定量調査のなかでAIモデレータが会話形式で文脈を紐解く「Light Depth Context 」提供開始
定性調査の「深さ」と「サンプル規模」を両立、数百~数千人規模のインタビューを実現
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹、以下「クロス・マーケティング」)は、生成AIがモデレータとなり、アンケートの中で回答者一人ひとりと複数トピックにわたる対話を行う大規模定性型のソリューションサービス「Light Depth Context(ライトデプス コンテクスト)」の提供を開始しました。従来のウェブアンケートの中で、数百~数千人規模の対象者に対し、同一の設計でミニインタビューを実施できます。
*Light Depthは特許出願済です。(特願2025-024691、特願2025-024692)
*Light Depthは商標登録済です。(登録7007867、商願2025-058298)
■開発の背景 定量調査と定性調査の「あいだ」にある空白
定性調査は対象者が数人~十数人にとどまるため、得られた仮説を全体に当てはめてよいのか判断が難しいという課題がありました。一方の定量調査は規模を確保できる反面、自由回答は文章の長さや情報量が乏しく、文脈が読み取りにくいという制約があります。
クロス・マーケティングが2025年4月に提供を開始したLight Depth(現:Light Depth Focus)は、自由回答を生成AIが深掘りすることで回答の質を高めてきました※。「Light Depth Context」は、定量調査の枠組みに定性調査のエッセンスを組み込んで、「一つの設問」から「一つのテーマ」へと拡張することで、この深掘りを可能にしています。
※従来の記入式自由回答との比較で、平均回答文字数2.7倍、「特になし」の記入率4割減。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000620.000004729.html

■「Light Depth Context(ライトデプス コンテクスト)」とは
オンラインリサーチにおいて、AIチャットボットがモデレータとなり、回答者一人ひとりと一対一で対話を行うサービスです。あらかじめ設計した複数の論点(トピック)を横断しながら、回答者ごとに対話(チャット形式)を重ねる大規模定性調査サービスです。対象者は普段のウェブアンケートと同じ画面内で回答するため、会場や機材の用意、日程調整の必要がありません。
1.複数トピックを設計・統制し、聞き漏らさない
聴取したい論点は、予め当社のリサーチャーがお客様と相談しながら、トピックとして設計します。その設計をもとに生成AIが会話の進行を統制し、回答内容に応じて深掘りの順番と程度を調整しながら、必要な論点を最後まで聴取します。
2.全員に同じ項目を聴取するため、対象者間の比較ができる
モデレータの力量や当日の流れに左右されず、全対象者に同一の設計で対話。セグメント別の比較や定量データとのクロス集計など、定性情報の「分析」が可能になります。
3.膨大な対話テキストを、AIが構造化・可視化する
数百~数千人分の対話をトピック単位で整理・要約。人手では読み切れない規模の定性データを、実務で扱える形に変換します。
■調査課題に応じて選べる2つのラインアップ
あわせて、2025年4月より提供している「Light Depth」を「Light Depth Focus(ライトデプス フォーカス)」に名称変更し、深掘りの範囲が異なる2つのラインアップとして展開します。
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Light Depth Focus(フォーカス) |
Light Depth Context(コンテクスト) |
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深掘りの範囲 |
一つの設問の自由回答 |
調査全体(複数トピック) |
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聴取の仕方 |
一つの論点を掘り下げる |
複数の論点を横断して聴取する |
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位置づけ |
定量調査の自由回答を強化する |
オンライン定性調査を大規模に実施する |
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主な用途 |
購入理由や不満点など、聞きたい「なぜ」が一つの場合 |
価値観・利用実態・態度変容などを網羅的に把握したい場合 |
※Light Depth Focusは、従来「Light Depth」として提供してきたサービスの名称変更であり、機能・料金に変更はありません。
■提供概要
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提供開始日 |
2026年10月8日 |
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料金例 |
サンプル数・トピック数に応じて個別にお見積りいたします。詳細は下記お問い合わせ先までご連絡ください。 |
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納品物 |
全回答データ/生成AI清書による回答者ごとのまとめ(発言全体・トピック別)/レポート |
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多言語対応 |
2027年4月をめどに英語での実施に順次対応 |
※ウェブアンケート調査費用が別途必要となります。
※クロス・マーケティング提供のアンケート画面への組み込みが必要となっており、Light Depth(生成AIチャット)機能単体の利用はできません。

■クロス・マーケティングが支援する強み
生成AIをリサーチに組み込むには、生成AIツールへの理解に加え、調査のプロフェッショナルとしての知見が必要です。モデレータと調査対象者が一対一で対話をし、深層心理や行動の背景にある動機を探るデプスインタビュー調査は、設計の段階からプロの知見が成否を左右します。クロス・マーケティングは2003年の創業以来、リサーチに関するノウハウを培ってきました。また、社内にいるエンジニアが毎月アップデートのある生成AIツールを継続的に研究しています。こうした知見・実績をもとに開発された「Light Depth Context」では、生成AIが会話の進行を統制し、対話を重ねることで、信頼性の高い大規模な定性調査アプローチを実現しています。加えて、「Light Depth」シリーズは2025年のサービス開始以降、食品・化粧品などの消費財から自動車、ITサービスまで20以上の業界、130件を超えるプロジェクトでご活用いただいています(2026年8月末時点)。トピックの設計から結果の読み解きまでリサーチャーが伴走する体制を備えている点が、ツールの提供にとどまらないクロス・マーケティングの強みです。
■セミナー概要
サービス開始に伴い、「Light Depth Context」に関するオンラインセミナーを開催します。
タイトル:「やらなきゃ」と焦っているのになぜ動画に時間を溶かすのか?~AIインタビューを活用した大規模定性アプローチで解き明かす、欲求行動の背景~
開催日時:2026年10月29日(木)14時〜15時
開催形式:オンライン(Zoom)
対象:マーケティング・商品企画・商品開発・マーケティングリサーチに携わる方、生活者の行動や心理の背景を深掘りしたい方、定量調査に定性的な情報を組み合わせた新しいリサーチ手法に関心のある方
詳細・お申し込み:https://www.cross-m.co.jp/seminar/20261029
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長 五十嵐 幹
事業内容 : マーケティングリサーチ事業、マーケティングおよびリサーチに関わるコンサルテーション
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