全世界で676万人以上が参加、ペットボトル2,500万本分相当のゴミ回収に貢献 RUN FOR THE OCEANS 2022年 開催レポート
過去最大規模となったアディダスによるグローバルサステナビリティムーブメント
アディダス ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ステイン・ヴァンデヴォースト)は、2022年5月23日(月)~6月8日(水)の期間中、海洋プラスチック汚染問題に対する世界規模のムーブメント「RUN FOR THE OCEANS(ラン・フォー・ジ・オーシャンズ)」を開催致しました。
https://shop.adidas.jp/runfortheoceans/
#今日は海のために走る
今年度のRUN FOR THE OCEANSでは、プラスチックゴミ ゼロの未来を目指して「走行時間10分ごとに、プラスチックボトル1本*相当のプラスチックゴミをアディダスとパーレイが沿岸地域から回収する」という試みを全世界で行いました。その結果、昨年度を大きく上回る約676万人が全189か国より参加、全世界で過去最大の参加人数を記録することができました。また、参加者の総走行時間は7億7,122万分(約1,285万時間)を超え、最大回収重量上限の250トン分、ペットボトルに換算して約2,500万本分相当のプラスチックゴミ回収に貢献しました。
国内でも様々なアクティビティを行い、日本だけで約6万人が参加、昨年度と並び過去最大規模の参加者数となりました。開催初日となる5月23日(月)には羽根田卓也選手(カヌースラローム)や岩出玲亜選手(陸上競技)をはじめとするアディダスアスリート約50名が参加したサステナビリティと環境保全に関するワークショップ「アディダス サステナ スクール」を開講。その他、期間中には「ADIDAS RUNNERS TOKYO」スペシャルウィークとして、走りながらゴミを拾う”プロギング”を行う「SHIBUYA 530 CHALLENGE」の開催や、元ビーチバレー選手の坂口佳穗さんとラグビーの松井千士選手とともにアクティビティを楽しむビーチセッション、スポーツクライミング野中生萌選手や柔道家の野村忠宏さんと一緒にサステナビリティを学ぶオンラインセッションなど、様々なパートナーと「RUN FOR THE OCEANS」を盛り上げる取り組みを行いました。
本年度の「RUN FOR THE OCEANS」計測終了を記念し、アディダスがパートナーと行った取り組みをまとめたブランドフィルムを、adidas Tokyo公式インスタグラム(https://www.instagram.com/adidastokyo/)にて本日より公開します。
アディダスは今後もプラスチックゴミ ゼロの未来に向けて、全世界でサステナブルな活動を続けてまいります。
*ペットボトル1本分の重量相当(最大回収重量上限250,000kg)
- 「RUN FOR THE OCEANS 2022」詳細レポート
5月23日(月)、「RUN FOR THE OCEANS」のキックオフとともに、アディダスがアスリートへサステナビリティに関する講義を行う「adidas Sustainability School(アディダス サステナ スクール)」を開講しました。当日はカヌースラローム・羽根田卓也選手、陸上競技・岩出玲亜選手、アディダス フットボールアドバイザー・石川直宏さんが会場にて“授業”に参加した他、オンラインにて野球・清宮幸太郎選手、フィギュアスケート・坂本香織選手、サッカー・浅野拓磨選手など16競技から総勢44名ものアスリートが参加しました。
本講義の講師には、NPO法人UMINARI代表・ADIDAS RUNNERS TOKYOサステナビリティアドバイザーの伊達ルークさんとモデルの長谷川ミラさんをお招きしました。サステナビリティの基本的な概念や「RUN FOR THE OCEANS」に絡めて海洋汚染に関する現状などについてクイズ形式で会が進行。参加したアスリートからは「サステナビリティという言葉は知っていたけど、具体的な問題や現状までは知らなかった」「今回の機会で改めて学びたい」といった声をはじめ、様々な意見や感想が寄せられました。
■ADIDAS RUNNERS TOKYO RUN FOR THE OCEANS WEEK ※一部抜粋
<5月30日(月):SHIBUYA 530 CHALLENGE>
アディダスと渋谷区は、 S-SAP (シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)協定の下、走りながら ゴミを拾う「プロギング」を渋谷区内で実施しました。当日はアディダス サステナ スクールにも参加したアルバルク東京ザック・バランスキー選手とマスコットのルーク、國學院大學 陸上競技部から鈴木景仁選手、平林清澄選手、陸太陽選手がゲストランナーとして登場。アルバルク東京と國學院大學にとっての「ホーム」である渋谷の街をゴミゼロにすべく、ADIDAS RUNNERS TOKYOと共に走りました。
<6月4日(土):RUN FOR THE OCEANS SUMMIT>
総勢約100名の参加者と、期間中最も多くの方に参加頂いたADIDAS RUNNERS TOKYOセッション。
アディダス サステナ スクールにも参加した元ビーチバレー選手の坂口佳穗さんとラグビーの松井千士選手を迎え、ビーチバレーや砂浜でのトレーニング、ビーチヨガや親子で参加できるプロギングセッションなど、様々なアクティビティを楽しめる「RUN FOR THE OCEANS SUMMIT」をSUNSET BEACH PARK INAGEにて開催しました。当日はアディダス サステナ スクールにて講師を務めた長谷川ミラさんや伊達ルークさんもセッションに登場。参加された方は、ランニングのみならずそれぞれのアクティビティを走行時間としてカウントし、プラスチックゴミ回収に貢献しました。
<6月5日(日):AR TOKYO サステナスクール>
クライミングの野中生萌選手と柔道家の野村忠宏さんをゲストとしてお招きし、RUN FOR THE OCEANSやサステナビリティにまつわるスペシャルトークセッションをオンラインにて開催しました。後世の育成活動をしている野村忠宏さんは「興味・関心を抱くことが重要であり、アディダスの活動や今回のセッションは勉強になった。今後は積極的に発信をしていきたい」と総括し、幼い頃からビーチクリーン活動を行ってきたという野中選手からは「一人ひとりの意識が変われば世界も地球も変えられるので、普段フィールドとしている自然への恩返しとして取り組んでいきたい」というコメントが出るなど、サステナビリティは、いまやアスリートにとっても非常に重要な問題であることを改めて実感できるセッションとなりました。トークセッション後にはゲストと一緒にオンラインワークアウトも実施し身体を動かしながらサステナビリティを学ぶ機会となりました。
<6月6日(月):KOKURITSU RUN>
6月6日(月)には、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の協力により、「キリンチャレンジカップ2022 SAMURAI BLUE VS ブラジル代表」試合開催前の国立競技場内を走るスペシャルセッションが行われました。当日は天候の関係によりプログラムの一部変更がありましたが、選手たちと同じ目線で試合前の会場を体感できた場内ランは、すべての参加者にとって忘れられない特別な瞬間となりました。また当日の試合では、日本代表選手が走った走行時間もRUN FOR THE OCEANSの走行時間としてカウントされ、ファンと選手とが力を合わせプラスチックゴミの削減に貢献しました。
■JFA(公益財団法人 日本サッカー協会 / サッカー日本代表)
アディダスと公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、期間中に開催された「キリンチャレンジカップ2022 SAMURAI BLUE VS パラグアイ代表」「キリンチャレンジカップ2022 SAMURAI BLUE VS ブラジル代表」の2試合を対象に「アディダス RUN FOR THE OCEANSキャンペーン」を実施。この2試合を通じてサッカー日本代表選手たちが走った総計走行時間は2,057分となり、ペットボトル205本相当のプラスチックゴミ回収に貢献しました。また6月4日(土)には、幕張海浜公園とその周辺の海岸エリアにて「アスパス!ビーチクリーン」も開催。当日は全国各地から駆けつけたサポーターや海浜幕張地域の方々など総計176 名が参加し、約1時間の間に129袋分のゴミを回収するとともに、それぞれが回収活動時間を走行時間としてカウントすることで、更なるゴミの削減へと繋げることが出来ました。
■YOKOHAMA F. MARINOS(横浜F・マリノス)
横浜 F・マリノスからは、選手とランニングクラブのメンバーが「RUN FOR THE OCEANS」の取り組みに参加してくれました。期間中に行われた2試合での選手の走行時間が「RUN FOR THE OCEANS」の走行時間としてカウントされた他、横浜 F・マリノスが2010年より運営するランニングクラブにて「RUN FOR THE OCEANSランニングセッション」を5月28日(土)に開催。期間中の選手およびランニングクラブの総走行時間は合計で6,252分を記録、ペットボトル625本分相当のプラスチックゴミ回収に貢献しました。
■ALVARK TOKYO(アルバルク東京)
アルバルク東京では、5月23日(月)よりチームのADIDAS RUNNERSグループを公開し、参加ランナーを募りました。6月5日(日)には、2021-22シーズン ファンフェスタ in アリーナ立川立飛にて、RUN FOR THE OCEANSブースが登場。来場時にグループに登録した方や事前登録してから来場された方にスペシャルプレゼントが当たる企画も行われ、盛況を博しました。期間中にグループに参加したメンバーによる総走行時間は12,146分を記録し、ペットボトル1,214本相当のプラスチックゴミ回収に貢献しました。
■ AOGAKU & KOKUGAKUIN (青山学院大学 陸上競技部・國學院大學 陸上競技部)
アディダスとパートナーシップを結ぶ青山学院大学 陸上競技部と國學院大學 陸上競技部は、計測期間中の練習やレースでの走行時間を全てRUN FOR THE OCEANSの走行時間としてカウント。期間中に2大学合計で総走行時間123,420分を記録 、ペットボトル12,342本相当のプラスチックゴミの削減に貢献しました。
・RUN FOR THE OCEANS 賛同 主要アディダス取引先および協力企業 :
ABC-MART/アルペン/スポーツデポ/atmos/Amazon/ステップスポーツ/サッカーショップKAMO/スポーツオーソリティ/ヒマラヤスポーツ/スーパースポーツゼビオヴィクトリア/Garmin/Red Bull
■ 参考
<PARLEY FOR THE OCEANSとの取り組みについて>
2015年4月、アディダスは、海の美しさと脆弱性について啓発する環境保護団体PARLEY FOR THE OCEANS(パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ、以下パーレイ)とのパートナーシップを発表しました。アディダスは創設メンバーとして、教育およびコミュニケーション関連の取り組みや、プラスチックによる海洋汚染の根絶を目指す包括的なOcean Plastic Programにおいて、パーレイを支援しています。
(Ocean Plastic Program は、A.I.R.戦略(Avoid=プラスチックの使用回避、Intercept=回収、Redesign=再設計)に基づくプログラムです。)
<RUN FOR THE OCEANSについて>
RUN FOR THE OCEANSは、PARLEY FOR THE OCEANSと共に、スポーツを通じてプラスチックゴミ問題への意識を高め、ポジティブなアクションへと繋げる取り組みとして2017年にスタートし、今年で5回目の開催となります。本取り組みにはこれまで累計820万人以上のランナーが参加、昨年度は全世界で503万人、日本でも約6万人にものぼる参加者を記録するなど、過去最大の開催規模となりました。さらにアディダスは2015年以来、パーレイとのコラボレーションのもと、海岸や海沿いのコミュニティで回収されたプラスチックゴミのアップサイクルにより誕生した素材「PARLEY OCEAN PLASTIC(パーレイ・オーシャン・プラスチック)」を使用したシューズを、累計5,000万足以上販売してきました。
© 2022 adidas Japan K.K. adidas, the Badge of Sport and the 3-Stripes mark are registered trademarks of adidas.
<一般のお客様からのお問い合わせ先>
アディダスお客様窓口 Tel:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)
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