共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」、高校生と日本におけるエシカルフードアクションの浸透について考える出張授業を開催
~エシカルフードの浸透を進めるアクションについて、Z世代と共に考える場を創出~
CCC マーケティング株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役社長:田代誠、以下「CCCマーケティング」)は、Tカードのデータやアセットを活用し、生活者を中心に業界を超えたさまざまなステークホルダーと共に対話を重ねながら、世界的な課題である“持続可能な食”につながるエシカルフードアクションについて考え、行動していく共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」に取り組んでいます。
2022年9月13日(火)、エシカルフードアクションの促進に向けた取り組みの一環として、学校法人藤華学院 品川エトワール女子高等学校(東京都品川区、以下「品川エトワール女子高等学校」)でエシカルフードの浸透について考える出張授業を開催いたしました。当日は、次代を担うZ世代の高校生が、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」のメンバーと共に、エシカルフードアクションが浸透していくために、自らがどのように関わっていくことができるのか、エシカルフードアクションスコアを促進していくためには何が必要なのかについて、セッションを行いました。
【出張授業開催の背景】
出張授業を実施する品川エトワール女子高等学校の3年N組(ネイチャースタディコース)では、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の有識者である平井巧氏(株式会社honshoku代表)が2020年より講師を務めており、食に関するさまざまな視点で学びを深める授業「衣食住と環境」を行なってきました。一方、『多様なステークホルダーとの対話からエシカルフードについて考え、行動していく』という考えのもと取り組みを行っている「Tカードみんなのエシカルフードラボ」は、エシカルフードアクションについて共に考え、対話を行っていくステークホルダーとして、品川エトワール女子高等学校の高校生との授業を開催することを決定いたしました。
【出張授業の様子】
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」のメンバーからは、現在の取り組みの紹介や活動する中で感じるエシカルフードアクションの浸透における課題や悩みについて生徒の皆さんに共有しました。その後、生徒の皆さんを交え、自身の周り(家族・学校・友達・社会など)では、エシカルに関して何が”正しい”と言われているかを発表し、その”正しい”ことに対して共感すること、モヤモヤすることを生徒の皆さんが自分ごととして向き合いました。最後には、エシカルに関する共感やモヤモヤを未来につなげるためにどんなアクションが必要かについて、対話を行いました。
<生徒の皆さんからのコメント(一部抜粋)>
(昆虫食は美味しいのだろうか?将来、本当に増えていくのか?という問いに対して)
・食糧不足などの解決のために、昆虫食に取り組むことには共感はできる。ただ、昆虫が苦手な自分にとって、昆虫を食べること自体に拒否感がある。
今後、昆虫食が浸透することで、昆虫にも天然や養殖といった概念が生まれたり、アニマルウェルフェアのように昆虫養殖に関する定義が議論されたりしていくのではないか。
(プラスチック容器や包材などを、削減・代替できるか?という問いに対して)
・紙の食器やストローだと、そもそも食べ物の味が変わってしまう。せっかく環境に配慮していても、食べ物が美味しく感じなくては意味がない。味の変化から、安心・安全についても疑問に感じてしまう。
・日本特有の衛生的な概念(清潔を維持する)が根強いのではないか。消費者はあまり気にしていないけれど、企業が過剰に意識して、対策(過剰包装など)を行なってしまっているのではないか?
(一般的に値段が高いと言われているオーガニックなどを選ぶべき?という問いに対して)
・オーガニックがエシカルとして良いことは理解しているが、実際には購入することが難しい。買ってみたいとは思うが、日常ではやはり難しい。金銭的に余裕がある人がもっと購入しやすいような工夫をしてはどうだろう。
(食品ロスは無くさないといけない?という問いに対して)
・賞味期限が1日でも過ぎたら捨てられてしまうのはもったいない。食品によるが加工されているものなどは、少しくらい賞味期限が切れても食べられると思う。合わせて、賞味期限が切れる前の値引きなどはもっと実施されてもいいのでは?食べられるものが値引きされるのは嬉しいと思う。
■授業の講師を務めた平井巧氏からのコメント
「今回授業に参加した生徒たちとは、これまで半年にわたって食と環境について学んできました。今の高校生は当たり前のように、食に関して、”正しい”と言われることの情報に接しているため、少し疲れている印象を持っていました。実際に、生徒の中には、食について考えることに行き詰まっていたり、学ぶ楽しさを感じられず、モヤモヤしている人もいました。
今回の授業が終わった時、そういった生徒から面白かった。楽しかったという感想を聞けたことは本当に嬉しかったです。今回の授業は、正しい答えを知るという一方的な授業ではなく、自分たちゴトとして友達の意見や考えに触れ、生徒同士が主役になって交流できたことがよかったのだと思います。ぜひ、今後もこういった機会を作っていきたいと思います。」
■実施場所:学校法人藤華学院 品川エトワール女子高等学校
〒140-0004 東京都品川区南品川5-12-4 https://www.etoile.ed.jp/highschool/
■授業実施に伴う関係者:
平井巧氏:株式会社honshoku 代表
大森愛氏:株式会社honshoku
有福英幸氏:株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役社長
瀧田希:CCCマーケティング株式会社 コミュニケーション戦略室プロデューサー
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」ラボリーダー
品川エトワール女子高等学校 3年N組(ネイチャースタディコース:12名※)
※N組の生徒数は14名ですが、当日は12名の生徒で授業を行いました。
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」では今後も生活者の皆さまとの対話やエシカルフードを身近に感じられるような機会の創出を行い、エシカルフードに対する認知・共感・理解促進を図ってまいります。
CCCマーケティングは、生活者、メーカー、流通など「食」に関わるあらゆるステークホルダーの皆さまと共に、エシカルフードが社会に少しでも浸透していくこと、そして「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の活動ひとつひとつが、未来につながる食の循環を作ることに貢献してまいります。
【出張授業開催の背景】
出張授業を実施する品川エトワール女子高等学校の3年N組(ネイチャースタディコース)では、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の有識者である平井巧氏(株式会社honshoku代表)が2020年より講師を務めており、食に関するさまざまな視点で学びを深める授業「衣食住と環境」を行なってきました。一方、『多様なステークホルダーとの対話からエシカルフードについて考え、行動していく』という考えのもと取り組みを行っている「Tカードみんなのエシカルフードラボ」は、エシカルフードアクションについて共に考え、対話を行っていくステークホルダーとして、品川エトワール女子高等学校の高校生との授業を開催することを決定いたしました。
【出張授業の様子】
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」のメンバーからは、現在の取り組みの紹介や活動する中で感じるエシカルフードアクションの浸透における課題や悩みについて生徒の皆さんに共有しました。その後、生徒の皆さんを交え、自身の周り(家族・学校・友達・社会など)では、エシカルに関して何が”正しい”と言われているかを発表し、その”正しい”ことに対して共感すること、モヤモヤすることを生徒の皆さんが自分ごととして向き合いました。最後には、エシカルに関する共感やモヤモヤを未来につなげるためにどんなアクションが必要かについて、対話を行いました。
<生徒の皆さんからのコメント(一部抜粋)>
(昆虫食は美味しいのだろうか?将来、本当に増えていくのか?という問いに対して)
・食糧不足などの解決のために、昆虫食に取り組むことには共感はできる。ただ、昆虫が苦手な自分にとって、昆虫を食べること自体に拒否感がある。
今後、昆虫食が浸透することで、昆虫にも天然や養殖といった概念が生まれたり、アニマルウェルフェアのように昆虫養殖に関する定義が議論されたりしていくのではないか。
(プラスチック容器や包材などを、削減・代替できるか?という問いに対して)
・紙の食器やストローだと、そもそも食べ物の味が変わってしまう。せっかく環境に配慮していても、食べ物が美味しく感じなくては意味がない。味の変化から、安心・安全についても疑問に感じてしまう。
・日本特有の衛生的な概念(清潔を維持する)が根強いのではないか。消費者はあまり気にしていないけれど、企業が過剰に意識して、対策(過剰包装など)を行なってしまっているのではないか?
(一般的に値段が高いと言われているオーガニックなどを選ぶべき?という問いに対して)
・オーガニックがエシカルとして良いことは理解しているが、実際には購入することが難しい。買ってみたいとは思うが、日常ではやはり難しい。金銭的に余裕がある人がもっと購入しやすいような工夫をしてはどうだろう。
(食品ロスは無くさないといけない?という問いに対して)
・賞味期限が1日でも過ぎたら捨てられてしまうのはもったいない。食品によるが加工されているものなどは、少しくらい賞味期限が切れても食べられると思う。合わせて、賞味期限が切れる前の値引きなどはもっと実施されてもいいのでは?食べられるものが値引きされるのは嬉しいと思う。
■授業の講師を務めた平井巧氏からのコメント
「今回授業に参加した生徒たちとは、これまで半年にわたって食と環境について学んできました。今の高校生は当たり前のように、食に関して、”正しい”と言われることの情報に接しているため、少し疲れている印象を持っていました。実際に、生徒の中には、食について考えることに行き詰まっていたり、学ぶ楽しさを感じられず、モヤモヤしている人もいました。
今回の授業が終わった時、そういった生徒から面白かった。楽しかったという感想を聞けたことは本当に嬉しかったです。今回の授業は、正しい答えを知るという一方的な授業ではなく、自分たちゴトとして友達の意見や考えに触れ、生徒同士が主役になって交流できたことがよかったのだと思います。ぜひ、今後もこういった機会を作っていきたいと思います。」
- 【エシカルフードアクションの浸透について考える出張授業の概要】
■実施場所:学校法人藤華学院 品川エトワール女子高等学校
〒140-0004 東京都品川区南品川5-12-4 https://www.etoile.ed.jp/highschool/
■授業実施に伴う関係者:
平井巧氏:株式会社honshoku 代表
大森愛氏:株式会社honshoku
有福英幸氏:株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役社長
瀧田希:CCCマーケティング株式会社 コミュニケーション戦略室プロデューサー
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」ラボリーダー
品川エトワール女子高等学校 3年N組(ネイチャースタディコース:12名※)
※N組の生徒数は14名ですが、当日は12名の生徒で授業を行いました。
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」では今後も生活者の皆さまとの対話やエシカルフードを身近に感じられるような機会の創出を行い、エシカルフードに対する認知・共感・理解促進を図ってまいります。
CCCマーケティングは、生活者、メーカー、流通など「食」に関わるあらゆるステークホルダーの皆さまと共に、エシカルフードが社会に少しでも浸透していくこと、そして「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の活動ひとつひとつが、未来につながる食の循環を作ることに貢献してまいります。
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