400個限定!毎回完売の大人気「びはくオリジナル缶バッジ」に吉田城址『石垣刻印シリーズ』が登場

歴史好き、石垣ファンは必見です!
毎回、製作分がすべて完売するほど大人気の 豊橋市美術博物館“びはく”オリジナル缶バッジ。
新作の第4弾として、豊橋市指定史跡・吉田城址の石垣に残る「刻印」がモチーフの、『石垣刻印シリーズ』が登場します。
豊橋市美術博物館では、過去にも職員がひとつひとつ製作した“びはく”オリジナル缶バッジを、カプセルトイにて販売しています。その中で第1弾三沢厚彦さんの「うさぎシリーズ」、第2弾「銅鐸の国コラボ」は既に完売、今年7月に販売した第3弾三沢厚彦さんの「シロクマシリーズ」は完売間近です。
今回は400個の数量限定で、「第8回とよはしシンポジウム」会場での直接販売になるため、好きな絵柄を選べるのもうれしいポイント。
この機会にしか手に入らない石垣バッジで、お気に入りを見つけてみてくださいね!
吉田城址の南多門台石垣で発見された刻印をモチーフに

南多門台は、吉田城の本丸正面に築かれた櫓門です。
石垣上に生育していた樹木等の影響で崩落の危険性が高まり、令和5年度に解体修復工事を行いました。
缶バッジは調査で新発見された刻印や、今では見ることのできない刻印も取り上げています。
「刻印」とは
「刻印」とは、石材を採石地で切り出し、石垣を築く各過程で石に刻まれた図柄や文字のことです。
普請に関わった大名や家臣、あるいは工人など、多くの人々が用いました。
吉田城址では、約85箇所で確認されています。
歴史好き、石垣好きな人には「刻印」のファンも多く、中には「推し刻印」がある人も!
観光客の中には「直接見たい」と、この刻印を探しに来る人も少なくありません。
好きな絵柄を選べる!シンポジウム会場での限定販売に

従来の缶バッジは、豊橋市美術博物館内のカプセルトイにて販売していましたが、今回は「第8回とよはしシンポジウム 三河湾の残石―吉田城と名古屋城の石垣―」の会場にて販売します。
今回は直接販売になったため、絵柄を選んでの購入が可能です。8種類全部をコンプリートするのも楽しいですね!
400個のみ個数限定販売で、売り切れ次第終了となります。
■販売開始 令和7年11月22日(土)
■販売場所 豊橋市公会堂(とよはしシンポジウム受付横で12:00から販売)
※シンポジウム後は美術博物館館内で販売予定です。
■予定数量 400個(8種類×各50個)
■販売価格 300円(直径56mmサイズ)
【参加費無料&申込不要】吉田城の石垣にも利用!「三河湾の残石」を考えるシンポジウム開催
缶バッジ8種のデザイン一覧

石垣の刻印は、ひとつひとつがそれぞれ意味を持っています。
また、今、吉田城址の石垣で実際に見られるのは④、⑦、⑧の3種類です。
①「トサ・三枚餅・桝」…「トサ」は吉田城内で最も多く見られる刻印です。名古屋城天下普請に携わった土佐藩主・山内忠義の官位(土佐守)に由来すると考えられます。
②「トサ・百々・二引両」…①と同様に土佐藩に関わるものですが、「百々」は山内家臣で、築城の名手と謳われた百々綱家、あるいは婿養子の忠安に由来すると考えられます。文字が天地逆の状態で石材が用いられており、そのままのデザインとしました。
③「井桁」…広島藩主・福島正則に由来する刻印です。同じ刻印が西浦海岸(蒲郡市)でも確認されており、海から運ばれてきたことが分かります。
④「山田」…徳島藩主・蜂須賀至鎮に由来する刻印です。「山田」は家臣である山田宗重もしくは子の山田宗登と考えられます。
⑤「二」…長州藩主・毛利秀就に由来する刻印です。一説には、毛利家が長門国と周防国(いずれも山口県)の二か国を領有したことに由来すると言われています。
⑥「□に大」…③と同様、広島藩主・福島正則に由来する刻印です。
⑦「釘」…④と同様、徳島藩主・蜂須賀至鎮に由来する刻印です。
⑧「丸一文字」…単純な図柄のため、単独では何に由来するのか分からない刻印です。
問い合わせ先
豊橋市美術博物館
所在地/〒440-0801 愛知県豊橋市今橋町3-1
電話番号/0532-51-2882
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