大好評5刷『D2C THE MODEL』著者陣による最新刊『AI-Ready Commerce AI時代に変化適応する大企業のコマース事業モデル』10月24日刊行決定

DX失敗の構造的な要因を解明し、AIと共に進化する企業の条件を提示

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年10月24日に書籍『AI-Ready Commerce AI時代に変化適応する大企業のコマース事業モデル』を刊行します。

本書はAIコマースプラットフォーム「ecforce」を開発・提供し、大手企業のDXプロジェクトを数多く成功に導いてきた株式会社SUPER STUDIOの取締役副社長 COO 兼 CPO(共同創業者)花岡宏明氏と、同社執行役員 CMO 飯尾元氏による、コマース事業者がAI時代を勝ち抜くための「変化し続けられる構造」を実現するための実務書です。

●なぜ今、AI活用のための構造的変革が急務なのか 

2022年末、OpenAI社が発表した対話型AI「ChatGPT」の登場をきっかけに生成AIが世間を席巻しています。生成AIが消費者の購買行動を根本から覆し、コマースビジネスのルールを書き換えようとしている今、かつて戦略の中心にあった「どうすれば人の心を動かし、買ってもらえるか」という問いは、もはや絶対的なものではありません。生成AIは、IT化と同じように「活用しない」という選択肢がないほど急速な広がりをみせており、コマースビジネスの環境は再び激変の時を迎えています

一方、かつてDXでつまずいた企業は、AI活用においても同じ失敗を繰り返すリスクに直面しています。コロナ禍を機に企業のDX推進が長らく叫ばれ続けていますが、多くのコマース企業では、本質的なDXを実現できぬまま、道半ばにあります。

その要因は、人の問題ではなく、「構造」にあります。この「構造」そのものを変えない限り、企業はAI時代の変化に対応できず、AIがもたらす巨大なチャンスを逃すことになるでしょう。

●本書が提唱する具体的な解決策

本書が示す「AI-Ready Commerce」とは、AIが活躍できる柔軟な「システム基盤」と、高速で仮説検証を回す「アジャイルな運営体制」を両輪で備えたコマースビジネスの姿です。

「変化し続けられるビジネス基盤」を持つことで、AIがDXを加速させる推進力として真価を発揮し、企業の変革を持続的に後押しします。この状態を実現するため、本書では具体的な方法論として、「ニューノーマルSI(システムインテグレーション)」と「アジャイルDX」を提示します。

ニューノーマルSI:市場変化に合わせて進化し続けるSaaSをベースとし、AI-Readyなシステム基盤を構築。その上で、固有の要件のみをSIで補うという、SaaSとSIを融合させた柔軟性と拡張性の高い新しいシステム構築アプローチ。

アジャイルDX:仮説検証サイクルを高速で回し、再現性のある成果を積み上げる実行手法。市場変化に柔軟に対応しながら、継続的な改善と成果創出を実現することで、AI時代の競争力を高めるアプローチ。

これらのアプローチにより、「1年以上かかると見込まれたDXプロジェクトをわずか4ヶ月で本番リリース」「店頭スタッフの業務工数を25%削減」といった、劇的な成果が実際に生まれています。

本書は、AIが変える未来の顧客体験からブランド戦略、システムと組織の構造と設計、具体的なプロジェクトの進め方までを体系的に解説する実務書です。

▼本書の読みどころ

「人に売る」から「AIに選ばれる」時代への戦略転換:AIが消費者の購買行動に関与する未来を見据え、従来のマーケティングやブランディングを「構造化された魅力」として再定義する必要性を説いています。

大企業のDXの失敗の真因を「構造」と特定:多くの企業がDXにつまずいた理由を、人材や文化の問題だけでなく、ウォーターフォール型のシステム開発という「実行不全の構造要因」にあると特定。その解決策を具体的に示しています。

SaaSとSIの「融合」という新しい選択肢:従来は二者択一とされてきたSaaSとSIを組み合わせる「ニューノーマルSI」を提唱。大企業が抱えるフィットギャップの問題を解消し、AI-Readyなシステム基盤を構築する道筋を明らかにしています。

▼こんな方におすすめ

・大企業のコマース事業、DXを推進している経営者、担当者

・AIを自社のビジネスにどう活かせばよいか模索している事業責任者

・コマースビジネスのグロース、マーケティング、システム開発に携わる方

●著者紹介

花岡 宏明(はなおか・ひろあき)

株式会社SUPER STUDIO 取締役副社長 COO 兼 CPO(共同創業者)

2010年に関西大学を卒業後、国内最大手SI企業に入社。プロジェクトマネジャーとして大手金融企業の基幹システムの開発及び保守運用を担当。2014年にSUPER STUDIOを創業。現在、経営戦略・組織マネジメントからSaaSプロダクトのリードまでを担い、データとAIを活用したコマースDXを推進。特に、大手企業におけるAI時代のアジャイルDX実現に向けて、“AI-Readyなシステムアーキテクチャ”の第一人者として業界をリードしている。共著に『D2C THE MODEL』(クロスメディア・パブリッシング)がある。

飯尾 元(いいお・げん)

株式会社SUPER STUDIO 執行役員 CMO

早稲田大学法学部卒業後、国内最大手インターネットサービス企業に入社。ファーストパーティEC事業の事業戦略部門にて、主に新レベニューソース創出、利益改善、SCM改革などのプロジェクトを担当。その後、外資コンサルファームにて、デジタル時代のビジネスモデル変革、デジタルプラットフォーム構想策定等、デジタル戦略領域を中心としたプロジェクトに従事。2019年にSUPER STUDIOに参画。現在はCMOとして、B2Bソリューション事業におけるマーケティング・セールス部門を管掌。プロフェッショナルコンサルティングとSaaS・AIを組み合わせた、次世代型のIT戦略プロジェクトの推進を統括。大手企業のアジャイルDX推進による変化適応力のある事業体質への転換に向け、戦略からIT・オペレーションまでの構想策定と実行支援の両面を牽引する。共著に『D2C THE MODEL』(クロスメディア・パブリッシング)がある。

●書籍情報

『AI-Ready Commerce AI時代に変化適応する大企業のコマース事業モデル』

著者:花岡宏明・飯尾元

定価:2,200円(本体2,000円+税)

体裁:A5変形/256ページ

ISBN:978-4-295-41150-5

発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)

発売日:2025年10月24日

▼リンク一覧(クロスメディアグループ)

株式会社クロスメディア・パブリッシング https://cm-publishing.co.jp/

 株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/

 クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/

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会社概要

URL
https://cm-group.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-20-3 東栄神宮外苑ビル
電話番号
03-5413-3140
代表者名
小早川幸一郎
上場
未上場
資本金
7860万円
設立
2005年10月