“パンダバンブーアートプロジェクト2024”パンダが食べる竹5,000本を使用した「きらめく丘」が完成!
“いのちつながる・踊る” 完成スペシャルイベントを開催しました
2024年10月5日(土)、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)を舞台に、ジャイアントパンダが食べる竹5,000本を活用し、竹あかり演出家 池田親生 氏と世界的な竹アーティスト ワン・ウェンチー 氏が共創した超巨大竹アート作品「きらめく丘」の完成スペシャルイベントを開催いたしました。
オープニングセレモニーにおいては、プロジェクト実行委員会の関係者と本プロジェクトのご支援者約100名が参加、岸和田市 永野耕平 市長、白浜町 大江康弘 町長にも来賓としてご臨席いただき、ご参加の皆様と共にアートの完成に感謝し、今後の繁栄を願う神事を執り行いました。
記念イベントではワン・ウェンチー 氏や池田親生 氏らによるトークイベント、舞踊パフォーマンスなどが行われ、パーク来場者に向けた一般公開もスタートしました。トークイベントでは、本アート作品「きらめく丘」が、大小2つの竹のドームとそれをつなぐ竹の回廊で構成されており、和歌山の雄大に連なる山々を表現されていること、そして、自然の竹で編まれた小ドームは「PLAY・あそび」、大ドームは「PRAY・祈り」の空間として、「動」と「静」が調和する場となり、訪れた人々がつながり、人・動物・自然、すべての生き物が調和する豊かな世界を願いともに問い続ける場所にしていくことが、語られました。
今後、パンダバンブーアートプロジェクト実行委員会では、1年間に渡ってこのアート作品をトモに楽しみ、"場"をおもしろく盛り上げたい協賛パートナーを募集しています。活動に共感いただける方々は、是非企画のご提案、お問い合わせをお待ちしています。
<協賛パートナーの募集について>
期間:2025年10月まで募集予定
①パンダバンブーアートプロジェクト2024公式Webページでの社名・ロゴ掲載、公式SNSでの企業・団体紹介、Panda Bamboo Art Projectの公式ロゴの使用権(商業利用不可、PRやCSR活動への利用限定)
②10月6日以降の有料イベントご招待(イベントにより招待枠は変動します)
③作品体験+パーク周遊ツアー(団体予約、所要時間60分、50名まで)
④空間利用:SDGsの取り組みのPRイベント実施など
※詳しくは「パンダバンブーアート実行委員会」までお問合せください。(連絡先 panda-bamboo-art2024@aws-s.com)
<完成スペシャルイベントの様子>
・神事を執り行い、アート作品が関わる皆様のSmile溢れる場所になることを願いました。
・テープカットで「きらめく丘」オープン!
・内部は大ドーム(静空間)と小ドーム(動空間)に分かれています。
ー大ドームー
ー小ドームー
・トークイベントを開催しました!アート作品に込められた想いとは?人と動物と竹のつながりとは?
・アート×パンダ×ヨガ で極上のととのい
・夕暮れの「きらめく丘」前での尺八・篠笛アーティスト 山口 整萌 氏 による尺八演奏
・ライトアップすれば、日中とは違う幻想的な空間へ
・女流舞踊家 實川 ふう 氏による舞踊パフォーマンス「竹姫」
パンダバンブーアートプロジェクト2024概要
パンダとともに循環をつくる「パンダバンブープロジェクト」このプロジェクトは、里山を荒廃させる竹を伐採し、アドベンチャーワールドで暮らすジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、廃棄していた竹や食べ残し、糞を有効資源としてアップサイクルを推進するソーシャルプロジェクトです。2019年から始まり、竹あかり制作ワークショップ、アオリイカの産卵床づくりなど多岐にわたる活動を展開しています。
プロジェクトの集大成!超参加型「パンダバンブーアートプロジェクト2024」
昨年、竹300本を使用し制作した「Love of“彩浜”」に続き、今年は5,000本の竹を使用してさらに巨大なアートを制作しました。ワン・ウェンチー 氏とグローバル制作チームが8月に来日し、アドベンチャーワールド内で制作を開始。完成後の1年間、「いのちがつながる・踊る!」をテーマに、アート空間を活用したイベントを開催します。
作品コンセプト
Title: Glimmering Hill(きらめく丘)
台湾アーティストのワン・ウェンチー(王文志) は、2023年、アドベンチャーワールドに招待され作品「Love of “彩浜”」を制作。その際、多くの親子連れが遊んでいるのを見て、彼は「Glimmering Hill」という作品の着想を得た。竹で編まれた大小の構造物の組み合わせは、和歌山県の連なる山々から想起されるように、大小二つの「丘」の「つながり」をイメージしている。それは、アドベンチャーワールドと和歌山県という二つの場と文化のつながりであり、人間と自然を遊歩道がつないでいるさまもある。この 「つながり」という概念は、人間と動物が世代を超えて受け継がれていくことを意味している。自然が私たちを育むように、自然もまた、世代から世代へと命を伝えていく。ワン・ウェンチーは作品の素材に竹を選び、観客を山や森に誘い、自然の慈愛を感じさせることを意図した。「きらめき」は深い感謝と希望を象徴し、世界中の人々の自然への愛にあかりを灯すことを願っている。私たちの想いは小さくても集まれば、和歌山を、日本を、そして地球環境を昇華させ、照らすことができる。今回、自然や山への感謝や尊敬の念を伝え、人々の自然への感動を表現するために、「竹あかり」を制作する親生チーム(CHIKAKEN)とコラボレーションすることとなった。
観客はこの「きらめく丘」作品の中を歩き回る。すると、昼は光と影の変化する空間で自然への畏敬の念と精神性を体感し、夜は竹あかりの生み出す幻想的空間の中で星空と光と反射を体感する。
昼と夜、異なる雰囲気の中で、新たな希望と湧き上がる感動、そして生命を育む無限の可能性を感じることができる。
Artist: Wang, Wen-Chih(王文志)
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期間
2024年4月~2025年10月 -
スケジュール
5月28日 プロジェクトリリース・ボランティア募集スタート6月~ 竹の調達スタート
7月~ クラウドファンディングスタート
8月~ アート制作開始
10月 完成・セレモニー
イベントスタート(~2025年10月まで開催予定)
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参加アーティスト
ワン・ウェンチー(王文志)・CHIKAKEN(ちかけん) -
作品制作場所
希少動物繁殖センターPANDA LOVE(パンダラブ)エリア -
公式SNS
facebook :https://www.facebook.com/pandabambooart2024/
アーティスト紹介
ワン・ウェンチー(王文志)氏
1959年、台湾生まれ。竹を使った巨大な建築物をつくることで知られて
います。アジア、ヨーロッパ、北米と、世界中で作品を発表し続けています。
瀬戸内国際芸術祭と所縁の深いアーティストです。
<過去の作品>
2021年 World Bamboo Congress Taiwan
CHIKAKEN(ちかけん)
崇城大学にて出会った、「ちか」と「けん」を中心としたユニット。
共に師事した内丸惠一先生の提唱する「まつり型まちづくり」をベースに、竹に穴を開けてあかり(ろうそくやLED)を灯す「竹あかり」の演出制作・プロデュース会社「CHIKAKEN〈ちかけん〉」を、2007年4月に設立。現在6名で活動しています。熊本を拠点に全国各地で「竹あかり」を灯し、その土地にしかない“風景”と“物語”を創りつづけています。「人と人・人とまち・人と自然」を繋ぐ「竹あかり」が一過性の「事業」として消費されるのではなく、新たな日本の「文化」として受け継がれることを目指しています。
<過去の作品>
https://chikaken.com/wp-content/uploads/2022/10/20221011_A4_chikaken_panphlet.pdf
パンダバンブーアートプロジェクト実行委員会
CHIKAKEN/株式会社 アワーズ/TSP太陽 株式会社/HI合同会社/安部良アトリエ一級建築士事務所/和歌山大学/白浜町/岸和田市/ゆめみヶ丘岸和田まちづくり協議会
アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという“小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。
SDGsについて
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。
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