「若い世代は決断力がない」は本当か?婚活現場が示す意外な実態
~婚活最前線のプロ30人が見た、現代の意思決定の変容~
結婚相談所「パートナーエージェント」(運営会社:タメニー株式会社、代表取締役社長:伊東大輔、証券コード:東証グロース6181)は、成婚退会時における世代別の傾向に関して成婚コンシェルジュに調査を行いましたので、以下のとおりお知らせします。

■AI時代における「決断のパラドックス」
「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視し、最短距離で最適解に辿り着くことがスマートとされる現代。AIによる情報整理やマッチングが日常化し、私たちはかつてないほど「失敗しないための選択肢」を手に入れました。
しかし、選択肢が増え、情報が精緻になればなるほど、かえって「自分ひとりで決断すること」に難しさを感じる。そんな“決断のパラドックス”とも言える状況が、今あちこちで起きているのではないでしょうか。
特にZ世代を中心とした若年層において、進学・就職、そして結婚といった人生の岐路で「間違えたくない」「失敗したくない」という心理が働き、最後の決断に足踏みしてしまう。こうした慎重すぎる姿勢は、果たして彼らの決断力の問題なのでしょうか。あるいは、情報過多な社会が生んだ必然の現象なのでしょうか。
結婚相談所「パートナーエージェント」では、日々会員様の活動をサポートする成婚コンシェルジュに対し、世代別の「決断」に関する調査を実施しました。
本リリースでは、「決断できない人は増えているのか」という問いに対し、婚活現場のリアルなデータから迫るとともに、AI時代における結婚相談所の新たな役割について考察していきます。
■成婚コンシェルジュは、「決断に迷う割合が増えているのは20代ではなく30代」と感じている

結婚相談所における「成婚退会※の決断」について、「以前より決断に悩む人が増えたと感じるか」を成婚コンシェルジュに尋ねたところ、20代は39.3%、30代は50.0%、40代は39.2%、50代21.4%、60代7.1%となり、最も高い割合を示したのは30代でした。
一般的に、失敗を恐れ慎重になりやすい「リスクヘッジ世代」として20代が語られることは少なくありませんが、成婚退会という結婚直前の局面では、20代よりも30代のほうが「決断に悩む人が増えている」と感じられていることがわかりました。
30代は、感情的な相性や関係性の質を重視する意識と、条件や将来設計といった合理的な判断軸の双方を意識しやすい年代とも言えます。そのため、成婚退会という最終局面において「どの基準で決断するか」に迷いが生じやすいことが、今回の結果に表れているのかもしれません。
一方、デジタルネイティブである20代は、日常的に膨大な情報に触れ、比較検討することに長けているため、結婚相談所への入会段階ですでに、あらゆる迷いを排除する「事前のリスクヘッジ」を完了させているという側面があるのかもしれません。それが、成婚退会時の決断にも影響しているのではないでしょうか。
■最も多いのは30代の「条件や人柄に不満はないが、自分の中で確信が持てない(64.3%)」
続いて、複数回答可能でどのような迷いが増えているのかを聞きました。
世代によって迷いの内容には明確な違いが見られました。20代、30代では「条件や人柄に不満はないが、自分の中で確信が持てない」が最も多く20代で50.0%、30代で64.3%でした。一方、40代、50代、60代では「結婚後の生活変化(仕事・住居・自由)に対する不安」が最も多く、それぞれ46.4%、35.7%、39.3%となりました。
興味深いのは、「もっとよい人がいるのではないか」という迷いです。この項目は20代が46.4%と最も高く、世代があがるほど下がる傾向にありました。これはまだ「これから出会いがあるかもしれない」と考えることが影響しています。
その一方で、「離婚などのリスク」を想定した迷いについては、20代ではわずか7.1%にとどまりました。これは、20代が将来の失敗リスクを軽視しているというより、むしろ婚活のプロセスで徹底的にリスクヘッジを行っているため、成婚退会の段階では「この人なら大丈夫」という前提が構築されているからではないかと考えられます 。

■AIの「正論」に寄り添う、人間の「感情」と「言語化」のサポート
最後に、AIに恋愛相談をする人が増えつつある現状を踏まえ、カウンセラー自身が考える「人間だからこそ果たせる役割」について尋ねました(複数回答可)。
最も多かったのは「AIの出した『正論』と、自分の『感情』のズレを調整する」「一人で抱え込まず、言葉にできないモヤモヤを吐き出す場所になる」で、いずれも60.7%でした。
この結果からは、成婚コンシェルジュが自らの役割を、答えを与える存在ではなく、相談者の内面に伴走し、言葉にならない感情と論理の間を橋渡しする存在として捉えていることが読み取れます。
AIが瞬時に合理的な選択肢を提示できる時代だからこそ、「その正論が自分の感情とどう折り合うのか」「自分は本当に何を大切にしたいのか」といった、人間にしか寄り添えない領域の重要性が強く意識されているようです。

■現場で起きた成婚エピソードと成婚コンシェルジュの声
実際に会員様のサポートをしている成婚コンシェルジュに、実際にあった話を聞きました。
・「自分は少し優柔不断なところがあり悩む時間も多かったが、話をしっかり聞いてくれて、結論を急がせず一緒に考えたり待ってくれたりしたからここまで頑張れた」とおっしゃってくださいました。(関東エリアコンシェルジュ)
・40代のシングルマザーの会員様がご成婚退会される際、「コンシェルジュさんからの一言が後押しになり、結婚を決断した」とおっしゃってくださいました。
この方は、何かを決断する際はいつも相談するほど「AIが友達」という方でした。婚活支援サービスを選ぶ際もAIに尋ねたところ、「パートナーエージェントがおすすめ」と回答が出て入会を決められたそうです。
もちろん成婚についてもAIに相談されていたと思いますが、最終的には私からの一言が、お客様のお気持ちを動かす力になったようでした。(東海エリアコンシェルジュ)
・真剣交際に進み、お相手とも誠実に向き合われ、大きな問題も違和感も全くない状態でした。それでも「決断に迷いがある」と面談を希望されました。
「一緒にいて嫌ではないし、将来の話もできている。でも“ここで決めてしまっていいのか”と、急に怖くなってしまいました」
明確な理由があるわけではなく、ご本人も「なぜ進めないのか」を説明できない状態でした。数年前であれば「ここまで来たなら進みましょう」という一押しで成婚に至っていたかもしれません。しかし今は、条件が揃っていても「決断そのもの」が大きな壁になり、失敗を極端に恐れて動けなくなってしまうケースが増えていると感じます。(関西コンシェルジュ)
・プロポーズを経て幸せな成婚退会を迎えられたある女性会員様から、後日ご相談をいただきました。お相手のご家族から「結納」や「相続」についての条件が出て足止め状態になり、煮え切らない態度の彼にイライラが募っているという内容でした。
私は彼の家族を否定するのではなく、「彼女と彼 vs 結婚を阻むハードル」という構図で物事を捉えるようお伝えし、具体的な伝え方をアドバイスしました。
すると彼女から「確かにおっしゃる通りです!言い方って本当に大事ですね。いつも学ばせていただきありがとうございます!」と納得のお返事をいただいたのです。その後、無事にご実家への挨拶を済ませ、「やっとスタートラインに立てた気がする」という彼からの言葉とともに、嬉しいご報告をいただきました。(関西コンシェルジュ)
■AI時代に問われる「結婚相談所」の新たな定義——人生の意思決定に寄り添うコーチとして
結婚という人生の決断において、AIが効率的な情報整理を助ける一方で、最終的に「この人と人生を共にする」という判断を下すのは、やはり人間です。今回の調査で成婚コンシェルジュたちが「AIの正論と感情のズレを調整する」「一人で抱え込まず、言葉にできないモヤモヤを吐き出す場所になる」という役割を重視していたように、人生の重要な決断ほど、第三者の存在が必要とされる時代になっているのかもしれません。
結婚相談所の役割は、「結婚相手を探すこと」や「婚活の悩みをサポートすること」だけではありません。感情と論理の狭間で揺れる気持ちに伴走し、その人自身の価値観を言葉にしていく「人生の意思決定に寄り添うコーチ」としての側面が、かつてないほど重要になっています。
パートナーエージェントでは、成婚コンシェルジュによる丁寧なカウンセリングと、複数のマッチングプラットフォームとの連携による業界最大級19.2万人規模(2026年1月現在)の出会いの機会を通じて、一人ひとりの結婚に向き合っています。
決断に迷うのは、真剣に向き合っている証でもあります。私たちは、その迷いの正体を共に紐解き、お客様が心から納得できる一歩を踏み出せるよう支援し続けてまいります。
調査方法:インターネット調査
調査対象:パートナーエージェントのスタッフ30人
有効回答数(サンプル数) :30
集計期間:2026年1月14日~21日
調査機関:自社調査
※サムネイルのイラストはAIにより生成されたものであり、特定の著作物を模倣したものではありません
※真剣交際されている方同士が、婚約した状態
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 伊東 大輔
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・挙式お披露目パーティープロデュース「ラフスタ」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
<地方創生/QOL領域>
・地方自治体向け婚活支援システム「parms」
・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)
・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田・横田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
Mail:public@tameny.jp
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