商品が自ら動いて話す「自己推薦ロボット」の販促効果範囲の調査を開始
ーPLAZAの新店舗「PLAZA NEWSSTAND」にて実証を実施ー
◼️背景
サイバーエージェントはこれまで、デジタルサイネージやアプリを活用した「店舗のメディア化」を目指し小売企業のDXおよび広告事業創出を支援するとともに、デジタルマーケティングの知見を活かした店舗集客や販売促進施策に注力してきました。
こうした取り組みの一環として、販売促進や商品認知に繋がる全く新しい販促手法になり得る「自己推薦ロボット」を開発し、これまでスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、大型雑貨店など多様な店舗形態において、様々な種類の商品を対象に実証実験を行ってきました。
その結果、「自己推薦ロボット」を活用することで来店客の立ち止まり率が2.14倍増加し、販売率が6.67倍増加した事例(※4)や、棚前の滞在時間が1.22倍、商品の手に取り率が1.81倍増加し、販売率が2.37倍に増加した事例(※5)が出ており、その効果と有効性を確認しています。
今後、ポストコロナの実店舗においては、子どもから大人・訪日観光客などの来店客の増加に対し、多くのお客さまが商品情報に楽しく触れる機会や新たな購買体験を提供することがさらに期待されています。
■実証実験について
このような背景のもと、自己推薦ロボットの活用できる範囲を調査するために、本実証実験では「自己推薦ロボット」のこれまでの有効性に加え、新たな店舗形態やこれまで検証していない商品カテゴリ(美容・ヘルスケア)においても同様の推薦効果を見込めるかを検証します。
実証を通し店舗内販促の新たな手法として「自己推薦ロボット」を確立することで、実用化を目指していきます。
■ロボット動作イメージ
https://www.youtube.com/watch?v=81jUq3JU8mk
※商品は「バブ あふれるのはきっと、お湯だけじゃない」(※6)を使用
■実証概要
内容 自己推薦ロボットの効果範囲を調査 場所 PLAZA NEWSSTAND 赤坂店 期間 2023年10月6日(金)~11月2日(木) 11:00~19:00(予定) ※日程やロボットの動作時間は予告なく変更される場合があります |
サイバーエージェントは今後も、実社会におけるロボット活用の可能性を広げるとともに、新しい顧客体験と実店舗の価値創造に貢献していきます。
※1 PLAZA NEWSSTAND
「PLAZA NEWSSTAND」は、ライフスタイルストア「PLAZA」の“the BEST & ONLY”をギュッとつめこんだお店です。店内には、選びぬかれたPLAZAの“the BEST”といえるアイテムが並び、また、期間・店舗限定の“the ONLY”なPOP UPイベントも開催します。そんなPLAZA NEWSSTANDが誕生する赤坂は、TBSが「あらゆる世界を揺さぶる、エンタテインメントの街へ。Shake the World. AKASAKA」というエリアコンセプトを掲げる街。エンタテインメントの発信源としてふさわしい、お客様の心はずむお買い物体験の提供を目指してまいります。
▶PLAZA NEWSSTAND 赤坂店
特設ページ:https://www.plazastyle.com/newsstand?press=231006
所在地:〒107-6301 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー1F
※2 先端知能システム共同研究講座
2017年4月1日より発足した、サイバーエージェントAI Labと大阪大学大学院基礎工学研究科石黒浩教授との共同研究講座。人と社会において調和的に関わることができる、ロボットを含めた対話エージェントの実現に向けた基礎技術の確立及び、人の持つ対話能力に関する科学的な知見の獲得を目指しています。
※3 自己推薦ロボット
サイバーエージェントでは「自己推薦ロボット」を、商品に動く・話しかけるなどの生命感を付与し、商品自らが機能や利便性を推薦しているように動くロボットと定義しています。
※4 大型雑貨店で季節性食品の販促を実施(2021年9月)
※5 サツドラ北8条店で食品の新商品の販促を実施(2022年12月)
※6 「バブ あふれるのはきっと、お湯だけじゃない」
2023年9月30日新発売。「余白時間」 がアイディアの発想につながる可能性に着目。従来の疲労回復だけではない、“なにもしない、を、あえてやる” 新しい発想の入浴体験を提案。
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