パーソルとOECD、オンラインイベント『ビジネスとファイナンスにおける従業員のWell-being推進』を開催
~従業員Well-beingの大切さを考える機会を提供~
※1:WISE(The OECD Centre on Well-being, Inclusion, Sustainability and Equal Opportunity)
■お申込みはこちら:
https://meetoecd1.zoom.us/webinar/register/WN_vAImpIZ4ROKdoWj9SBpkfA#/registration
■背景
パーソルホールディングスは、よりよい社会をデザインしていくためにWell-beingという概念と新指標を、これからの時代の社会アジェンダにしていくことを目的とした企業コンソーシアム「Well-being Initiative」に参画しています。
2022年、OECDのWISEセンターは「Well-being Initiative」と共同で、企業でのWell-being測定フレームワークを実施するための「従業員Well-being調査」(パイロット版)(※2)を実施しました。この調査結果により、企業が従業員のWell-beingを向上させる行動の重要性と促進する要因について、より理解を深める必要があることがわかりました。
そこで、従業員のWell-beingを企業と投資家が測定・管理するために何ができるかについて考える機会を提供すべく、本イベントを開催することとしました。
※2:「従業員Well-being調査」(パイロット版)概要
https://www.oecd.org/wise/measuring-business-impacts-on-peoples-well-being.htm
■アジェンダ
◆18:00 開会の挨拶
(講演者)
Romina Boarini(ロミーナ・ボアリーニ)氏 OECD WISEセンター・ディレクター
和田 孝雄 パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO
◆18:10 「従業員のWell-beingを測定・管理する重要性について」
(講演者)
Fabrice Murtin(ファブリス・ムルタン)氏 OECD Well-being研究および高度モデリング担当責任者
Vincent Siegerink(ヴィンセント・ジーガリンク)氏 OECD 経済学者
(内容)
・ビジネスとファイナンスにおける従業員のWell-beingの標準化された指標の必要性
・労働環境の品質、労働者の健康とWell-beingの関係に関するOECDのエビデンス
・パーソルグループと公益財団法人Well-being for Planet Earthとの協力によるOECDの「従業員Well-being調査」(パイロット版)の概要
◆18:20 「従業員のWell-beingを管理する際の機会と課題」
(講演者)
大場 竜佳 パーソルホールディングス株式会社 人事本部長
(内容)
・従業員のWell-beingがパーソルグループにとってなぜ重要か
・従業員のWell-beingの管理と測定における課題
・OECDの「従業員Well-being調査」(パイロット版)結果に対するパーソルグループの対応
◆18:30 「大規模な従業員のWell-being測定からの洞察」
(講演者)
Jan-Emanuel DeNeve(ヤン・エマニュエル・デニーヴ)氏 オックスフォード大学 Well-being研究センター ディレクター
(内容)
・Well-beingとビジネスパフォーマンスの関係についての知識
・なぜ従業員のWell-beingを管理すべきか
・職場のWell-beingデータをビジネスとファイナンスでどのように活用できるか
◆18:40 「投資家がなぜ従業員のWell-beingに興味を持つのか」
(講演者)
Amy Browne(エイミー・ブラウン)氏(CCLA Investment Management スチュワードシップリード)
(内容)
・投資家が従業員と他のステークホルダーのWell-beingに興味を持つ理由
・ESG評価とベンチマークにおける制約と改善
・CCLAメンタルヘルスベンチマークの紹介
◆18:50 「開示基準: 透明性向上のための可能な未来の途中」
(講演者)
Izzy Ensor(イジー・エンソア)氏 Global Reporting Initiative スタンダードマネージャー
(内容)
・開示基準がビジネスの行動と従業員のWell-being向上に関するパフォーマンスをどのように透明化するのに役立つか
・従業員のWell-beingに関する情報の持つ重要性、サステナビリティ報告とサステナビリティ関連の財務開示における情報の関連性
・報告基準に従業員のWell-being情報を含めるための現在の展望
◆19:00 パネリストによるディスカッション
◆19:35 質疑応答
◆20:00 終了
■Well-being Initiativeとは< https://well-being.nikkei.com/ >
2021年に、日本経済新聞社、公益財団法人「Well-being for Planet Earth」が、有志の企業や有識者・団体などと連携してより良い社会をデザインしていくため、Well-beingという概念と新指標をこれからの時代の社会アジェンダにしていくために設立した企業コンソーシアムです。国内への提言・啓発にとどまらず、日本発の「主観的Well-beingの新・国際標準」づくりを目的に、調査設計やデータ収集などを行っています。また活動の一つとして、社会をWell-beingにするアクションのあり方を研究しています。
■OECD WISEセンターとは< https://www.oecd.org/wise/ >
OECD内に設置された、Well-being・包摂性(インクルーシブ)・持続可能性・機会均等のテーマの調査・分析を行う委員会で、企業活動や政策が人々に与える影響等に統計的にアプローチし、世界中の人々のWell-being向上を目指しています。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2023年3月期売上高1兆2,239億円。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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