女性芸術家に焦点をあてた２つの催しを、7月に横浜で開催

19世紀末から20世紀初頭、激動の時代に生きた女性芸術家たちの作品とその生涯に迫る

横浜市民ギャラリーあざみ野（横浜市青葉区／アートフォーラムあざみ野内）では、19世紀末から20世紀初頭、激動の時代に生きた女性芸術家に焦点をあて、下記２つの催しを開催します。
7月20日開催の「あざみ野サロン」ではドイツのクララ・シューマン（1819-1896）と、日本の幸田延（1870-1946）というふたりの作曲家を、トークとヴァイオリン＆ピアノによる演奏で紹介。7月23日開催の「あざみのカレッジ」では、フランスの女性画家　シュザンヌ・ヴァラドン（1865-1938）を講座形式で紹介します。
ドイツ、日本、フランス・・・それぞれの国の時代背景の中で、彼女たちはどのように生き、どのような作品を生み出したのか。様々なアプローチから学び、感じていただきます。

• 2022年7月20日（水）開催　「あざみ野サロン」

トーク＆コンサート
歴史を作った女性音楽家たち ～クララ・シューマンと幸田延～
https://artazamino.jp/series/azamino-salon/
 

左：幸田延　右：クララ・シューマン

古来、女性は音楽家の役割をしばしば担っていましたが、いつしか主に男性の役割とされ、女性が芸術の創造の場から遠ざけられてしまう時代が続きました。そんな中においても演奏、作曲において輝きを放った偉大なふたりの女性芸術家、「クララ・シューマン」と「幸田延」を取り上げ、ナビゲーターによるトーク、そしてヴァイオリンとピアノによる、いまだ珍しい幸田延作品の実演を含む演奏で、ふたりの音楽作品とその波乱の生涯を辿ります。

【日　時】2022年7月20日(水)　15:00～16:30
【出　演】ナビゲーター：浦久俊彦、ヴァイオリン：小林美恵、ピアノ：ジャンミッシェル・キム
【会　場】アートフォーラムあざみ野 1階 レクチャールーム
【料　金】自由席 2,000円　※チケット発売中
【主　催】横浜市青葉区民文化センター フィリアホール、横浜市民ギャラリーあざみ野、男女共同参画センター横浜北
※詳細はコチラ　https://artazamino.jp/series/azamino-salon/
 

• 2022年7月23日(土)開催　「あざみ野カレッジ」

 女性画家シリーズ　シュザンヌ・ヴァラドン
―19世紀末から20世紀初頭のパリに逞しく生きた女性画家
https://artazamino.jp/event/azamino-college-20220723/

 

シュザンヌ・ヴァラドン《自画像》1898年、油彩・カンヴァス、40×26.7cm ヒューストン美術館蔵

「あざみ野カレッジ」では、新しい美術の魅力を発見し、新鮮な驚きと出会えるような講座を開催しています。今回ご紹介する「シュザンヌ・ヴァラドン」は、ルノワールのモデルとして、エリック・サティの恋人として、そしてモーリス・ユトリロの母として知られていますが、彼女が偉大な画家であったことは、あまり知られていません。文化が爛熟した19世紀末から20世紀初頭に生きた女性画家、ヴァラドンの生涯と作品をたどります。

【日　時】2022年7月23日(土)　14:00～16:00
【講　師】沼田英子（横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員）
【会　場】アートフォーラムあざみ野 2階 セミナールーム2・3
【参加費】あざみ野カレッジ学生証料金：500円、一般料金：1,000円
【対象・定員】30名程度（要事前申込／先着順） ※申込み受付中
【主催】横浜市民ギャラリーあざみ野（公益財団法人横浜市芸術文化振興財団）
※詳細はコチラ https://artazamino.jp/event/azamino-college-20220723/

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• 横浜市民ギャラリーあざみ野

横浜市民ギャラリーあざみ野は、美術というジャンルを超えた表現の新たな動向を紹介し、創造性溢れる表現活動を幅広く育み、人と人とが交流する市民と創造活動の「出会いの場」をつくることを目的としています。
展示室やアトリエを管理運営し市民利用の場として提供するほか、年に3回の企画展や、多彩なアトリエ講座、コンサートなどを企画実施しています。

ホームページ　https://artazamino.jp/

〒225-0012　神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3　アートフォーラムあざみ野内
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アクセス：東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野駅」徒歩5分