樋口恭介・著『21世紀を動かす思想 加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング』、2月16日(月)に集英社新書から発売。
SF作家・コンサルタントの樋口恭介氏による、未来を創造するための羅針盤。

【AI時代は未来予測より未来学】
巨大テック企業が国家を超える権威を持ち、生成AIの爆発的な発展による混乱が日々起こり、アメリカでは破滅的な思想が影響力を持ちはじめた2020年代。
技術発展は本当に世界を良くしているのか? 私たちはどのように未来を構想すべきなのか?
本書では現代の技術をとりまく思想――加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピング――を通覧。これらの思想を統合し、効果的・倫理的に考えるための思考「未来学」の在り方を構想する。
【目次】
序 章 歴史の転換点と未来学
第1部 加速主義の系譜――世界を変革する思想の奔流
第1章 加速主義とは何か?――原点と多様な顔
第2章 効果的加速主義(e/acc)の隆盛――シリコンバレーの精神とAGIへの渇望
第3章 防御的加速主義(d/acc)とオルタナティブな道――バランスと人間性の探求
第2部 プルラリティ――多様性と協働によるデジタル社会の未来
第4章 プルラリティとは何か?――シンギュラリティへのもう一つの道
第5章 プルラリティの実践――テクノロジーによる協働の促進
第6章 プルラリティ社会のビジョンと可能性
第3部 未来を探索する智恵――未来学とデザインの手法
第7章 未来学とは何か――歴史・思想・方法論
第8章 シナリオプランニング――不確実な未来を描き、備える
第9章 「ありうるかもしれない未来」で問いを立てる
――スペキュラティブデザインとSFプロトタイピング
第10章 未来探索の実践――社会課題解決とイノベーションへの応用
第4部 未来はどうしたら選べるのか
第11章 加速主義・プルラリティ・未来探索の交差点
第12章 未来リテラシーを磨く
終章 共創の地平へ――新たな人間性と希望の未来学
おわりに
【著者略歴】
樋口恭介(ひぐち・きょうすけ)
SF作家、コンサルタント、東京大学大学院客員准教授。1989年生まれ。SFの社会実装をミッションとするAnon Inc.でCSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務める。著書に『構造素子』(ハヤカワ文庫)、『Executing Init and Fini』(早川書房/3月刊行予定)、『未来は予測するものではなく創造するものである』(筑摩書房)、『AI先生のSF小説教室』(晶文社)、『反逆の仕事論』(PHP研究所)、『何もかも理想とかけ離れていた』(双葉社)など。
【書籍情報】

タイトル:21世紀を動かす思想 加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング
著者:樋口恭介
発売日:2026年2月16日(月)
定価:1,100円(10%税込)
ページ数:256
判型:新書判
ISBN:978-4-08-721400-0
集英社新書

【集英社新書について】
“知の水先案内人”をキャッチフレーズに、1999年12月に発刊されたレーベル。大量に流れ込む情報の海を漕ぎ渡るための「知識に裏付けされた知恵」を提供する「真の意味での実用書」をコンセプトとする。旬な人物やタイムリーな話題を掘り下げる一方で、集英社ならではのエンターテインメント性と「知」を接続する企画にも挑戦し、幅広い世代が手に取りやすい新書を目指します。
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