2025年大河ドラマの主人公「蔦重」を知る最初の1冊に!『Pen BOOKS 蔦屋重三郎とその時代。』が10月2日(水)発売。
歌麿、写楽、北斎を世に送り出した江戸のメディア王の粋な人生と時代背景を大解剖。この1冊で、蔦屋重三郎がまるわかり!
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書店・出版を生業に粋な町人文化を発信し、ヒット作で江戸の街を熱狂させた「蔦重」こと蔦屋重三郎。その顔は時に堅実な経営者であり、時に人気文化人を繋いで斬新な企画を立ち上げる編集者であり、時には新たな才能を育て、世に打ち出す名プロデューサーであった。本書では、蔦屋重三郎研究の第一人者・鈴木俊幸氏や、江戸文化を深く知る講談師・神田伯山氏のインタビューほか、江戸の研究者・専門家たちが語る蔦重の真の姿を収録。研ぎ澄まされたビジネス感覚と、体制や弾圧にも挫かれない気骨を、今こそ彼の生涯から感じてほしい。
【目次】
神田伯山インタビュー
時代と政治を洒落のめした蔦屋重三郎の反骨精神。
蔦屋重三郎、7つの偉業。
江戸中を熱狂させたメディア王!
巧妙な広告戦略で「耕書堂」の名を広める。
人的ネットワークを作り、大物作者を開拓。
時代の最先端を狙い、新ジャンルに挑戦。
人気の草双紙・黄表紙に体制風刺を導入。
喜多川歌麿の美人画が大ヒット!
東洲斎写楽の役者絵をプロデュース。
インタビュー|01|鈴木俊幸
蔦重は手堅いビジネスパーソンだった。
蔦屋重三郎の生涯を辿る。
吉原に生まれ育った蔦屋重三郎。
吉原のタウンガイド「吉原細見」を独占。
安定収入でリスクヘッジ。堅実な経営者。
独自の狂歌絵本で天明狂歌ブームに参戦。
大人向け絵本「黄表紙」を仕掛ける。
出版統制で処分されても、ただでは起きない。
本づくりから浮世絵へ。起死回生の路線変更。
蔦屋重三郎、最後の挑戦。
|年表|堅実かつ創造的な蔦屋重三郎の生涯。
蔦屋重三郎が見出した天才たち。
インタビュー|02|田中優子
蔦重の仕事は天才が集うサロンから生まれた。
|人物相関図|蔦重は人と人を繋げる天才だった。
蔦重の盟友にして名戯作者・山東京伝。
山東京伝の奇天烈な「黄表紙」の世界。
江戸の人気マルチ作・明誠堂喜三二。
いち早く黄表紙を描いた恋川春町。
諧謔で滑稽、江戸の人々を楽しませた「戯作」。
天明狂歌ブームの大スター、大田南畝。
天明期の江戸で大流行した「狂歌」。
蔦重の出版業を支え続けた北尾重政。
北尾派の出世頭、問題作も描いた北尾政美。
蔦重が見出した若き葛飾北斎の才能。
蔦重が演出した喜多川歌麿の美人画。
役者絵の新星、東洲斎写楽の10カ月。
インタビュー|03|浅野秀剛
歌麿と写楽、蔦重が見出した2人の天才。
出版メディアと吉原、江戸文化の震源地。
江戸の人々を熱狂させた出版メディア。
浮世絵は江戸版アイドルのブロマイド写真!?
江戸文化の発信地・吉原遊廓の世界。
遊女の生活を描いた喜多川歌麿「青楼十二時」。
インタビュー|04|永井義男
吉原とウィンウィンの関係を築いた蔦重の戦略。
江戸時代の言論・出版統制。
インタビュー|05|本郷和人
松平政権は田沼政権と大きくは変わらない?
天災・飢饉が相次いだ田沼意次の時代。
松平定信の寛政の改革と出版統制。
【書誌情報】
タイトル:Pen BOOKS 蔦屋重三郎とその時代。
書籍:定価1,980円(本体1,800円)
発売日:2024年10月2日(火)
ISBN:978-4-484-22119-9
発行:CCCメディアハウス
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