「ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズ Joseph Phelps Vineyards」よりアイコンワイン「インシグニア」の新ヴィンテージ 2022年を発表

カリフォルニア初・ボルドースタイルのブレンドワインを誕生させた、ナパを代表するワイナリー

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)が取り扱うカリフォルニアを代表するワイナリー「ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズ Joseph Phelps Vineyards」は、ワイナリーを象徴する高級ワイン「インシグニア INSIGNIA」の新ヴィンテージ 2022年を、今秋より展開いたします。

 ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズは1973年、建設業界で成功した名士でありワイン醸造家でもあったジョセフ・フェルプス氏が、当時は未開拓であったアメリカ カリフォルニア州ナパ ヴァレーの荒野に、自らの名を冠したワイナリーを設立。1974年には、単一品種のワインが高級ワインとして認識されていた当時の米国において、数種類のブドウを独自にブレンドするという“カリフォルニア初・ボルドースタイルのブレンドワイン”「インシグニア」を発表し、新たなジャンルを切り開きました。
 卓越した品質を象徴するワインであることから「インシグニア(記章)」と名付けられたこのワインは、世界のワイン愛好家を驚かせ、瞬く間にジョセフ フェルプスのワイン造りの歴史を象徴するワインとなります。「インシグニア」はリリースから高得点を獲得し続け、4つのヴィンテージで最高点の100点を獲得しています(ロバート・パーカー、ワインアドヴォケイト)。

 ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズは100%自社畑であるナパヴァレーの8つのエステートにおいてカベルネ ソーヴィニヨンを中心にマルベック、プティ ヴェルド、メルロー、カベルネ フラン等を栽培、ブドウ畑ごとの多様な個性が「インシグニア」のワインに複雑な風味とテクスチャーをもたらしています。
 また、インシグニアの‘DNA’ともいえるタンニンは、入念な畑の選定、穏やかな抽出、長期間にわたる樽熟成を経て、荒々しさがなく骨格を備えた洗練されたタンニンに仕上がり、何層にも重なる複雑性と洗練されたテクスチャーを備えた、熟成に十分耐えうるしっかりとしたワインでありながら、若いうちから楽しめるしなやかなワインが完成します。

 溢れるパイオニア精神に導かれながら、卓越性を追求した創業者の精神を受け継ぎ、今日もワイン造りへの情熱を持った人々が造り上げる、エレガントな中にも複雑さを持ったジョセフ フェルプスのワイン「インシグニア」の新ヴィンテージ 2022年を是非お愉しみください。

 また、ジョセフ フェルプスヴィンヤーズは過去50年におよぶ歴史の中で、所有する土地の管理を徹底、周囲の環境を守ることを優先してきました。更なる50年の歩みのために、土地とブドウ畑の健全性を大切にする「再生」のためのアプローチ“アグロエコロジー”を実践しています;単なるブドウの栽培方法ではなく、自然との関係そのものを変えることを提唱、土壌(バクテリアと菌類)および生態系(動植物)の自然な生物多様性を回復させることによって、健全な生態系を再生することに取り組んでいます。このアプローチにより、ブドウはより健全になり、より高品質のブドウが収穫できるだけでなく、寿命を延ばすことも出来るのです。

「Joseph Phelps Insignia 2022 テイスティングイベント」の様子

■ ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズ CEO デイヴィッド・ピアソン

「2022年のインシグニアは、過酷な気候を見事に乗り越えた、完成度の高いヴィンテージです。このような場で新ヴィンテージをお披露目できましたことを、大変うれしく思います。お二人のお話を伺いながら、私たちのワインをこれほど美しく、豊かに表現してくださったことに心より感動しております。自分たちの思いが新たな形で息づくのを感じ、たいへん光栄に思うとともに、あらためてこのワインを誇りに思います。ワインは、決して完成されたものではなく、時とともに進化し続ける“生きた芸術”だと私たちは考えています。その年ごとの気候や土地、人の手が重なり合いながら生まれる新たな魅力を、これからも追い求めていきたいと思います。」

■ 樹林ゆう子さん・樹林伸さん

「いずれもグラスに注がれた瞬間から立ち上る香りが素晴らしく、ドラマチックでストーリーのあるワインたちでした。私たちはこうした“物語を語るワイン”が圧倒的に好きですので、今日このイベントに参加できたことを心から嬉しく思います。2022年は、まるで“登山家を誘う魔女のささやき”のよう。鮮烈な果実味に導かれ、やがて森の香りや静寂を感じる──優しく誘われながらも、一歩踏み込むと深みに引き込まれていくような、そんな奥行きのある一本でした。

2021年は、いつまでも続く夜のように、あるいは祭りの夜に響く太鼓の音のように余韻が長く、東洋のスパイスを思わせるオリエンタルなニュアンスとナチュラルな調和が印象的。熟成の力と完成度の高さを強く感じました。2019年は、シナモンやミントの香りが印象的で、ボルドーのグラン・ヴァンを思わせる個性の際立つ一本。そして2016年は、これから咲き誇る色とりどりの花が並ぶ花畑のようで、10年後、20年後にどんな姿を見せてくれるのか、想像するだけで胸が高鳴ります。この4つのヴィンテージを通じて、ジョセフ フェルプスというワインの奥深さと魅力を改めて感じました。もっと多くの方々に、この素晴らしい世界を知っていただきたいと思います。」

INSIGNIA インシグニア ヴィンテージ 2022 商品概要

バランスが取れたヴィンテージ。余韻に温かさと旨味が凝縮。

ブドウ品種:カベルネ ソーヴィニヨン,プティ ヴェルド,カベルネ フラン,マルベック

ブドウ畑:バンカドラダ-ラザフォードAVA,ヨントヴィル-オークノールAVA,ラスロカス-スタッグスリープAVA,ススコル-ナパAVA,ホームランチ-セントヘレナAVA,バルボーザ-スタッグスリープAVA

熟成:100%フレンチオークの新樽で24ヶ月間

容量:750㎖

アルコール度数:14.5%

希望小売価格:53,000円(税抜)

テイスティングノート:濃い真紅の色調。ダークベリーのコンポートとオールスパイスのアロマが特徴。豊かなカカオと煎りたてのエスプレッソの香りが深みを醸し出し、プロヴァンスハーブとタバコの葉がテロワール由来の複雑さを添えています。口中ではカルダモンとナツメグが果実味を引き立て、しっかりとしながらも洗練されたタンニンが、余韻に残る温かさと旨味を伴った味わいを支え、静かにじっくりと楽しませてくれます。非常にバランスが良く、今すぐに楽しめ、熟成のポテンシャルも備えています。

Joseph Phelps Vineyards ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズ

1973年に設立したジョセフ フェルプス ヴィンヤーズはアメリカのカリフォルニア州のナパ ヴァレーとソノマ コーストの最も素晴らしいアペラシオンに、自社のブドウ畑を丁寧に時間をかけて築き上げました。最高品質のワインを造るというビジョンは、1本1本のボトルの中で後世のために継承され、高められ、守られており、ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズが世界でも傑出したワインエステートの1つであるという地位を確実なものにしています。創業者であるジョセフ・フェルプスは、カベルネ ソーヴィニヨンとローヌスタイルのワイン造りでワイナリーの初期の評価を高めましたが、彼のワイン造りの野望はそこに留まらず、現在ではナパ ヴァレーとソノマ コーストの両方のブドウ畑をポートフォリオに加え、醸造家がそれぞれの産地にて最高のワイン造りを探求しています。

認定取得:ブドウ園はすべて、「フィッシュ・フレンドリー・ファーミング」または「ナパ・グリーン」の認定を受けている、もしくは認定取得を進めています。

地域の生態系への貢献:セントヘレナにあるホームランチ(牧場)や他のブドウ園には、オリーブや果樹が植えられ、地域の生物多様性を促進しています。

生息地の保護:ブドウ畑には、梟やブルーバードのための巣箱を設置し、自然な鳥の生息を奨励しています。

廃棄物の再利用:収穫時のブドウの皮や茎、ワイナリーのレストランで発生する残り物は堆肥化され、土壌に栄養を供給するために再利用されています。

再生可能エネルギーの活用:ナパ ヴァレーのワイナリーに設置したソーラーパネルから生成されるエネルギーを主に使用しています。

再生農法:土壌の健全性を高め、生物多様性を促進し、総合的な持続可能性を向上させます。カバークロップ(被覆作物)、減耕作、微生物や真菌の活性化を通じて、効率的な水管理と炭素隔離を促進しながら、豊かな生態系を創造しています。

URL:https://www.mhdkk.com/brands/joseph_phelps/

ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズ CEO デイヴィッド・ピアソン

ラグジュアリーワインの分野で20年以上の輝かしいキャリアを持つデイヴィッドは、先見的なリーダーシップとナパ ヴァレーから生まれるラグジュアリーワインの発展に重要な功績を果たしたことで、その名を広く知られています。

ジョセフ フェルプス ヴィンヤーズ社の取締役会長として、彼はヴィンヤーズの成長と成功を次の段階へと導くために、豊富な経験と専門知識を遺憾なく発揮。そしてメゾンのすべての運営と戦略的発展を監督する責任を担っています。ジョセフ・フェルプスとその一族が築き上げた卓出したレガシーを基に、デイヴィッドと彼の指揮するチームは、米国内また世界中で、会社とそのポートフォリオの戦略を開発、実行にあたっています。

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会社概要

URL
http://www.mhdkk.com/index.html
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビ ル13F
電話番号
03-5217-9777
代表者名
ブルノ・イヴォン
上場
未上場
資本金
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設立
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