未婚化・晩婚化の要因として「経済的な理由」が強く指摘されています。近年の可処分所得の減少等により、結婚後の生活に不安を感じ、「自分には結婚は難しい」と考える人も少なくありません。

その背景のひとつとして挙げられるのが、進学率や授業料の上昇とともに一般化してきた奨学金の存在です。JASSOのアンケート調査によると、1996年度は大学生(昼間部)の21.2%が奨学金を受給していましたが、今ではより身近なものとなり、2022年度は大学生(昼間部)の55.0%が奨学金を受給しています。

結婚を現実的に考える年齢に差し掛かったとき、奨学金が将来設計や婚活の足かせとなっている方も少なくないのかもしれません。

そこでパートナーエージェントでは、現在活動中の会員様を対象に、奨学金と結婚・婚活に関する意識調査を実施し、その実態を明らかにしました。

また、国内最大級の奨学金プラットフォーム「ガクシー」を運営する株式会社ガクシーと婚活コンサルタント菊乃氏と連携し、奨学金が婚活の悩みになっている方に向けたオンラインセミナーも開催予定です。

経済的な事情で結婚をためらう方が、自分らしい未来を前向きに考えるきっかけになればと考えています。

■サマリー

・パートナーエージェント会員の奨学金の受給経験有りは34.7%

・25歳~29歳の77.8%が「奨学金を返済していることを、相手に伝えるのに抵抗がある」

・「奨学金返済中の人は結婚相手として対象にならない」わずか8.0%

・奨学金の返済がある場合は、「真剣交際前に伝えてほしい」29.9%

・結婚後の返済に関して「考えたことがない」25歳~29歳の21.4%

・奨学金を返済中の人に対して抱く印象「正直に伝えてくれたら信頼できる」62.4%

・伝えるタイミングや伝え方について、コンシェルジュからアドバイスがほしい

■パートナーエージェント会員の奨学金の受給経験有りは34.7%

まず、奨学金受給経験について聞いたところ、34.7%の人が受給経験有りと回答しました。

今回はパートナーエージェントで活動中の会員様へのアンケートでしたが、婚活を考えている人の中には、奨学金の返済を負担に感じ、結婚相談所への登録を見送っている人が存在する可能性も考えられます。

続いて、年代別で見てみました。

25歳~34歳では、およそ4人に1人が「奨学金返済中」と回答しました。この世代は、高等教育進学率および授業料の上昇とともに、奨学金の利用が一般化した背景を持ちます。

35歳~49歳では、「完済」や「無」の割合が増加します。特に40歳~44歳では、「受給・完済」が38.5%と最も高く、一方で「無」も多く見られ、二極化がうかがえます。

50歳以上では、「受給・完済(13.7%)」、「給付型(3.9%)」と、奨学金の受給経験がある人は17.6%しかおらず、経験のない人が80%以上を占めています。

■25歳~29歳の77.8%が「奨学金を返済していることを、相手に伝えるのに抵抗がある」

現在奨学金を返済中の方に対し、「そのことを相手に伝えることに抵抗があるかどうか」聞きました。

「とてもある(13.9%)」「少しある(30.6%)」と回答した人は合わせて44.5%にのぼりました。

一方で、「まったく抵抗はない」と回答した人は41.7%と、ほぼ拮抗する結果となりました。

また、年代別に見ると、年齢が上がるにつれて抵抗感は減少する傾向が見られました。

25歳~29歳では実に77.8%の人が「奨学金返済中であることを相手に伝えることに抵抗がある」と回答しており、若い世代ほど伝えづらさを感じていることがわかります。

一方で、年齢が上がるにつれてその割合は下がっており、年齢とともに伝えることへのハードルが下がっている様子も見て取れます。

■「奨学金返済中の人は結婚相手として対象にならない」わずか8.0%

前問で奨学金を返済している方は、「相手に伝えることに抵抗がある」と感じている人、「抵抗が全くない」と感じている人が拮抗していることがわかりました。

では実際に、現在奨学金を返済中の方は、結婚相手としてどう見られているのでしょうか。

「奨学金返済中の人は結婚相手として対象にならない」と答えた人はわずか8.0%にとどまりました。

多くの方が、奨学金の有無だけで結婚相手を判断していないことがうかがえます。

さらに年代別で見てみました。

45歳以上では「対象にならない」とする割合がやや高めである一方、25歳~44歳では90%以上の方が「奨学金返済中でも対象になる」と回答しています。

若い世代ほど、奨学金制度の利用を一般的なこととして受け入れている傾向が見て取れます。

■奨学金の返済がある場合は、「真剣交際前に伝えてほしい」29.9%

奨学金の返済がある場合、どのタイミングで伝えてほしいか聞きました。

最も多かったのは「真剣交際前(29.9%)」、次いで「2~3回目のデートで(25.4%)」という結果となりました。

「伝える必要はない」と答えた人はわずか6.1%にとどまり、多くの方が奨学金の存在についてはきちんと共有してほしいと感じていることがわかります。

年代別に見ると、どの世代においても「2~3回目のデート」や「真剣交際前」を希望する人が50%以上を占め、ある程度関係性が築かれた段階で正直に話してほしいという考えが共通しているようです。

一方で、50歳以上では「プロフィールで伝えてほしい」という回答が他の年代よりも多い傾向にあり、早い段階で経済的な情報を開示し合うことを重視している様子もうかがえました。

■結婚後の返済に関して「考えたことがない」25歳~29歳の21.4%

「結婚すると財布は同じ」と言われることがあります。そこで、奨学金の返済に対する考え方について聞いてみました。

42.4%の人が「自分で借りた分は自分で返すべき」と考えていることがわかりました。

年代別に見ると、25歳~39歳では「自分で返すべき」と考える人が多い一方で、40歳以上では「相手と相談して決める」とする回答が増加しており、年齢とともにより柔軟な対応を志向する傾向が見られました。

また、25歳~29歳では「考えたことがない(21.4%)」という回答が他の年代よりも多く、具体的な結婚後の家計についての意識がこれから深まっていく段階にある様子もうかがえます。

■奨学金を返済中の人に対して抱く印象「正直に伝えてくれたら信頼できる」62.4%

奨学金の返済がある場合でも、結婚対象として考えられる人が多いことがわかりました。

では実際に、そうした相手にどのような印象を持っているのでしょうか。

62.4%の人が「正直に伝えてくれたら信頼できる」と回答しました。

先ほどの奨学金の返済に関して伝えるタイミングに関する設問でも「伝える必要はない」と答えた人はわずか6.1%にとどまっており、奨学金についてきちんと話すことが、信頼関係の第一歩になると考える人が多いようです。

年代別で見てみると、どの年代でも「正直に伝えてくれたら信頼できる」が最も多く選ばれましたが、その他の印象については世代ごとに傾向の違いが見られました。

25歳~29歳では「経済的に少し不安に感じる(39.3%)」が「正直に伝えてくれたら信頼できる」と同率で、「努力家だと思う(28.6%)」「自分にも奨学金があるので共感できる(28.6%)」が続いています。

30歳~34歳では「自分にも奨学金があるので共感できる(25.0%)」が比較的多く、「努力家だと思う」「経済的に少し不安に感じる」(各23.6%)がそれに並んでいます。

35歳~39歳では「努力家だと思う(27.3%)」という回答が他の選択肢よりやや多く見られ、「自立していると思う」「経済的に少し不安に感じる」(各24.2%)が続きました。

40歳~44歳では「努力家だと思う(34.6%)」と「自立していると思う(30.8%)」の回答が他のどの世代よりも多く選ばれています。

45歳~49歳でも「努力家だと思う(31.0%)」「自立していると思う(26.2%)」の順に多く、50歳以上では「努力家だと思う(33.3%)」「自立していると思う(21.6%)」という結果になりました。

若い世代ほど「経済的な不安」を感じる傾向がある一方で、年齢が上がるにつれて「努力家」や「自立している」といった前向きな評価がより強く表れるようです。

■「伝えるタイミングや伝え方について、コンシェルジュからアドバイスがほしい」64.5%

パートナーエージェントでは成婚コンシェルジュが婚活に伴走しています。

そこで、奨学金の返済がある場合、伝えるタイミングや伝え方について、コンシェルジュからアドバイスがほしいと思うかを聞いたところ、64.5%の方が「アドバイスがほしい」と回答しました。

奨学金については伝えるタイミングや言い方に悩む方も多く、信頼関係を築くうえでコンシェルジュのサポートを求める声が多いことがわかります。

年代別に見てみました。

もっともアドバイスを求めているのは35歳~39歳の方で、69.7%となり、伝える内容やタイミングについて慎重に考えたいという意識が特に強いことがわかりました。

■イベント概要

テーマ:奨学金と結婚・婚活について~奨学金を理由に、幸せを先延ばしにしない~

登壇者・内容:

・ガクシー福田貴大氏

多額の奨学金を返済しながら結婚した経験談をお伝えします。

・ガクシー小林佑季子氏

奨学金返済中の支援制度をご紹介します。

・婚活コンサルタント菊乃氏/パートナーエージェント成婚コンシェルジュ中村美佐子氏

奨学金を抱えた方の婚活に関する不安や、実際に結婚相談所で寄せられる声、成婚に至るまでの事例などを、専門家の立場からお話しいただきます。

日時:7月19日(土)13:00~14:30

場所:オンライン(Zoom予定)

参加費用:無料

申し込み方法:以下URLより、お申込みください。

https://forms.gle/9iuGJ57XKM5Eaazw8

セミナーにご参加いただいた方で、パートナーエージェントに8月中にご来店いただいた方の中から、抽選で5名様にクオカード500円分をプレゼントいたします。

※現在実施中のキャンペーンに加えての特典となります

https://www.p-a.jp/cp/2302/

■各社のコメント

株式会社ガクシ― 松原良輔氏

私たちガクシーは、「奨学金で夢を諦めなくていい社会の実現」を目指して、日本最大級の奨学金プラットフォームを運営しています。これまで自分に合った奨学金を探すサポート、進学やキャリア、返済計画に関する情報を中心に提供してきました。結婚に関するイベントや情報発信は今回が初めての試みであり、このたびタメニー様、菊乃様と共にこのテーマに取り組む機会をいただけたことを大変嬉しく思います。奨学金が理由で将来をためらう方に、前向きな選択肢を届けていきたいと考えています。

婚活コンサルタント 菊乃氏

昨年、奨学金返済を理由に婚活をためらう29歳男性と出会い、「何とかしたい」と強く感じたことが、この企画のきっかけです。
現在、大学生の2人に1人が奨学金を受給していますが、返済しながらのライフプランに関する情報は乏しく、結婚に至ったロールモデルも身近に多くはありません。
奨学金が理由で婚活や結婚をためらう方を減らし、奨学金に対する社会の理解を広めていきたいと考えています。

「奨学金と結婚・婚活」に関する調査

調査方法:インターネット調査

調査対象:パートナーエージェントで活動中の会員様311人

集計期間:2025年5月31日~6月10日

※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます

<タメニー株式会社 会社概要>

商 号:タメニー株式会社

証券コード:東証グロース6181

代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂

事業開始:2006年9月

所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階

U R L :https://tameny.jp/

<婚活領域>

・結婚相談所「パートナーエージェント」

・婚活パーティー「OTOCON」

・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」

・マッチングアプリ「スマ婚デート」

・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」

・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」

<カジュアルウェディング領域>

・結婚式プロデュース「スマ婚」

・挙式お披露目パーティープロデュース「ラフスタ」

・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」

・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」

<地方創生/QOL領域>

・地方自治体向け婚活支援システム「parms」

・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)

・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)

・保険代理店「Tameny×保険クリニック」

・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」

【本件に関するお問い合わせ先】

タメニー株式会社 広報担当:平田・横田

TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701

Mail:public@tameny.jp

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会社概要

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URL
https://tameny.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区大崎1-20-3 イマス大崎ビル3階
電話番号
03-5759-2700
代表者名
佐藤 茂
上場
東証グロース
資本金
4400万円
設立
2006年09月