機能ポール「オルフェス ポストユニット」、展示施設「YKK AP技術館」が2026年度グッドデザイ ン賞を受賞
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は、エクステリア商品でシンプルを追求した郵便ポスト・宅配ボックス一体型の機能ポール「オルフェス ポストユニット」、およびYKK APの技術の歩みやモノづくりの精神を発信する展示施設「YKK AP技術館(富山県黒部市)」が2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたのでお知らせします。なおYKK AP技術館の受賞については、施設の設計や展示を手掛けた株式会社アプルデザインワークショップ、株式会社丹青社との共同受賞となります。

YKK APは今回の受賞を含めてこれまでに計29点がグッドデザイン賞を受賞し、2024年度のバルコニー用手すり「エルビュート ハンドレール」(2デザイン)、2025年度のアルミ屋根カーポート「プレーンルーフ」に続いて3年連続の受賞となります。今後もデザインにこだわったモノづくりを推進するとともに、快適で豊かな住まいづくりを実現する商品の提案を行っていきます。
【受賞内容】

商品・施設の概要
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オルフェス ポストユニット |
YKK AP技術館 |
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住宅の顔となるファサード(※1)をシンプルなデザインで演出するエクステリア商品シリーズ「オルフェス」のポストユニット。水平・垂直基調のスクエアなフォルムと洗練されたディテールを実現した、郵便ポスト・宅配ボックス一体型機能ポール。 |
1959年竣工のアルミ溶解押出工場建屋をリノベーションし、YKK APの「モノづくりと技術への挑戦の歴史をたどり、未来への成長につなげる」ことをコンセプトした展示施設。建材事業の開始からどのように成長・発展していったのか、モノづくりの技術を軸に紹介している。2024年11月開設。 |
デザインのポイント
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オルフェス ポストユニット |
YKK AP技術館 |
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①スリムなプロポーションと二重扉構成によるフラットなデザイン |
①建材事業の原点であるアルミ溶解押出工場を改修。窓部材のアルミや樹脂の押出材を積層する什器で当時の工場の情景を表現 |
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②どの角度から見ても美しいディテールにより、敷地に合わせた柔軟なプランニングが可能 |
②既存トラスや鉄製窓等を残し、自社のカーテンウォールで工場を改修。新旧技術の融合で地域のシンボルを創出 |
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③周辺環境に調和するマットな質感と、夜間のエントランスを美しく彩る照明付き表札 |
③大階段や光庭等を整備し、社員・地域住民の交流や活動の場を創出。 |
審査・評価のコメント
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オルフェス ポストユニット |
YKK AP技術館 |
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シンプルで洗練された全体のデザインに、郵便受け・防犯監視・ロゴ・照明といった機能を統合。実用的な設備でありながら、建築環境と一体化したランドスケープデザインとしても成立しており、印象深い作品である。 |
建材メーカーのYKK APでは、これまで多くのプロジェクトで様々な建築家を起用し、すぐれた空間を生みだしているが、近年はリノベーションも展開しており、これもレガシーである工場を展示空間として再生したものである。その結果、ファサードのガラス面、大階段、屋外デッキによって開放的な建築に変わり、地域との交流もはかる施設になった。なによりも、大きな空間が気持ちよい。なお、同社の各時代の製品を展示する技術館のコンテンツも、魅了的である。 |
■「オルフェス ポストユニット」商品特長
<スリムなプロポーションと二重扉構成によるフラットなデザイン>
水平・垂直基調のスクエアなフォルムが映える、シンプルでスリムなデザインのポストユニットです。建築基準寸法(モジュール)に倣った幅150㎜ 、高さ1,500㎜のプロポーションにより、住宅とエクステリアに一体感と洗練された印象を与えます。ポスト・宅配ボックスの操作部が外側に露出しないよう、フラットで美しい「二重扉構造」を採用。ポストユニット機能とシンプルな外観のデザイン性を両立させました。

<敷地に合わせた柔軟なプランニングが可能>
360度どの角度から見ても整った形により、ポストユニットの側面(長辺)を住宅の正面に向けて配置することもでき、狭小地や様々なアプローチ構成にも柔軟に対応できます。地面から外扉の下までの高さを約270㎜に設定し、玄関ポーチの階段脇への設置にも配慮しています。

<夜間のエントランスを美しく彩る照明付き表札>
表札にはシンプルなポストユニット本体のデザインと調和する照明一体型を新たに設定。照明が夜間の視認性を高めながら不審者の侵入を抑止して、防犯性も向上します。テイストの異なる4デザインを展開し、玄関まわりの安全性を確保しながらナイトシーンを演出する表札灯の需要の高まりに対応します。

■「YKK AP技術館」施設特長
<建材事業の原点であるアルミ押出工場を改修>
YKK AP建材事業創業の地 富山県黒部市に1959年に竣工したアルミ溶解押出工場の建屋をリノベーションして保存活用。無断熱建築を全面断熱改修してBELS評価(※2)星5相当の省エネ性能を達成しました。年間を通して安定した温熱環境と冷暖房負荷の低減を両立し、CO₂排出量の削減に寄与します。

<建築における新と旧の融合>
工場の三角屋根は当時のままの鉄骨トラス構造を補強して残しており、建屋全体に柱のない空間が広がります。改修した建屋壁面には、アルミリサイクル材を100%使用したカーテンウォール(※3)を採用し、CO₂排出量の削減に貢献するとともに、建築における新旧技術の融合を体現しています。展示什器は窓枠の部材であるアルミや樹脂の押出材、木材を積層させたデザインで、エリア毎のテーマ性や当時の工場の情景を表現しています。

<社員・地域住民の交流や活動の場を創出>
YKK AP技術館は、黒部エリア本来の自然の再現に取り組む緑豊かな「YKKセンターパーク」内にあります。従来エリアと同様に施設の周辺は緑地環境を整備し、屋外を望む大階段を配置したエントランスは入社式や施設イベントなど、社員や地域住民の交流の場となっています。2026年7月には来館者3万人を達成し、地域に根ざした企業ミュージアムとしてYKK APのモノづくりと技術への挑戦、未来への成長に向けた情報を発信しています。

※1:建物正面を指す建築用語。一般的に道路や広場に面した建物の顔となる外観デザインで、建物の雰囲気や景観を決める重要な要素。
※2:「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称。一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が運営する建築物の省エネ性能を表示する第三者認証制度。同協会に登録された機関が省エネ性能を客観的に評価し、一次エネルギー消費量をもとに6段階の星マークで表示。
※3:建物の荷重を直接負担しない非耐力壁。柱と梁を主要な構造体として、その構成部材にアルミやガラスなどの材料を用いて作られる外壁。
【ご参考 ウェブサイト】
機能ポール「オルフェス ポストユニット」
https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/exterior/allface
YKK AP技術館
https://www.ykkapglobal.com/ja/company/locations/technology-museum/
丹青社 実績紹介(YKK AP技術館)
YKK AP はじまりの工場が持つ歴史的価値を活かし、ものづくりのDNAを継承
https://www.tanseisha.co.jp/works/detail/ykk-ap-technology-museum
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
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