「パリ管弦楽団メンバーによる公開マスタークラス」開催!
パリ管弦楽団の管楽器プレイヤーが、オーケストラ作品を公開レッスン!
2025年6月17日(火) 13:00開始 会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
フレンチ・エスプリと卓越した演奏を誇るパリ管弦楽団。音楽監督・指揮者 クラウス・マケラとの活動が世界中から注目を集める一方、『トランスミッション(=継承)』を軸とした教育普及活動にも重きを置いています。今回、東京芸術劇場がパリ管弦楽団の本拠地であるフィルハーモニー・ド・パリと提携して、2度目となるマスタークラスを開催。受講生は芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド(GOA)のアカデミー生たち。オーケストラ作品を中心とした管楽器に特化した合奏形式のレッスンを通して、演奏技術、アンサンブル、音楽の組み立て方など、オーケストラ・プレイヤーに必要なスキルの指導を受けます。
パリ管弦楽団メンバーたちから、オーケストラの音楽の秘訣を直接うかがい知れる希少な機会。ヨーロッパを代表するオーケストラの名演奏のウラ側を、受講生とともに余すところなくひもといていきます。オーケストラ・プレイヤーを志す若き音楽家だけでなく、次世代にクラシック音楽のエッセンスを伝える音楽指導者の方々も必見です。


講師
フィリップ・ベロー(クラリネット・首席)Philippe BERROD
1995年よりパリ管弦楽団 首席クラリネット奏者を務め、ブルターニュ管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を歴任。ヨーロッパ室内管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラに定期的に招かれている。1987年にパリ国立高等音楽院で満場一致の首席で卒業し、数々の国際コンクールで優勝、2011年にはパリ国立高等音楽院のクラリネット科教授に任命された。フランス国内外で数多くのマスタークラスに招かれ、ソリストとして世界中で古典から初演作品まで幅広いレパートリーを演奏している。

助野由佳(ファゴット)SUKENO Yuka
13歳よりファゴットを始め、兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て京都市立芸術大学を卒業。 2012年よりヨーロッパへ移り、チューリヒ芸術大学大学院修了。在学中にバンベルク交響楽団のアカデミー生として 研鑽を積む。エッセン交響楽団の首席契約団員、ベルン交響楽団の正団員を経て、2019年よりパリ管弦楽団の ファゴット兼コントラファゴット奏者を務める。

ブノワ・ド・バルソニー(ホルン・首席)Benoît de BARSONY
パリ管弦楽団 首席ホルン奏者であり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団やヨーロッパ室内管弦楽団(ヤニック・ネゼ=セガン指揮、ベルナルト・ハイティンク指揮)とも首席奏者として共演。室内楽にも熱心に取り組んでおり、樫本大進やエマニュエル・パユなどの音楽家とともに多くの音楽祭に参加している。また国際的なソリストで、著名な教授でもある。ジュネーブ国立高等音楽院(HEM)、リヨン国立高等音楽院(CNSM)で教鞭を執った後、2024年9月にアンドレ・カザレの後任としてパリ国立高等音楽院(CNSM)に就任した。多くのマスタークラスを開催した。近年ではヨーロッパ室内管弦楽団の首席ホルン奏者にも任命されている。

ギヨーム・コテ=デュムーラン(トロンボーン・首席)
Guillaume COTTET-DUMOULIN
パリ国立高等音楽院でユーフォニアム、室内楽、トロンボーンの各分野で首席卒業。2001年にパリ管弦楽団に入団し、クリストフ・エッシェンバッハ、パーヴォ・ヤルヴィ、ダニエル・ハーディング、クラウス・マケラ、エサ・ペッカ・サロネン、ラハフ・シャニ、リッカルド・シャイーなどの指揮者で演奏している。2003年、リエクサ・トロンボーン・コンクール入賞。パリ管弦楽団ブラス・クインテット、ジル・ミリエール・トロンボーン四重奏団、ジャズ・トリオ”Timetracks”のメンバーであり、いくつかのレコーディングに参加している。教育にも熱心で、ヴェルサイユとパリのコンセルヴァトワールを経て、2022年からパリ国立高等音楽院で指導している。

ステファン・ラベリ(テューバ・首席)Stéphane LABEYRIE
パリ管弦楽団 首席テューバ奏者。トゥールーズ国立高等音楽院でマルク・ウルスに師事し、首席卒業した。その後、パリ国立高等音楽院に入学し、メル・カルバートソンに師事する。1995年にはリヨン国立高等音楽院を優秀な成績で卒業し、マルクノイキルヒェン(ドイツ)、シドニー(オーストラリア)、リヴァ・デル・ガルダ(イタリア)、プロチア(イタリア)など数々のコンクールで優勝、シカゴ国際コンクールのファイナルコンサートに参加した。2000年にはトゥールーズ国立キャピトル管弦楽団とペイ・ド・ラ・ロワール管弦楽団にソリストとして招かれ、テレビで「テューバ界のパブロ・カザルス」と称された。

パリ管弦楽団
Orchestre de Paris
1967年11月14日、シャルル・ミュンシュの指揮で創立コンサートを開催。その後、ヘルベルト・フォン・カラヤン、サー・ゲオルク・ショルティ、ダニエル・バレンボイム、セミョーン・ビシュコフ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、クリストフ・エッシェンバッハ、パーヴォ・ヤルヴィ、ダニエル・ハーディングが音楽監督を務めた。2021年からはクラウス・マケラが10代目の音楽監督を務めている。
119人の音楽家を擁しており、毎シーズン、フィルハーモニー・ド・パリまたは、国際ツアーで約100回のコンサートを開催している。2019年からはフィルハーモニー・ド・パリの一部門となり、Démos(社会的使命を持つ音楽・オーケストラ教育プログラム)やLa Maestra(オーケストラ指揮の平等性を促進することを目的とした国際コンクール)など、同団体の主要プログラムに参加している。
Webサイト: https://www.orchestredeparis.com
Facebook: https://www.facebook.com/OrchestredeParis
Instagram: https://www.instagram.com/orchestredeparis

受講生:芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド(GOA)
東京芸術劇場が2014年から開講している若手管打楽器奏者を対象とした無償アカデミープログラム。音楽表現とセルフプロデュース力の向上をミッションに掲げ、ミュージック・アドヴァイザー福川伸陽氏(ホルン奏者)とともにレッスン/キャリアアップゼミ/コンサートからなる3つのカリキュラムを展開。前身の吹奏楽アカデミーを含め10年以上にわたり、のべ80名以上の若手音楽家を国内外に輩出している。
Webサイト: https://www.geigeki.jp/performance/goa/
Facebook: https://www.facebook.com/geigekigoa/
Instagram: https://www.instagram.com/geigeki_goa/

公演概要
東京芸術劇場 海外劇場間交流事業2025 東京芸術劇場 × フィルハーモニー・ド・パリ
パリ管弦楽団メンバーによる公開マスタークラス
日時:2025年6月17日(火) 13:00開始 (12:45開場)
13:00-16:00 第1部 木管+ホルンセクション
16:30-19:30 第2部 金管セクション
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
〒152-0023 東京都目黒区八雲1-1-1 めぐろ区民キャンパス内
内容:オーケストラ作品を中心とした合奏形式のレッスン
※詳細は当日会場にて発表
観覧料:1,000円(税込・全席自由)
お申込み:https://geigekiparis.peatix.com
※未就学児入場不可。
※フランス語通訳有。
※駐車場の台数が非常に少ないため、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
※都合により講師・受講生が変更になる場合がございます。
※1枚のチケットで、第1部/第2部 両方ともご観覧いただけます。
※途中入場・退場する場合はマスタークラスの妨げにならぬよう、ご配慮をお願いいたします。
※開催中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更はお受けできません。
主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:エイベックス・クラシックス、フィルハーモニー・ド・パリ
東京芸術劇場
Webサイト: https://www.geigeki.jp/
X: https://www.twitter.com/geigeki_info
Facebook: https://www.facebook.com/geigeki
Instagram: https://www.instagram.com/geigeki_info
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像